「報道のTBS」を代表する実力派アナウンサーの長峰由紀（ながみねゆき）さん。
長峰由紀さんがいなければTBSがどうなっていたのか、考えるだけでも恐ろしいものがあります。
長峰由紀は結婚した夫は業界人
1987年にアナウンサーとしてTBSに入社した長峰由紀さん。
数少ない「女子アナ」ではなく「女性アナウンサー」と呼ぶべき存在として知られていますよね。
ですが、若かりし頃は「TBSの浅香唯」と称された愛らしいルックスが大人気。
TBSもそのルックスに注目し、大いに売り出そうと思ったのでしょう。
長峰由紀さんを入社半年で「モーニングEye」の司会に抜擢しています。
テレビ局に勤務する会社員でありながらアイドル的な扱いをされる事も多いアナウンサー。
なかにはチヤホヤされたいがためにアナウンサーを目指す人も多いはず。
そんなアナウンサーにしてみれば入社半年でレギュラー番組を持つなんて夢のような出来事でしょう。
ですが長峰由紀さんは入社前から報道志望の本物のアナウンサー。
スキャンダルを扱う事には耐えられないと番組を降板。
それ以降はバラエティ番組の進行等を行っていた長峰由紀さん。
その後、外部アナウンサーを対象とした報道番組のオーディションがある事を知ると参加を決意。
外部のアナウンサーが対象のオーディションに局内のアナウンサーが参加するのは異例のこと。
二子玉川にある #暮らしとクリーマ で購入したイヤリング。#so954 #生活は踊る #長峰由紀 #クリーマ pic.twitter.com/Sks0EIChCT
— ジェーン・スー生活は踊る/TBSラジオ (@seikatsu954905) November 7, 2018
ですが、長峰由紀さんはオーディションを勝ち抜き報道番組への出演が決まります。
元々、報道志望という事もあり卓越したアナウンス技術を発揮。
その後も長きに渡って多くの報道番組を担当し「報道のTBS」を代表するアナウンサーとなりました。
テレビで輝かしい活躍を見せる長峰由紀さんですが、実は夫もテレビ関係者。
長峰由紀さんの夫は構成作家、メディアプランナーとして活躍する榊原直樹さんです。
「クイズダービー」や「クイズ100人に聞きました」などTBSの番組も多く手掛ける榊原直樹さん。
長峰由紀さんがパーソナリティを務めたラジオ「ポップン・ルージュ」にも携わっています。
きっと同じ番組に携わった事がきっかけで交際に発展したのでしょう。
ただ、長峰由紀さんは夫婦別姓のスタンスのようで、入籍をしない事実婚を選択。
結婚して夫の姓になり家庭に入る、という普通の女性とは別の道を歩む事を選んだ長峰由紀さん。
そんな一本筋の通った所に憧れる女性はきっと多い事でしょう。
長峰由紀のアナウンス部での役職は？
世界に比べるとまだまだ女性の管理職が少ない日本。
それはアナウンサー業界でも同じ。
現在、女性アナウンサーで役職に就くのは極わずか。
女性アナウンサーが役職に就くと話題になる事もその事実を顕著に表していると言えるでしょう。
有名な所では役員待遇となったテレビ朝日の大下容子さん。
フジテレビでは佐藤里佳さんがアナウンス室室長、西山喜久恵さんがアナウンス室部長となっています。
日本テレビの水卜麻美さんがアナウンス部の副主任となった事も大きな話題となりましたよね。
そこで気になるのが長峰由紀さん。
「TBSの女帝」の異名を持つ長峰由紀さんですがアナウンス部では役職についているのでしょうか。
調べてみると長峰由紀さんがは管理職ではあるようです。
ただ、どういった役職に就いているかは不明。
そのため長峰由紀さんは要職には就いていない可能性が高いと思われます。
男女合わせても長峰由紀さんほどTBSに貢献してきたアナウンサーは数えるほど。
それなのになぜ要職に就いていないのでしょうか。
恐らく長峰由紀さんにも要職就任の打診はあったはず。
ですが、長峰由紀さんには出来るだけ最前線で報道に携わっていたいという思いがあったのでしょう。
要職につくとアナウンサー業務以外にも様々な業務を行う必要があるはず。
そのため、長峰由紀さんはアナウンサー業務に専念できる立場を選んできたのかもしれません。
長峰由紀は親方と呼ばれている
報道番組での冷静な立ち振る舞いが印象深い長峰由紀さん。
その一方、好角家で相撲の話になると夢中になってしまうという一面も。
相撲好きのベテランアナウンサーという事で愛着を込めて「親方」と呼ばれる事もあるそうです。
ただ、女性であれば「女将さん」と呼ばれそうなもの。
ですが、長峰由紀さんは不思議と「女将さん」よりも「親方」の方がしっくりきますよね。
長峰由紀さんの懐の深さがそう感じさせるのでしょうか。
きっとサバサバしていそうな所も要因の一つでしょう。
他局に比べるとアイドルじみた女子アナが少ない印象のTBS。
それも「長峰由紀親方」の指導の賜物なのでしょうね。
女子アナを女子アナウンサーに育て上げる育成手腕を持つ長峰由紀さん。
きっと部局の壁を超えて多くの人々に慕われている事でしょう。
長峰由紀は定年を迎える数少ないアナウンサー
民放キー局のアナウンサーで女性初となる定年退職を迎えた事が話題となった宇野淑子さん。
宇野淑子さんが定年まで勤務したのはTBSでした。
そして、2014年に定年退職した吉川美代子さんもTBSのアナウンサー。
きっとTBSは女性が働きやすい制度と風土なのでしょうね。
吉川美代子さんが抜けてTBSの女子アナウンサーで最もベテランになった長峰由紀さん。
何事もなければ2023年に定年退職を迎える事になります。
厳しい指導により同僚から恐れられている長峰由紀さん。
特にアイドルじみた女子アナには厳しく接する事は有名。
長峰由紀さんに泣かされた経験を持つ人も少なくない事でしょう。
ただ、それだけ長峰由紀さんがアナウンサーという職業に誇りを持っているという証拠。
TBSとしても長峰由紀さんがいる事がどれだけ心強かった事か。
長峰由紀さんは間違いなくTBSでも指折りの功労者の一人と言えるでしょう。
そんな長峰由紀さんがいなくなってしまうとTBSのアナウンサーの質の低下が懸念されるところ。
ただ、長峰由紀さんの教えは現在のアナウンサーに心に残っているはず。
これから先も長峰由紀さんの教えはTBSのアナウンサーに受け継がれていくことでしょう。
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