襖絵や映像作品なども手掛け、多方面で活躍している日本画家の松井冬子(まつい ふゆこ)さん。
女優のような美しい顔立ちで知られる画家ですが、どのような生い立ちなのか気になりますよね。
日本人離れした目鼻立ちから、ハーフという噂も流れているため、実家の家族情報から真相を確認しましょう。
また東京藝術大学に合格するまでの長い浪人生活の様子についても紹介します。
現代で好きな美人日本画家は?と質問貰ったけど有名所だと松井冬子さん。
何が好きって社会人になって諦めきれずに4浪6度目にして東京芸大に入ったところ。
あと化粧も着物も魅せ方が計算され尽くしてて、元々美人なのに作り込むのは鎧で哲学的。絵は安易な言葉だとホラーなんで検索する人は心して。 pic.twitter.com/hhZ1t200EQ
— 川原マリア@着物 (@mariaria108_new) August 30, 2018
松井冬子のプロフィール
本名:松井冬子
生年月日:1974年1月20日
身長:非公表
出身地:静岡県周智郡森町
最終学歴:東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻日本画研究領域修了
松井冬子の生い立ち、ダ・ヴィンチとの出会い
松井さんが画家を目指したきっかけは、小学校4年生のときに見た「モナリザ」の複製画でした。「モナリザ」は天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた名画ですね。
絵の知識はまだなかったものの、世界的な名画に惹きつけられ「何て不思議な絵なのだろう」と感動したそうです。
薄暗い廊下を歩いていると、必ず壁に掛かった「モナリザ」と目が合うのも面白かったといいます。
そして「怖くてきれいで、とても上手な絵。こんな風に、見る人を不思議な感覚にさせる絵を描いてみたい」と考えるようになりました。
幼少期には自画像をいくつか描いており、地元の静岡県には彼女が描いた自画像が今も残っているそうですよ。
やがて松井さんは「芸術家になるなら東京藝術大学に入るしかない」と決心しました。
東京藝術大学(通称:藝大)は「芸術の東大」とも呼ばれる、日本の芸術教育機関としては最高レベルの難関です。
それでも松井さんは「私はダ・ヴィンチを目指している。天才ダ・ヴィンチなら、藝大に落ちるはずがない」と考えました。
「自分にダ・ヴィンチに匹敵する力があるなら、必ず合格できると信じていた」のですね。
とはいえ、実際に入学できるまでは、それなりの苦労を重ねています。合格までの詳しい道のりはのちほど紹介しますね。
松井冬子はハーフではないらしい
松井さんは高身長で、目鼻立ちのハッキリした美人女性です。
才色兼備の画家として活躍する彼女のことを、多くの人は「ハーフでは?」と考えているようです。
美人すぎる画家松井冬子さん(〃⌒ー⌒〃)ゞ pic.twitter.com/2Jb8BClkrU
— @ごんた (@totogonta) September 10, 2018
松井冬子さん、本当に美人。 pic.twitter.com/BdMMHz3XJV
— ボブり (@rimon7a) August 25, 2020
日本人離れした顔立ちを見ると、確かにヨーロッパの血が流れていそうですよね。
しかし両親に関する詳しい情報はないため、ハーフだとは断定できません。
わかっているのは、両親が東京都文京区に暮らす一般人の夫婦だったということです。
少なくとも母親が日本人であることがわかっているため、ハーフだとすれば父親が外国人ということになります。
しかし父親が外国人という情報は一切見当たらないため、おそらく両親はともに日本人なのではないでしょうか。
あるいは祖先に西洋人がいて、隔世遺伝で松井さんの顔立ちが西洋人らしくなったのかもしれませんね。
実家は静岡で家族は両親と兄弟
東京都文京区に生まれた松井さんは、3歳で静岡県森町に転居しています。
待望の女の子だったため、両親と兄弟たちは非常に喜んだそうですよ。
かつて静岡県のローカル番組で、松井さんの実家が紹介されたことがありました。
番組内には母親も登場しており、番組を見た人の情報によると非常に美しい女性だったそうです。
目を見張るような美貌は母親譲りだったのですね。
幼少期の松井さんは活発な女の子で、自然豊かな土地を走り回って過ごしていました。
自然に触れて楽しく生活した日々は、本当に幸せな思い出となっているそうですよ。
松井冬子は6回の浪人生活を経て藝大に合格
松井さんは東京藝術大学日本画専攻の卒業生の中でも、女性として初の博士号を取得しました。
しかし東京藝術大学合格までの道のりは平坦なものではありませんでした。
【IMなかのひと(F)】東京藝大は創立130周年、6月から記念事業が始まります。ヴァイオリニストの諏訪内晶子さんと日本画家の松井冬子さんはアンバサダーに就任。中央の東京藝大学長の澤和樹さんは、諏訪内さんの恩師。明日、初共演します。https://t.co/qnnxDdi1YP pic.twitter.com/9y7LLJdMvZ
— アイエム[インターネットミュージアム] (@InternetMuseum) June 9, 2017
元々松井さんは、女子美術大学短期大学部造形学科油彩画専攻で油絵を描いていました。
在学中に「伝統的で緻密な美しさのある日本画を学びたい」という気持ちが強まり、憧れの東京藝術大学で日本画を専攻する決意をします。
短大入学前から憧れていた東京藝術大学に進むべく、短大在学中も予備校に通いいわゆる「仮面浪人」生活を送っていました。
しかし何度受験しても不合格のまま、1994年に短大を卒業。
その後も東京藝術大学を目指し続け、社会人として昼間は事務職に従事し、夜は予備校で勉強に励みました。
東京藝術大学は10回浪人する人も多いという難関ですから、松井さんはそう簡単には諦めなかったのです。
心が折れそうなときもありましたが、6浪の末、ついに5回目に合格。
父親に土下座して予備校の費用を捻出してもらった末の合格に、家族も喜んでくれたそうですよ。
天才ダ・ヴィンチに憧れた少女は、人並外れた努力の天才として難関をくぐり抜け、一流の日本画家として大成したのです。
松井冬子の現在。夫は東大教授の噂、僧侶との離婚。結婚式のおみやげ&出産経験
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