高橋盾の自宅&推定年収。嫁と娘はモデル、葉山の新拠点と部屋のインテリア

かつては裏原系ブランドの代表格として名をはせ、今やパリコレクションの常連となったアンダーカバーの創設者、高橋盾(たかはし じゅん)さん。

世界中でカルト的人気を誇るデザイナーはどんな自宅に住んでいて、どれくらい年収があるのでしょう。

また「ジョニオの嫁」として知られる森下璃子さんやモデルとして活躍する娘、葉山に仕事場をもった理由、高橋さんの感性を凝縮した部屋のインテリアについても迫ります。

高橋盾のプロフィール

生年月日:1969年9月21日

出身地:群馬県桐生市

最終学歴:文化服装学院アパレルデザイン科

高橋盾の自宅情報は東京都内のみ

メディアに登場することが少ない高橋盾さんですが、自宅は東京都内にあることがご本人の発言からわかっています。

ですが、具体的な所在地については情報がありません。

「都内」というのはずいぶんざっくりした範囲ですが、ヒントになりそうなのは表参道にアトリエを構えていることでしょうか。


仕事は基本的に自宅ではなくアトリエでしているそうですから、利便性を考慮すると、郊外に自宅がある可能性は低いかもしれません。

コロナ禍によって、自宅でも仕事ができることがわかったという高橋さん。

以前は朝起きるとランニングをして、朝食をとり、その後にメールのチェックなどをすませ、午前中はデザインの仕事をしていなかったとのこと。

ところが自宅では朝食後すぐ仕事にとりかかり、午後の早い時間に終わらせることができたため、家族と過ごす時間ももてるそう。

自宅で欠かさず行っている日課は、お茶を点てて一服すること。

茶碗を持ち運ぶ時に入れる籠は、世田谷区桜上水の竹細工屋で購入したお気に入りのもの。

そのお店が竹細工の有名店だから出向いたのか、それとも近所を散歩していてふらりと入ったお店なのか、そのあたりの情報がわかれば自宅のヒントになりそうですが、残念ながら詳細は不明です。

高橋盾の推定年収は?

今や国際的な崇敬を集めるUNDERCOVERは、高橋盾さんが文化服装学院在学中に友人と立ち上げたブランドです。

90年代は裏原系の代表格としてブームを巻き起こし、2002年以降はパリコレクションでも人気の高いメゾンのひとつになりました。

裏原系ブランドが勢いを失い、次々と姿を消していく中で、UNDERCOVERはますますの飛躍をとげたことになりますね。

ファッションデザイナーというのは、実力が認められるかどうか、成功しているかどうかで年収に大きな格差が生まれる職業です。

デザイナー職の平均年収は数百万円といわれていますが、有名デザイナーは数千万円以上、またブランドが大当たりすれば軽く億超えになることもあるのだそう。

高橋さんは国際的に注目を集めるデザイナーですから、最低ラインでも数千万円の年収があるのではないでしょうか。

高橋盾の嫁は元モデルの森下璃子

「ジョニオの嫁」として知られる森下瑠子さんは、かつて『SPUR』や『CUTiE』などのファッション誌で活躍した人気モデルです。

資生堂ディグニータほか、いくつかのCMにも出演していましたね。

二人は1997年秋冬シーズンの東京コレクションのモデルオーディションで出会い、1999年に結婚。

2002年2月26日には長女の高橋ららさんが、2007年には長男が誕生しました。

璃子さんは育児に専念するためモデルを引退し、UNDERCOVERのキッズラインのデザインを夫とともに手がけるように。

2023年現在、璃子さんは自ら立ち上げたDorothy Hendricksのデザイナーとして活躍中。

グラフィックを共同で行っているのが娘の高橋ららさんです。

娘の高橋ららはパリコレデビュー

UNDERCOVERの高橋盾さんを父に、元モデルの森下璃子さんを母にもつ、ファッション業界きってのサラブレッドである高橋ららさん。

「高橋ララ」と表記している報道もありますが、母の森下璃子さんがツイッターで「らら」と書いているため、この記事ではそれにならって「高橋らら」と記述します。


ファッションについては特に何も教えなかったものの、自然に興味をもったようだと語る高橋盾さん。

2023年に21歳を迎えたららさんは、身長164cmとモデルにしては小柄ですが、母親譲りのモデル体型と玄人受けするヴィジュアルの持ち主。

15歳からモデルとして活動し、17歳でオフ-ホワイトのランウェイを歩いてパリコレデビューを果たしました。

「お父さんのUNDERCOVERのランウェイを歩いてみたくない?」という質問には、「それは違うと思う」ときっぱり。

私は私の力で仕事をしていきたいから、というのがその理由なのだそう。

しっかりと自分をもった、ららさんの今後に注目ですね。

葉山に構えたアトリエとインテリア

2018年より始動したアンダーカバープロダクションは、高橋盾さんとアートディレクターの永戸鉄也さん、写真家の水谷太郎さん、守本勝英さんによるクリエイティブチームです。

2021年春、彼らは葉山に新たなアトリエを構えました。

二つ目の拠点をつくった理由は、東京につながる次のフェイズをつくり、さらなる進化をめざすため。

葉山の仕事場へは、東京から車で約1時間。

移動することによって頭が切り替わったり、異なる環境に身を置くことでデザインを別の角度から見ることができたりと、メリットは多いよう。

豊かな自然に囲まれた空間は、次なるプロジェクトへの創造性を刺激する、秘密の隠れ家といえそうです。

部屋のインテリアは自分の趣味を取り入れつつ、みんなと話し合って選んだもの。

エッジの効いたものと和のアイテムをセレクトして、あえて違和感・いびつさのあるテイストを演出しているのだそう。

本来、自然に囲まれたセカンドハウスはリラックスするための場所なのですが、彼らの場合は創造の場でもあることから、尖った要素も必要なのでしょう。

UNDERCOVERの作風からもわかるように、自分たちの空間ならひねくれていたい、という願望があるのかもしれませんね。

訪問者を迎えるのは、アナーキーマークと「UNDERCOVER PRODUCTION」の手書き文字。

ダイニングには高橋さんがデザインしたアナーキーチェア。


ワークスペースや廊下にはウィリアム・ギヨンの照明や高橋さんが制作した絵画やぬいぐるみをディスプレイ。

リラックスしたスローライフのための場所ではないことを物語るインテリアの数々です。

ファッションの枠を超えたストリートカルチャーにおいて、力強い足跡を残してきた高橋盾さん。

ストリートとモードの境い目を自在に行き来するクリエイションは、独創性を通り越して、もはや芸術的といえるでしょう。

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