黄金期の週刊少年ジャンプを支えた一人といえる桂正和(かつらまさかず)さん。
以前は男性人気がすごかったですが今は女性にも圧倒的な人気をほこる漫画家となっています。
男性だけでなく女性までもを虜にする桂正和の作品
ジャンプ黄金期を支えた漫画家の一人である桂正和さん。
三大原則として「友情・努力・勝利」を掲げていた当時のジャンプ。
ドラゴンボールやスラムダンク、幽遊白書などはまさに三大原則に則って描かれている作品でしょう。
そんなジャンプ黄金期において異彩を放っていたのが桂さんの作品。
ストーリーだけでなく女性キャラクターの際どいシーンを楽しみに当時の男子は「電影少女」や「D・N・A2」などをドキドキしながら読んだものです。
いわゆるお色気漫画を描くことで男性から支持される漫画家の方は多いでしょう。
ですが桂正和さんが凄いところは女性までも魅了してしまう作品を描けること。
その代表作が「TIGER & BUNNY」。
「TIGER & BUNNY」の人気はすさまじく原画がみられるアート展では待ち時間が10時間以上になったことも。
桂正和の画力の評価は?
男性のみならず女性までもを虜にしてしまう桂正和さん。
なぜ桂正和さんの描く作品に魅了される人々が多いのでしょうか。
それは桂正和さんの圧倒的なまでの画力にあります。
桂正和さんは特に、美少女とヒーローについては画力が高く評価されています。
「電影少女」や「D・N・A2」は美少女メインキャラとなっており、「TIGER & BUNNY」はヒーローが主人公です。
まさに桂正和さんの得意分野といえるところです。
なお、週刊少年ジャンプは少年誌ということもあり性的な描写に厳しい制限がかかっています。
そんな中で桂正和さんは「裸の描写をせずにどこまでエッチに描けるか」を目指していました。
ですが単行本が出る際や重版のタイミングで修正がかかったり、有害図書に指定されるなどその限界の見極めはかなり難しかったようです。
「ZETMAN」を連載するにあたり桂正和さんは週刊少年ジャンプから週刊ヤングジャンプに掲載誌を移しています。
背景には少年誌の厳しい規制では桂正和さんの理想の作品はかけないために青年誌に移動したかったという思いがあることは間違いないでしょう。
待望される桂正和の最新作は決定済み?
2014年に「ZETMAN」の連載が終了した桂正和さん。
「ZETMAN」の連載が始まったのが2002年なので12年にもわたる長期連載でした。
その後、「JIYA -ジヤ-」、「TIGER & BUNNY」を読み切りで書いていますが新たな連載作品はまだ書いていません。
ですが桂正和さんの次回作は決定しています。
その作品は「-ZET-暴きの光輪」です。
なぜ次回作が「-ZET-暴きの光輪」であると言い切れるのか。
それは「ZETMAN」の最終巻である20巻の巻末にすでに記載されているからです。
ですが次回作がいつから執筆されるかはまだ決まっていません。
週刊誌の連載は過酷であることは有名な話ですので桂正和さんはリフレッシュ期間に入っているのでしょう。
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