NHK少年ドラマシリーズ『タイム・トラベラー』の主演でデビューを果たした浅野真弓(あさの まゆみ)さん。
1985年に引退後、現在までどのように過ごしていたのでしょうか。
前年にミュージシャンの柳ジョージさんと結婚しており、家庭に入って夫をサポートしていたようですね。
『ウルトラマン80』の相原京子先生として活躍した彼女の経歴をまとめ、浅野さんの結婚後の様子を確認しましょう。
浅野真弓のプロフィール
本名:柳淳子
生年月日:1957年1月21日
身長:162cm
出身地:東京都
最終学歴:堀越高等学校中退
浅野真弓の現在
まず2023年に66歳を迎える浅野さんについて、現在の様子を確認します。
故柳ジョージ夫人
浅野真弓 pic.twitter.com/Ib2qX903tb
— Romeo (@maximumjoy22) August 30, 2019
1985年に女優業を引退後は、夫である柳ジョージさんを献身的にサポートしてきました。
2011年には夫の個人事務所で代表に就任します。
同年10月10日、柳さんが亡くなると、浅野さんがマスコミ各社に報告しました。
悲しみに暮れていたはずですが、個人事務所の代表として果たすべき役割を全うしたのですね。
柳さんは腎不全で息を引き取る際、浅野さんを指し「あの子かわいい」と言ったそうです。
意識が朦朧とする中、浅野さんが出会ったばかりの頃の姿に見えたのかもしれません。
こうして最期の言葉を口にすると、愛する妻と息子に囲まれて息を引き取りました。
浅野さんは気丈に振る舞っていたものの、いざ悲しみに向き合おうとすると、言葉が出なくなったようです。
そのため葬儀での喪主の挨拶は、息子さんに代わってもらいました。
息子さんは一般人のため詳細が分かりませんが、きっと両親をしっかりサポートしてきた立派な人なのでしょうね。
2023年は浅野さんの夫が亡くなってから12年が経ちます。
当時を思い出して悲しみに沈むことも多かったかもしれませんが、息子さんと一緒に柳さんの思い出を楽しく語り合っていて欲しいですね。
浅野真弓は柳ジョージからのアプローチで結婚
柳さんはギターの腕前とハスキーな声で人々を魅了し、「ギターの神様」と呼ばれるエリック・クラプトンに例えられました。
一流ミュージシャンとして活躍していたのですが、浅野さんは元々、柳さんの存在を知らなかったそうです。
あまりポップミュージックには関心がない人なのかもしれませんね。
一方柳さんの方は浅野さんのドラマをよく見ており、彼女を中野サンプラザで行うコンサートに招待したそうです。
急接近した2人は交際をスタート。
きっと柳さんはギターをつま弾きながら、浅野さんに愛を囁いていたのでしょう。
1984年に結婚すると、翌年に浅野さんは引退して、柳さんの活動をサポートし始めます。
浅野さんは柳さんの情熱と甘い歌声に、ハートを射抜かれたに違いありませんね。
浅野真弓はウルトラマン80の相原京子先生
浅野さんは1980年から翌年まで放送された特撮ドラマ『ウルトラマン80』に出演していました。
長谷川初範さん演じる主人公・矢的猛(やまと たけし)が通う学校の教師・相原京子役です。
昨日になってしまったが、3月22日は堀内正美さんの誕生日。実相寺監督作品や『ウルトラマンネクサス』等での影のある渋い役どころが印象的だが、『ウルトラマン80』「エアポート危機一髪!」の洋行帰りの胡散臭い奴も良い。京子先生（浅野真弓）の迷惑そうな顔。 pic.twitter.com/ZCSu4cjEkI
— まきしろう (@kyoto_kaimasu) March 23, 2020
先生と隊員の恋物語が発展していくかに思われたものの、子供向け番組の設定にふさわしくないためか、途中で路線変更。
残念ながら浅野さん演じる相原先生の出番は、第1クールまでで終わってしまうのです。
出番は多くなかったとはいえ、相原先生のあまりの美しさに心をときめかせた人は多いはず。
2021年には40周年企画として、部数限定の『ウルトラマン80 相原京子／ノンちゃん写真集 BEAUTIES＆BEASTS』が発売されました。
今日届きましたっ!
『BEAUTIES&BEASTS ウルトラマン80 相原京子/ノンちゃん写真集』。
星涼子隊員、城野エミ隊員ではなく、相原先生とノンちゃんの写真集!
まさかこんな写真集が出るなんて!😆先着特典の浅野真弓氏と白坂紀子氏の直筆サイン入りポートレートもゲット!
あぁ…竹井みどり様も収録😊 pic.twitter.com/BaBPKat8VU
— しら (@y_sirais) March 18, 2021
初回限定のプレミアム書籍で、後年にはかなり貴重な資料となることは間違いありません。
相原京子先生は時代を超えて多くの人を惹きつけ続けているのですね。
浅野真弓の経歴まとめ
浅野さんは中学生だった1972年に、NHK少年ドラマシリーズ『タイム・トラベラー』で主演に抜擢されました。
同作の原作は、その後何度も映像化される筒井康隆さんの小説『時をかける少女』です。
島田淳子（浅野真弓）#時をかける少女 #タイムトラベラー pic.twitter.com/akf4FoCzBA
— 桃杖海姫(アナクロリマスター版) (@tsukinure2) May 22, 2020
本名「島田淳子」の名義で見事に大役をやり切り、初めてのギャラを受け取りました。
親孝行ができる立派な少女だったようで、ギャラは母にプレゼントしたといいます。
初給料を自分の好きなものではなく、母のために使うなんて、とても親思いですよね。
1973年の『雑居時代』に出演したときから、芸名「浅野真弓」を使って女優業を本格スタートさせます。
『帰ってきたウルトラマン』や『大江戸捜査網』など数々のドラマに出演。
外国映画『武士道ブレード』に出演し、セミヌードを披露して女優としての幅を広げていきます。
1984年に柳さんと結婚後は、翌年の季刊誌『東京おとなクラブ』のインタビューを最後に、芸能界から退きました。
その後は長男をもうけ、家事や育児をしながら、家族を支える生活を送っていました。
今でも息子さんと共に、亡き夫に思いを馳せながら、平穏に暮らしているに違いありませんね。
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