自身の生い立ちを土台としたエッセイ漫画『ちびまる子ちゃん』の作者として知られる、さくらももこさん。
国民的アニメとしても知られており、さくら一家の日常生活をあたたかい気持ちで見守っていたファンは多いでしょう。
実際のさくらさんの家族も、作品に描かれたような面白い一家たったのでしょうか。
父、母、姉の情報を順番に見ていき、実家の詳細をまとめます。
さらにさくらさんは幼少期、本当にちびまる子ちゃんのような性格の子供だったのか、調査してみました。
さくらももこのプロフィール
愛称:ももちゃん
本名:非公表(旧姓:三浦)
生年月日:1965年5月8日
死没:2018年8月15日
身長:159cm
出身地:静岡県清水市(現在の静岡市清水区)
最終学歴:静岡英和女学院短期大学国文学科(現在の静岡英和学院大学短期大学部)
さくらももこの家族:父は八百屋
さくらさんの家族は、実際は「三浦」という一家でした。
まずは父の情報から見ていきましょう。
『ちびまる子ちゃん』では、さくら家のお父さんは「ひろし」というキャラクターとして親しまれています。
明日ってさくらひろしの誕生日なんだね、知らなかった。 pic.twitter.com/97xOUjvh7n
— ふわっち🦑 (@Ky0v1) June 19, 2018
ただひろしが働いている描写が一切なく、彼を「ニート」と呼んでいる人もいました。
さくらひろしが働いてるとこアニメ化されてないけど、こいつニートか・・・?
— やっさぁぁんさん (@Yssaan_Sun27) December 22, 2013
さくらひろしって何の仕事してんの?まさかのニート?
— もっちー (@dittkr666) October 29, 2011
例えば同じく国民的アニメの『クレヨンしんちゃん』では、主人公しんのすけの父・野原ひろしはサラリーマンですよね。
しかしさくら家のひろしが働く描写はないため、マイペースで気ままな男のイメージが定着してしまったのでしょう。
ひろしのモデルは、さくらさんの実父です。
名前も同じひろしさんだそうですが、実際にはキャラクターと異なり、きちんと働いていました。
仕事は八百屋さんだったそうですから、サラリーマンではありませんね。
働いていたとはいえ自営業のため、キャラクター同様、自宅にいる時間が長かったことは確かでしょう。
もちろん自宅で怠けるようなことはなく、勤勉に働いていたに違いありません。
ネット上では父について、多額の借金を抱え、女と駆け落ちした末に北海道で凍死したという噂が流れていました。
もちろん単なる都市伝説で、ガセネタです。
今では八百屋を畳みましたが、ご健在で過ごしているようですよ。
さくらももこの家族:母は元看護師
さくらさんの母はすみえさんです。
ネット上では「心労により統合失調症になった」という噂が流れています。
しかしこちらも根拠がないため、ガセネタですね。
実際のお母さんは旦那さんと共にご健在とのこと。
看護師として勤務した後、八百屋に嫁入りして、旦那さんと店を切り盛りしていたのです。
真面目でしっかり者のお母さんであることは、『ちびまる子ちゃん』で描かれた通りかもしれませんね。
さくらももこの姉は三浦範子
さくらさんの姉は、三浦範子さんです。
「さくらももこ さんの姉は柴田亜美の元マネージャー」との噂がありますが、未確定情報です。
確定情報
・さくらももこさんの姉の名前は「三浦範子」
・範子さんは「某漫画家のマネージャー」だった
・柴田亜美の元マネージャーの名前が「三浦のりこ」と紹介されていたしかし同一人物かは不明です。 pic.twitter.com/BlaQyvLJE2
— 『ドキばぐ』迷言集・名言集bot (@jangurushounenn) August 29, 2018
『ちびまる子ちゃん』ではしっかり者で真面目なお姉ちゃんとして登場していますね。
ただ実際の範子さんはトラブルメーカーだったようです。
筝曲部に入部して琴を買ってもらうものの、飽きっぽい性格のためか演奏せず放置していたとのこと。
さらに保母を目指してピアノを購入。
保母として就職はできたものの、スクーター事故を起こしたことがきっかけで退職。
その後はOLに転身したとのことですが、波乱万丈な人生を送ってきた様子ですね。
両親が姉を心配しているため、さくらさんはわがままを言わず、真面目に過ごして両親を安心させていたそうです。
アニメとは真逆の関係性にやや驚いてしまいますよね。
範子さんは妹がデビューすると、右腕としてアシストしてくれたそうです。
2002年に発売された、任天堂のゲーム「さくらももこのウキウキカーニバル」では、企画とシナリオを担当しています。
やや変わり者だったものの、人と異なるセンスを武器に、ゲームの企画で才能を開花させたのでしょうね。
さくらももこの八百屋の実家について
さくらさんの実家の八百屋「三浦青果店」は、静岡県清水区新富町にありました。
すでに閉店していますが、一家は今でも同じ場所に暮らしているようですね。
実家はガレージ付きの住宅になっているようでした。
さくらさんは『ちびまる子ちゃん』で、実家を八百屋ではなく普通の民家として描きました。
「普通の生活」を描きたかったのと、果物や野菜を描くのが面倒臭かったためのようです。
結果的に等身大のまる子ちゃんが世間に受け入れられ、同時に父・ひろしはニートのような印象を抱かれてしまったのですね。
さくらももこの幼少期はちびまる子ちゃんと真逆
さくらさんの幼少期は、わがままでマイペースなまる子ちゃんとは真逆でした。
お姉さんが病弱で、トラブルを起こしがちな分、しっかり者の娘として家族に心配を掛けないようにしていたようです。
また『ちびまる子ちゃん』で優しいおじいちゃん「友蔵」として描かれた祖父も、実際はキャラクターと真逆の性格でした。
陰険で性格が悪かったため、さくらさんは祖父を嫌っていたそうです。
さくらももこが昔、実際の友蔵はすごく嫌なやつだった、だから死んで嬉しかった、爆笑したみたいなことエッセイで書いてたのとても良かった。
— f the minion🍌 (@francesco3) August 27, 2018
だからこそ理想のおじいちゃん像を、作品に託して描いたのですね。
さくらさんの実際の家族は、『ちびまる子ちゃん』に描かれた一家のイメージとはかけ離れていました。
実際の家族と作品の家族の違いを味わうのも、一種の楽しみ方かもしれませんね。
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