2020年秋公開の映画『みをつくし料理帖』で、生涯最後のメガホンを取ることを発表した角川春樹(かどかわはるき)さん。
1976年の『犬神家の一族』を皮切りに、多くのヒット作を送り出した角川映画の仕掛け人ですね。
映画、原作小説、主題歌などを連動させた角川商法は、今でいうメディアミックス戦略の成功例。
コカイン密輸事件での逮捕歴もあることから、よくも悪くも「豪腕」「破天荒」というイメージがありますが、その破天荒ぶりは私生活でも健在のようです。
今回は娘・角川慶子さんを紹介するとともに、歴代の妻、孫、資産について調べました。
角川春樹のプロフィール
本名:角川春樹
生年月日:1942年1月8日
出身地:富山県富山市
最終学歴:國學院大學文学部
角川春樹の娘・角川慶子は保育ビジネスを展開中!
娘の角川慶子さんは、角川春樹さんと二人目の妻・康子さんとの間に1973年11月22日に誕生。
すでに前妻との間に長男をもうけていますので、第二子の長女になります。
尚美学園短期大学在学中に「Kei-Tee(ケイティー)」名義で芸能活動をスタートし、「Baby Angel」で歌手デビュー。
2023年現在はライター、タレントとして活動中ですが、ブログでの肩書は保育ビジネスプロデューサーとあります。
具体的には保育園やベビーシッター派遣会社の経営およびプロデュースとのこと。
保育ビジネスに乗り出したきっかけは、娘が通っていた保育園に不満を抱いたことだったそうです。
ならば自分が納得できる保育園を自分でつくればいいと考え、実際に立ち上げたとのことでした。
この発想と行動力は実業家のDNAでしょうか。
自由度が高いという理由から、認可外の保育施設「駒沢の森こども園」を経営しています。
私生活では一度離婚歴があります。
元BARBEE BOYSのギタリスト・いまみちともたかさんと2001年に結婚するも、2007年1月に離婚。
同年7月に角川春樹事務所の社員の角川孝輔さんと再婚しました。
孝輔さんは3歳年下の婿養子。
自宅は田園調布にある3億円の豪邸。
高級家具はすべて慶子さんが購入したそうです。
オーダーメイドのベッドも慶子さん専用で、孝輔さんは別の部屋で布団を敷いて就寝するのだとか。
カッシーナのソファーに座ることも禁じられているという孝輔さん。
格差夫婦の実態が垣間見えるエピソードですね。
角川春樹の仰天結婚歴!歴代の妻は6人!
角川春樹さんは2023年は81歳になります。
2011年に結婚した今の妻は40歳下で、名前を山田友美さんといいます。
角川春樹さんが発掘し、「ASUKA」と芸名をつけてプロデュースしたといわれており、2007年に歌手デビュー。
『神様のパズル』で主題歌を歌わせ、『笑う警官』で女性警官役を演じさせています。
娘の角川慶子さんは、ASUKAさんはまるで死神との辛辣な言葉を残しています。
確かに、角川書店創業者一族の主が古希を目前に年の差婚をしたとあっては、家族としては複雑な思いでしょう。
公私ともにエネルギッシュな角川春樹さんですが、結婚はなんと六度目。
1965年に最初の妻・佳子さんと結婚し、1973年10月に離婚。
その月のうちに康子さんと結婚し、11月22日に角川慶子さんが誕生。
12月14日に康子さんと離婚。
そしてすぐに清子さんと結婚し、12月中に第三子が誕生。
清子さんとは1976年11月に離婚。
同月に佳子さんと再婚し、1998年5月に離婚。
2001年9月に作家の柘いつかさんと結婚し、2003年7月に離婚。
間髪をあけずに結婚、離婚を繰り返しており、特に1973年に注目です。
角川慶子さんの母・康子さんとの結婚生活は2か月足らずでしょうか。
しかも、第二子の慶子さんと第三子の誕生はひと月違い。
ともあれ、一般の人々とはかけ離れた結婚観の持ち主であることは確かです。
角川春樹の孫&資産は?
角川春樹さんは最初の三度の結婚でそれぞれ一人ずつ子供をもうけたほか、ASUKAさんとの間に2023年は小学5年生になる息子がいます。
角川慶子さんには娘が一人いることがわかっていますが、第一子の角川太郎さんと第三子についての詳細は不明。
末っ子の息子がもはや孫のような年齢ですね。
気になる資産についてですが、総資産額は莫大だろうと考える人が多いと思います。
ところが業績に関しては意外にも、かなりの赤字を出した年が何度かあったのも事実。
2007年の『蒼き狼〜地果て海尽きるまで〜』は製作費30億円に対し、興行収入は13.9億円と大惨敗。
2009年にメガホンを取った『笑う警官』では興行収入が3億円に届かず。
角川慶子さんによると、1993年の逮捕劇により角川書店の社長を退いてからは生活状況が変化したとのこと。
もちろん庶民からみれば桁違いのセレブであることに違いありませんが、資産はピーク時を下回っている可能性が高いと思われます。
新作については、成功ではなく大成功を目指すと断言した角川春樹さん。
何度もの結婚や離婚、逮捕、投獄、闘病などの逆境を乗り越えてなおこの気概を保つのは、とても凡人の真似できるものではありません。
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