『純情クレイジーフルーツ』や『原色恋愛図鑑』を手掛けた、コミカルな作風の少女漫画家・松苗あけみ(まつなえ あけみ)さん。
ドラマ化された作品も多いベテラン漫画家ですが、最近はあまり名前を見かけない印象があるかもしれません。
2023年現在も活動を続けているのか確認しましょう。
また本人写真に映った若い頃の姿が、SNS上で「美人」と話題になっているようですのでチェック。
併せて猫が好きというエピソード、出身高校の情報、実家の表具店についても見ていきます。
松苗あけみのプロフィール
本名:難波明美
生年月日:1956年11月18日
身長:不明
出身地:東京都杉並区西荻窪
最終学歴:東京立正女子高等学校(現在の東京立正高等学校)
松苗あけみは現在、ぶんか社で活動
松苗さんは2023年現在、67歳を迎えました。
サラリーマンであれば定年退職をする人も多い年代ですね。
一方、定年がない漫画家である松苗さんは、今も変わらず活動を継続しています。
近年は雑誌や書籍の出版事業を行う「ぶんか社」から、作品を出版してきました。
『グリム艶童話~恋を欲しがるお姫様たち~』『ベルサイユ狂想曲~エマは♥♥がお好き~』など、ぶんか社から出した作品は多数あります。
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— TAIZO (@edomu) July 26, 2011
また4コマ漫画雑誌「本当にあった笑える話」では、2018年から2020年まで『松苗あけみの少女まんが道』を連載。
『松苗あけみの少女まんが道』めちゃめちゃ面白かった!当時の『ぶ〜け』の背表紙裏表紙にに回り込んでカラー表紙を描くあれを発案したのは松苗先生だったとは!本当に素晴らしい美しさだったです!あれでまた雑誌を買い始めた当時でした。『ぶ〜け』は少女マンガに琳派を持ち込んだと思ってます〜。 pic.twitter.com/TR14WKmGrE
— 小西@図書の家 (@torikotori) June 13, 2020
80年代に複数の連載を抱えていた頃よりはスローペースですが、今なお作品を生み出し続けていましたね。
松苗あけみの本人写真が美人と話題
松苗さんはメディア出演をする際、自身の顔を隠しています。
しかし若い頃の写真が書籍に載っていたため、かつての顔を知っているファンは多いようです。
SNS上では、松苗さんが若い頃の本人写真を所有している人が、彼女を「美しい」と評しています。
美しい!松苗あけみ先生! pic.twitter.com/JXhLMHE8Ll
— 瀧波ユカリ (@takinamiyukari) October 2, 2015
確かに若い頃の松苗さんは、清楚な印象がある面長タイプの美人でした。
ご自身はシャイな性格なのか、顔出しを控えているようですが、今では洗練された美しいマダムとなっているのでしょうね。
松苗あけみは漫画業界きっての猫好き
松苗さんは漫画業界きっての猫好きとして知られています。
最も多いときで15匹もの猫を飼っていたそうです。
猫好きにとって、多くのかわいい猫に囲まれた生活は幸せに違いありません。
しかしもちろん、猫の数が多い分、死別を経験する回数も多くなります。
松苗さんは亡くなった猫への愛情を込めて、単行本『あと何回ペットロスになればいいですか?』を出版しました。
\ 新着 Pick up ♫/
『あと何回ペットロスになればいいですか?/松苗あけみ』
猫の数だけ幸せがあり、幸せの数だけ悲しみがある。ペットを飼う以上避けては通れない『死』という現実。漫画界きっての猫好き・松苗あけみが描く猫終活エッセイ。https://t.co/i4yD6P62eH pic.twitter.com/ZkS3eDlMvx
— まんが王国編集部 (@mangakingdom) November 13, 2018
飼い猫の出産時に感じた喜び、高級な家具を駄目にされてしまったときの落胆など、悲喜こもごもをつづったコミックエッセイです。
恵まれない猫を拾ったり、猫を亡くした悲しみを埋めるために新たな猫を飼ったりと、松苗さんは常に猫と暮らしてきたといいます。
さすがに飼い猫15匹はかなり大所帯ですが、猫好きであれば誰もが共感できる作品に違いありませんね。
松苗あけみの出身高校は東京立正女子高校
松苗さんは東京立正女子高校の出身です。
中高一貫の学校で、2002年からは共学化し、東京立正高校となりました。
日蓮宗の仏教系高校ですが、生徒の大半は宗教関係者ではなく、一般的な家庭で育った子供たちです。
偏差値は50程度のため、中堅私立校と言えるレベルの学校ですね。
早稲田大学や上智大学など難関大学の合格実績があるため、真面目に勉強をして、偏差値をアップさせた生徒も多いようです。
松苗さんの場合は漫画研究部に所属していました。
受験勉強はせずに、漫画家修業に情熱を注いでいたのでしょうね。
松苗あけみの実家は表具店
松苗さんの実家は東京都杉並区西荻南にあった「松苗表具店」でした。
すでに閉店していますが、繁盛していた当時は襖や障子、掛け軸などの商品を扱っており、白い紙が大量にあったそうです。
松苗さんは幼少期から、余った紙に絵を描いて、画力を上げていたのでしょう。
襖絵の見本絵ももらえたため、模写して絵の練習をしていたに違いありません。
松苗さんは長年、実家の近くに暮らしていたようで、西荻南の居酒屋「風神亭」で編集者と打ち合わせすることもしばしばでした。
西荻南は居酒屋はもちろん、カフェやケーキ屋、雑貨店、古本屋などがひしめく魅力的なスポットです。
散策に最適な楽しい街のため、松苗さんは作品の構想を練りながら、地元を散策することも多いのではないでしょうか。
漫画家として大成してもなお離れたくないほど、魅力的な地元に愛着を感じているのでしょうね。
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