森村泰昌の結婚、家族は緑茶商。大阪大学特任教授の経歴まとめ。アトリエは大阪

ゴッホの自画像に扮して撮影した写真『肖像・ゴッホ』でデビューして以来、現代芸術家として活躍してきた森村泰昌(もりむら やすまさ)さん。

ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』やフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』の扮装をして、名画になりきる写真のシリーズで有名ですね。

今回は斬新な作品で知られる森村さんの、謎に包まれた私生活について、結婚情報と家族の詳細から確認します。

また大阪大学特任教授としての活動、経歴、大阪府天王寺区にあるアトリエと自宅を見ていきます。

森村泰昌のプロフィール

本名:森村泰昌

生年月日:1951年6月11日

身長:不明

出身地:大阪府大阪市

最終学歴:京都市立芸術大学大学院専攻科修了

森村泰昌は2010年代に結婚

まず森村さんの結婚情報を確認します。

森村さんの私生活はベールに包まれており、長らく結婚しているか不明とされてきました。

しかし産経新聞のコラムで、2011年に結婚したことが明かされました。


60歳にして、私生活を支えてくれる伴侶に出会えたのですね。

2017年頃に更新された情報サイトによると、奥さんは50~60代くらいの中年女性とのことです。

森村さんの自宅の近所へ通勤している人からの情報のため、信ぴょう性は高いはず。

熟年婚のため子供はいない様子ですが、2人はお互いに支え合いながら、円満に暮らしているのではないでしょうか。

仕事に邁進し、芸術にのめり込んできた孤高な森村さんが、仕事以外で愛せる存在に出会えたのは何よりですね。

森村泰昌の家族は緑茶商

2023年現在、森村さんの家族は奥さんだけのようです。

実家の家族については、父が大阪府大阪市天王寺区で緑茶商をしていたことが分かっています。

行商や営業だった可能性もありますが、店舗運営をしていたとすれば、すでに廃業しているようですね。

実家と思しき緑茶店は現存していないためです。

もしかすると後継ぎがおらず、廃業してしまったのではないでしょうか。

だとすれば森村さんには兄弟がいない可能性が高いです。

天涯孤独になるかもしれなかったのですから、最愛の伴侶である奥さんを大切にしているに違いありませんね。

森村泰昌は大阪大学の特任教授

森村さんは現代芸術家として活動する傍ら、大阪大学で特任教授を務めています。

特任教授は有期雇用の教授であり、特定分野で業績を挙げた人などが選ばれます。

森村さんは毎日芸術賞や紫綬褒章に選ばれたこともある、優れた現代芸術家です。

一流アーティストとして大学に招かれ、芸術論の講義を担当してきました。

2020年の新型コロナウイルス感染症流行後も、オンライン講座を積極的に開講しています。

コロナによって芸術は「不要不急」の存在と見なされることが多くなりました。

「芸術は本当に必要ないものなのか。芸術は人を救うものなのではないのか」

森村さんは多くの人に問いかけ、考えてもらう機会を提供してきました。

芸術の光を絶やさないため、今後も講義を続けるのでしょう。

森村泰昌の経歴まとめ

森村さんは京都市立芸術大学工芸科デザインコース卒業し、一度は松下電工に就職しました。

しかし研修期間の3日目で脱走し、そのまま退職します。


再度京都市立芸術大学に入学し、今度は写真科で撮影スキルを学びました。

高校、短期大学などの非常勤講師を務めながら、写真家のアーネスト・サトウさんに弟子入りし、スキルを磨き続けます。

長い下積み期間を経て34歳のとき、ゴッホの『包帯をしてパイプをくわえた自画像』のゴッホの顔を自身の顔写真にして発表。

自ら名画や有名写真の中に入るという定番のスタイルは、ここからスタートしました。

有名アーティストとなった後は、同様のセルフポートレイト作品を次々発表。

1988年にはベネチア・ビエンナーレのアペルト部門へ出品し、世界的にも評価されました。

今や日本を代表するアーティストとしての地位を不動のものとしています。

森村泰昌のアトリエは大阪市天王寺区

森村さんのアトリエは、大阪府大阪市天王寺区にあります。

自宅も同じく天王寺区に構えており、これまでの人生の中で、同地区から引っ越したことは一度もありません。

元々地元には愛着がなく、上京しようとしたこともありました。

しかし出無精な性格のため、結局ずっと大阪で暮らし続けて現在に至るそうです。

特に愛着はない土地だったものの、少なくとも住み心地は良かったようですね。

長年暮らし続けている森村さんを、近所の人は「ダ・ヴィンチのおじさん」と親しみを込めて呼んでくれます。


ご近所に個展の招待券を配ることもあるといい、地域の人々との交流を楽しんでいるようです。

芸術とは無縁の人々を個展に招き、アートに触れてもらう機会を設けるのは、有意義な活動ですね。

森村さんは大阪の親しみやすい人々との交流をモチベーションに、今日も新たな作品を創り続けているのでしょう。

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