桑田真澄、父親は実家で焼死。母親の励ましとゴルファーの弟。姉夫婦の借金を肩代わり

桑田 真澄(くわた ますみ)さんは野球ファンから「悲運のエース」として愛され、現役を引退後も独特の野球哲学は多くの人から支持をされています。

一方、生まれ育った家庭環境が色々と凄いと話題になっているそうなので、今回は桑田さんの両親や兄弟など家族について見ていくことにしましょう。

桑田真澄のプロフィール

本名:桑田 真澄 (くわた ますみ)

出身地:大阪府八尾市

生年月日:1968年4月1日

投球・打席:右投右打

ポジション:投手

所属球団(選手):読売ジャイアンツ ~ ピッツバーグ・パイレーツ

スパルタで有名だった父親が実家で焼死

まずは桑田真澄さんの父親・泰次(たいじ)さんについて見ていきましょう。

泰次さんは容赦のないスパルタ指導ぶりから”リアル版の星一徹”と言われ、真澄さんも「僕よりも野球が好きな人」と表現するほどでした。


野球のために学校を休ませることは日常茶飯事でしたが、小さい頃から走り込みを徹底させて体力作りをしたことがプロ入りに繋がったのかもしれません。

一方で性格も星一徹と同様にワンマンで乱暴なところもあったらしく、耐え兼ねた妻は真澄さんがジャイアンツのドラフトに指名された直後に離婚をしています。

その後、泰次さんは知り合いの紹介もあって大阪府八尾市から静岡県浜松市へ移り住み、そこで新たに少年硬式野球チーム「浜松ジャイアンツボーイズ」を設立。

2006年頃から住居と店舗が一緒になっている物件に引っ越し、新たに喫茶店を経営するなど多忙な日々を送っていました。

そんな中、泰次さんの67歳の誕生日である2010年1月17日に実家で火事が発生し、一酸化炭素中毒で倒れて焼死するという惨事が桑田家を襲ったのです。

真澄さんの”最後にもう1度、キャッチボールがしたかった”という言葉は父との良い関係を表していますが、同時に親子の無念さも込められていると言えるでしょう。

ちなみに、八尾市の実家については”少し貧しかった”という以外の情報はありませんでした。

大投手・桑田真澄を生んだのは母親だった

この項目では取り上げられることが少ない桑田真澄さんの母親を見ていきます。

桑田さんの母親は写真どころか名前も判明しておらず、桑田さんがドラフトに指名された直後に離婚をしているのでメディアもあまり取り上げていません。

しかし、母親の存在なくして「プロ野球選手・桑田真澄」あり得なかったのです。

桑田さんは高校1年生の時に外野手への転向を命じられますが、ショックのあまり「投手ではダメなのでPLを辞めたい」と母親に打ち明けていました。

優しく励ましてくれると思いきや、なんと「補欠でも球拾いでもいいから、PLで野球を続けなさい」と戒めたそうです。

桑田さんは母親の言葉に発奮してPL学園で野球を続け、1年の夏には大阪大会の決勝戦で先発を務めるなど大きく飛躍。

その後の活躍はご存知の通りですが、あの時に母親が止めなかったら”大投手・桑田真澄”は存在しなかったことになります。

つまり、母親は野球選手の桑田さんをも産んだと言っても良いでしょうね。

桑田真澄の弟はプロゴルファー

アスリートは本人だけでなく兄弟の動向も注目されますが、桑田真澄さんの弟・泉(いずみ)さんは同じ球技でも野球ではなくゴルファーとして活動をしています。

元々は泉さんも父・泰次さんの指導もあって小さい頃から野球をしており、中学時代には日本選抜に選出されて2度も世界大会で優勝をした経歴の持ち主でした。

ただ、PL学園高校の野球部ではベンチを温めることが多くなり、青山学院大学を卒業後は怪我などもあって野球を断念。

その後は単身で渡米してゴルフの勉強を始め、2000年に日本でツアーデビューを果たし、2004年には日本プロゴルフ協会の会員(ティーチングプロ)になりました。

2007年に東京都町田市で「ゴルフアカデミーEAGLE 18」を開業する一方、独自の「クォーター理論」がティーチングプロアワードの最優秀賞に輝くなど指導者として注目されています。

顔だけでなく頭脳派というところも兄・真澄さんと似てますが、意外にも学生時代は「桑田の弟」という肩書に苦しめられていたとも明かしていました。

のちに真澄さんが泉さんにゴルフのレッスンを依頼したことで長年抱えていた劣等感が消え、ようやく対等に話せるようになったそうです。


もっとも、転身したゴルフで兄への劣等感を払拭できたことを考えると、野球を断念することになった怪我は”災い転じて福となす”と言えるかもしれませんね。

桑田真澄は姉夫婦の借金を肩代わり

最後に桑田真澄さんの姉・美樹緒(みきお)さんについて見ておきましょう。

真澄さんは某野球漫画家に「不動産借金王」などと扱われていましたが、約20億円もの借金は自分ではなく美樹緒さんの元夫が作ったものだそうです。

詳細な経緯については連帯保証人説や名義貸しなど色々と言われていますが、真澄さん本人が多くを語らないので真相については明らかになっていません。

ただ、利息だけでも年間で9,000万円にもなったことから読売新聞社が立て替え、年俸の中から少しずつ返済していくという形をとったそうです。


この契約が大きな縛りになってメジャー挑戦が遅れたという噂もあるので、真澄さんにとっては痛恨の出来事だったことは間違いないでしょう。

実の姉であればまだしも、その夫が作ったのであれば何ともやるせない話ですね。

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