大橋歩の夫は彫刻家。現在(2023)は一人暮らし?息子の問題行動&イラストレーターの仕事は二通り

人気雑誌や広告のイラストを手がけ、エッセイストとしても多くの著作を発表している大橋歩(おおはしあゆみ)さん。

『 大人のおしゃれ 』を発行したり、50代からのブランド「a.(えーどっと)」を立ち上げて洋服づくりをしたりと、イラストを軸足に新しい世界を開いてきました。

今回は夫や息子について紹介するとともに、イラストレーターの仕事について迫ります。

また2023年現在は一人暮らしのようですが、近況についてもみていきたいと思います。

大橋歩のプロフィール

本名: 石井久美子

生年月日: 1940年6月16日

出身地: 三重県津市

最終学歴: 多摩美術大学 絵画科 油絵専攻

大橋歩の夫は彫刻家・石井厚生

大橋歩さんの夫は大学の同窓生で彫刻家、そして多摩美大名誉教授の石井厚生さん。

1966年に結婚し、同年にアメリカとヨーロッパを旅行しています。

おそらくこれが新婚旅行だったのでしょう。


石井厚生さんは1940年、千葉県大原市に生まれ、多摩美術大学彫刻科を卒業。

金属を素材とした初期の作品や、80年代からの石彫作品を経て、2000年代以降はレンガを素材とした彫刻で知られるようになりました。

個展やグループ展も数多く開催しています。

一見すると夫が強そうでも実は互角?

インタビューやコラムなどで、たびたび旦那さんについて話している大橋歩さん。

プライベートの情報はそれほど多くない石井厚生さんですが、そうした妻の発言からわかることもあります。

なんでも、石井さんは背が高く、かなり強面なのだとか。

そんな見た目なので、旦那さんの方が強い夫婦関係と思われることもあるようです。

私は背がちっちゃくて、
あっちは172センチぐらいなんですけど、
なにしろ夫は顔も怖いから。

大橋さんは正確な身長を公表していませんが、確かに小柄な印象があります。

旦那さんが172cmなら、並ぶと身長差がすごいのかもしれません。

その見た目に加えて、さらにアクの強い顔となれば、旦那さんがとても強そうに見えるのは自然なことでしょう。

ですが、実際には大橋さんも少し乱暴なところがあり、見た目ほど旦那さんが強いわけでもないのだとか。


旦那さんが大きな爆弾を落とすイメージだとすると、大橋さんは小型爆弾を小刻みに投げる感じらしく、お互いに相手を振り回してしまうことがあるようです。

あまり遠慮しすぎず、言いたいことを言い合える仲だからこそ、うまくやっていけるのかもしれませんね。

話すことが尽きない仲良し夫婦

2023年は、結婚してから57年になる年。

とても長く夫婦生活を続けているわけですが、普段の会話はいつも弾んでいるようです。

食事中に夫といろんなことを話します。相談事や1日の出来事、思っていることや感じたことなど、どんどん話します。

2人はそれぞれ違う環境で働き、違った日常を過ごしているため、体験する出来事やキャッチするニュースなども違うのだとか。

そんな夫婦がお互いに情報を持ち寄り、共有したり交換したりする場が、毎日の食事というわけです。

食事中にテレビや新聞を見ないというルールは、子育てをしていた頃からずっと続けているものであり、子供が家を出ても変わっていないとのこと。

そのルールも影響し、自然とお互いのことを話す時間になったのかもしれませんね。

ただ、毎日普通に話しているため、「夫婦って長くいると話すことないよね」という話題には共感できないそうです。

確かに、どんな夫婦でも楽しく会話ができるわけではないでしょう。

そう考えると、大橋さんと石井さんはとても良好な関係を維持できているんですね。

大橋歩の現在(2023)は一人暮らし?夫の死去はデマ

ネット上には、夫・石井厚生さんに関連する「死去」「死亡」「亡くなった」といった検索ワードがみられますね。

厚生さんの現況に関心を寄せる人が多いようです。


理由は大橋歩さんに一人暮らしの噂があるからでしょう。

一人暮らしの正確な時期は不明ですが、2013年2月に一人暮らしと述べていたのだとか。

ですが、厚生さんの死去を示す記事や訃報が見つかりません。

多摩美術大学の公式サイトでも、2019年4月1日現在の情報として、名誉教授一覧の石井厚生さんの名前に故人を示す記載はありません。

また、大橋歩さんの一人暮らしがすでに始まっていた2013年10月と11月に東京都中央区の「ギャラリー零∞」で石井厚生レンガ彫刻展を開催する告知もあり、出品者としてご本人の名前が掲載されていました。

2023年も個展が開かれ、多くのファンが新作を鑑賞したようです。

このことから、死亡説はデマであり、現在(2023)も彫刻家として活動していることがわかりますね。

ただ、ウィキペディアも作成されていないため、手がかりがつかめません。

大橋歩さんは、一人暮らしであること、ともに食事をする家族がいないこと、クリスマスプレゼントを贈っていた人がいなくなったことなど、夫の不在につながる発言をしていたのだとか。

しかし、なぜそうなったのかは不明であり、噂の真相を突き止めることもできませんでした。

自分の人生にイラストレーションの仕事がないことは考えられないという大橋歩さん。

子育て時代は息子と仕事の間で葛藤する毎日だったのでしょう。

23歳の女性が男性週刊誌の表紙の専属になったことは大決断にして大抜擢だったと思います。

大橋歩の息子は?

結婚の翌年10月には息子が誕生。

1967年ですから、ちょうど『 平凡パンチ 』の専属イラストレーターとして多忙をきわめていた時期です。


息子は小児喘息で、母親としては愛情を注いで自分の手で育てたいという気持ちはあったものの、やはり育児に専念できず、ほとんど実母にまかせきりだったそうです。

大橋歩さんにとってイラストを描くということは強い願望だったのでしょう。

また、イラストレーションの仕事は育児や家事の片手間にできるものではないのだと思います。

後年、出産後の育児と仕事の両立について深く考えていなかったと明かしています。

息子は中学生になると飲酒などの問題行動を起こすようなり、少し難しい方向へ。

大橋歩さんは責任を感じてかなり思い悩んだようです。

イオグラフィックのホームページや「大橋歩のアーカイブ」で日々の出来事を綴っていますが、これらによると息子は2002年の時点で離婚歴があるようです。

大橋歩のイラストレーターの仕事は二通り

大橋歩さんのイラストの仕事は、ほかの作者が書いた文章に添える場合と、自身の文章につける場合の二通りがあります。

前者の時は作者が執筆する段階でイメージを持っているはずなので、それとマッチするかどうかが気になるそう。

一所懸命に仕上げても、作者が気に入らない場合もあるわけですね。

心配のあまり、当分その本を直視することができなくなることもあるようです。

一方、自分の文章に添える場合は楽とのこと。


文章で言えないところをイラストで補ったり、字数制限で縛られても描き文字やイラストで伝えられるからだそうです。

大橋歩さんといえば、2000年から『anan』で連載されていた村上春樹さんのエッセイ『村上ラヂオ』の挿絵も有名ですね。

大橋歩の経歴まとめ

本業はイラストレーターですが、近年では女優のもたいまさこさんが愛用するファッションブランド「a.」のデザイナーとしてもおなじみの大橋歩さん。

1940年6月16日三重県に生まれ、多摩美術大学で油絵を専攻しました。

ところが在学中に油絵への興味を失ってしまい、イラストレーター志望に。

1964年に『 メンズクラブ 』でデビューしたあと、同年の『 平凡パンチ 』創刊にともない表紙のイラストレーターに起用されました。

卒業後は専属として7年間従事。

個性的なイラストレーションで注目を集めました。

『 平凡パンチ 』は当時の若者カルチャーに大きな影響を与えた男性週刊誌。

本名は石井久美子さん。

『 平凡パンチ 』は男性誌だったため、あえて性別をぼかした「歩」というペンネームを用いています。


関連記事
もたいまさこ、現在(2023)は独身&結婚歴は?小林聡美の仲とは!所属事務所はどこ?

もたいまさこのファッション。コムデギャルソン・マリメッコなどブランド&メガネについて

村上春樹、妻・陽子との結婚。子供はいない&村上風に育児を語るブーム

村上春樹の書斎部屋と机のこだわり、家は大磯の高台。年収が桁違い?

村上春樹の作風と魅力。芥川賞・直木賞なしの理由。海外人気とノーベル賞について

コメント