高木 豊(たかぎ ゆたか)さんは2番目の妻との間に3人の息子さんを授かっているそうです。
イメージ的に同じ野球の道に進んだかと思いきや、全員がサッカー選手になっていました。
今回は高木さんの息子たちにまつわるエピソードや代表での成績などを見ていきましょう。
高木豊の息子は3人ともJリーガー
高木豊さんには3人の息子さんがいますが、いずれもプロ野球選手ではなくサッカー選手、しかも全員がJリーガーになっているという驚くべき家族でした。
この項目では息子たちのプロフィールを簡単ではありますが紹介させていただきます。
長男・高木俊幸のプロフィール
本名:高木 俊幸(たかぎ としゆき)
出身地:神奈川県横浜市
生年月日:1991年5月25日
利き足:右
ポジション:ミッドフィールダー / フォワード
俊幸さんは幼稚園生の頃からサッカーに関心を示し、地元チームの「あざみ野FC」に入団。
小学校に入ったタイミングで父と同じ野球に転向したものの、間もなく東京ヴェルディのジュニアユースに入団をして本格的にサッカー人生をスタートさせました。
才能が開花した俊幸さんは東京ヴェルディのユースを経てプロ契約に至り、デビュー1年目の2010年には早くもレギュラーに定着するなど大きな期待を集めたそうです。
しかし、2011年シーズンから清水エスパルスに完全移籍、2015年シーズンからは浦和レッドダイヤモンズに完全移籍するなど選手としての能力が高く評価されていました。
その後はセレッソ大阪に4年ほど在籍して優勝に貢献し、2023年現在はジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍をしてベテランならではの活躍を期待されています。
サッカー選手としては晩年に差し掛かっていますが、元々ある高いパフォーマンスにモチベーションが乗れば若手に負けることなく活躍することができるでしょう。
次男・高木善朗のプロフィール
本名:高木 善朗(たかぎ よしあき)
出身地:神奈川県横浜市
生年月日:1992年12月9日
利き足:右
ポジション:ミッドフィールダー / フォワード
善朗さんは兄と1歳違いの年子という事情もあってか一緒に行動することが多かったらしく、地元のサッカーチーム「あざみ野FC」に入団したのは同時期だったそうです。
2005年に東京ヴェルディのジュニアユースに加入し、その年の「U-13・日本代表」に選出。
ユーストーナメントの決勝戦で2得点を挙げて優勝に貢献するなど大きな注目を集め、2010年9月に東京ヴェルディとプロ契約を結ぶなど着実にステップアップを続けました。
2011年にはオランダのクラブ「FCユトレヒト」へ移籍をして初の海外得点を決めたものの、2013年に発生した練習中の骨折によって兄の居る清水エスパルスへ移籍をしています。
その後は古巣の東京ヴェルディを経てアルビレックス新潟へ完全移籍。
2023年現在はピッチ上でパフォーマンスを発揮するだけでなく、チームのJ1昇格に向けて地域を巻き込んだ広報活動にも積極的に取り組んでいるそうです。
三男・高木大輔のプロフィール
本名:高木 大輔(たかぎ だいすけ)
出身地:神奈川県横浜市
生年月日:1995年10月14日
利き足:右
ポジション:フォワード
大輔さんも兄と同じく地元の「あざみ野FC」でサッカー人生のスタートを切り、東京ヴェルディのジュニアユースに入団するというエリート街道を歩んでいます。
小学6年生の時に「第31回全日本少年サッカー大会」に出場し、選手としてだけでなくキャプテンとして優勝に貢献するなどリーダーシップの高さも評価されました。
2011年10月には「U-17・日本代表」の一員としてワールドカップに出場しています。
2013年4月に東京ヴェルディとプロ契約を交わし、2018年まで堅実なプレーでチームに貢献。
2018年にレノファ山口FCへの期限付き移籍を経て2019年8月にガンバ大阪へ加入し、2021年からは完全移籍という形でレノファ山口FCに復帰をしています。
ここ数年は無得点が続いていますが、今シーズンこそはという気持ちで頑張って欲しいですね。
息子がJリーガーと信じてもらえなかった高木豊
ここでは高木豊さんを襲った悲しいエピソードについて紹介します。
高木さんは野球解説者として「すぽると」(フジテレビ)に出演していた際、サッカーの「U-13・日本ユース」が大会で優勝したニュースが大きく報じられました。
大会では次男の俊幸さんが2得点を挙げる活躍を見せましたが、その件について「息子なんです」と返しましたがまったく信じてもらえないというハプニングが発生。
左下のテロップには「高木ジュニア」と表示されているのでスタッフは知っていたものの、番組キャスターは知らなかったという妙な空気が流れてしまいました。
このエピソードはキャスターの名前も漢字違いの”高樹”千佳子さんというオチもついています。
しかし、事前に打ち合わせをしていればすぐ分かる内容なので何とも言えないところでしょう。
高木豊の息子は2番目の妻との間に誕生
ここでは高木豊さんの息子の母親について見ておきましょう。
複数の結婚や離婚歴がある豊さんですが、3兄弟はいずれも2番目の妻・和枝さんの子供でした。
勝ったーヾ(●´∇`●)ノ
子供の頃、高木豊さんすげーって思ったけど、俊幸も最高☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆独走広島に勝ったんでご褒美としてジャンピングチャンス勝ち点6とかくれませんか? pic.twitter.com/u8yu60Lgpu
— ひではち🌸(本名:河合秀樹) (@hide_cerezo) May 20, 2018
豊さんと和枝さんが結婚したのは1990年なので3人は早くに生まれたということが分かります。
和枝さんによれば「高木家で普通なのは私だけ」と独特の表現をしていますが、確かに男性4人はプロのアスリートとして成功をしている特殊な家庭環境と言えるでしょう。
もしかすると、和枝さんは”自分だけプロでは無い”という孤独感が有ったのかもしれません。
夫婦は2020年頃に熟年離婚という結末を迎えてしまいましたが、息子さんたちと和枝さんの関係は以前と変わっていないそうなので一安心といったところでしょうか。
しかしながら、3人の息子と夫のプロ生活を支え続けた苦労は高く評価されても良いはずです。
高木豊の息子が日本代表で残した成績は?
最後に高木豊さんの息子が日本代表で残した成績について見ておきましょう。
さっそく3兄弟の経歴を調べてみると、なんと全員が日本代表に選出された経験がありました。
(長男)俊幸:U-18~19日本代表
(次男)善朗:U-16~17・19・23日本代表
(三男)大輔:U-16~19日本代表
3人の中で成績(得点)を残したのは次男の善朗さんで、U-17代表として1得点(ブラジル戦)を記録。
善朗さんは他にもU-13の日本ユース選抜として2得点を記録しており、のちにオランダの「FCユトレヒト」へ移籍して得点を挙げるなど海外適性の高さを発揮しています。
日本代表として得点を挙げたのは善朗さんだけなので寂しく思えるでしょうが、サッカーは数ある球技の中でも大量得点が出ることは少ないので単純に比較はできません。
また、ポジションが厳密に分かれているので”得点=名選手”という例も当てはまらないです。
ある意味で数字(得点)で測れないという難しいところがサッカーの醍醐味かもしれませんね。
高木豊が再婚した嫁はアシスタントの宮内千早。森藤恵美は関係を否定。前妻との離婚理由とは
コメント