細坪基佳(ほそつぼもとよし)さんは1974年、大学の2年先輩だった山木康世(やまきやすよ)さんとフォークデュオ・ふきのとうとして「白い冬」でデビューしました。
「風来坊」「春雷」「やさしさとして想い出として」などのヒット曲を出しますが、1992年に18年間続いたふきのとうを解散しました。
それ以降はソロ活動を精力的に行なっています。
そんな細坪基佳さんの、ほとんど語られた事のないプライベートについてなどをお伝えします。
細坪基佳のプロフィール
本名:細坪基佳
生年月日:1952年(昭和27年)10月26日
身長:163cm
出身地:北海道雨竜郡沼田町
最終学歴:北海学園大学経済学部中退
実家は家族で旅館を営んでいた
細坪基佳さんのご実家は北海道雨竜郡沼田町という、北海道のほぼ真ん中に位置し、旭川市から少し西に寄った地域にありました。
JR北海道の留萌本線の駅である石狩沼田駅の駅前で、ご家族で旅館を営んでいたそうです。
1日に乗降人員は200人もないという規模の駅で、利用者の約7割は高校生だそうです。
そんな駅前の旅館で、大家族に囲まれて育ちました。
沼田町と言えば、北海道3大あんどん祭りの1つとして知られる「夜高あんどん祭り」が行われる町です。
昭和52年から続く祭りで、重さ5トンのあんどんをぶつけ合うきらびやかで迫力のある祭りで、北海道唯一の「喧嘩あんどん」と呼ばれる祭りです。
県外からも見物客が来るため、細坪基佳さんのご実家の旅館は、掻き入れどきだったのではないでしょうか。
お母様は、旅館のある駅前通りで営業をしていた食堂の娘さんだったそうです。
ですので、お父様とお母様はいわゆる幼馴染だったのかもしれません。
細坪基佳さんは、小学校からの帰り道にその食堂に寄り道し、ラーメンや鍋焼きうどんをご馳走になっていたそうです。
北海道ですので、雪が降り積もる中、帰り道にあったかいものが食べられて嬉しかったでしょう。
2023年現在、そのご実家の旅館がどうなったかは明らかではありません。
沼田町 駅前 金子旅館(明治末期建築・既に解体済) 平成14年6月20日撮影 pic.twitter.com/p2W0jOOOnG
— 成瀬健太@10月2日文学フリマ札幌 お-16 (@k_naruse) February 20, 2015
立地や現地を訪れたファンの方の証言などからして、「金子旅館」という名前の駅前旅館だったのではないかと思われますが、すでに旅館は営業終了し、建物は解体されているそうです。
細坪基佳の嫁は?コンサートのMCで発表した結婚
1981年に細坪基佳さんはご結婚なさいました。
お相手はどんな方なのでしょうか?
調べてみましたが、全く情報がありませんでした。
ただ、ファンの方々にはコンサートのMCでご報告されたそうで、会場中のファンが大号泣をしていた、とその場に居合わせたファンの方はコメントしています。
当時はまだ細坪基佳さんは20代でしたので、アイドル的な人気があったのでしょう。
大好きなアーティストが結婚してしまい、ファンがショックを受けるのは、いつの時代も同じですね。
1981年5月21日
ふきのとうの17枚目のシングル「メロディー」が発売された。
作詞:山木康世
作曲:山木康世同時発売されたアルバム『D.S.ダルセーニョ 』よりシングルカットされた曲。
このシングルから、Silverlandに移籍した。これも好きな曲のひとつ❣️
珍しく幸せな歌☺️ pic.twitter.com/ESzH0Bc8Il— ⊂プーまま⊃ (@K3ZUdyce) May 21, 2019
同じ年に発売されたふきのとうのシングル「メロディー」では細坪基佳さんの結婚が彷彿とされるような内容になっています。
男女が北国の街で出会い、初めて声をかけ、いつしか愛し、死ぬまであなたを離さない、と恋愛が発展し、最後には「あなたといきていく 長い道を」と生涯を共にする覚悟を歌っています。
作詞・作曲はふきのとうの相方である山本康世さんの作なので、結婚する細坪基佳さんへのお祝いの楽曲だったのかもしれません。
ファンの方で、この「メロディー」をご自身の結婚式のキャンドルサービスで使った、という方もいらっしゃるようです。
娘・ももことデュエットした幻のCMソング
1980年代後半に、細坪基佳さんは娘のももこさんとCMソングをデュエットしました。
2023年現在でも製造販売されている、ららやの「ララちゃんランドセル」のCMソングです。
https://t.co/ARaaU6Ydw0 #細坪 細坪基佳さんが横浜ライブで話されていた娘さんのももこさんとデュエットしたCM、見つけました。感激!!
— オニユリ (@fuzakeoni) June 27, 2021
CMではララちゃんランドセルを背負った女の子がはしゃぐ姿が映っていますが、この女の子が細坪基佳さんの娘であるももこさんかどうかはわかりません。
ですが、CMソングは優しそうなお父さんの声と初々しい歌声の女の子のデュエットがとても微笑ましく、聴いていると幸せな気分になれそうな楽曲です。
細坪基佳さんは、親子でこのCMソングを製作できて嬉しかったでしょう。
今でもコンサートのMCで、このCMソングについての話題に触れることがあるそうです。
現在では細坪基佳さんはおじいちゃんになっている可能性もあります。
もしお孫さんが小学校にあがる際にはきっと、ララちゃんランドセルを送られていることでしょう。
細坪基佳の現在について
細坪基佳さんは2023年現在、デビューから49年経ち、年齢も70歳を迎えられました。
2018年にはデビュー45周年を祝い、45周年記念アルバムを発売しました。
ふきのとうの頃とはまた違った魅力を聴かせてくれています。
ライブ活動も精力的に行い、コロナ禍にも負けず全国ツアーを敢行しています。
年齢からは到底思えないほど爽やかで瑞々しい歌声を保たれてていて、ライブでもパワフルなステージパフォーマンスを魅せてくれています。
これからも変わらぬ歌声で素晴らしい音楽を聴かせてほしいですね。
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