ハルノ宵子の病気はがん。結婚や大学は?妹はよしもとばなな、糸井重里と吉本家

父に評論家の吉本隆明さん、妹に小説家のよしもとばななさんをもつ漫画家のハルノ宵子(はるのよいこ)さん。

老親の介護・看取りや自身の闘病をエッセイでつづっていますが、病気はがんだったのでしょうか。

また結婚事情や卒業した大学、父と親交が深かった糸井重里さんについてもみていきます。

ハルノ宵子の病気はがんだった?

吉本隆明さんの長女として1957年12月28日に東京都文京区で誕生したハルノ宵子さん。

本名は吉本多子(よしもとさわこ)さんといい、漫画家・エッセイストとして活躍しています。


愛猫家としても知られ、ファンには猫屋台の店主としてもおなじみですね。

父は評論家で詩人、妹は小説家というだけでなく、母の和子さんも句集を出版した俳人でした。

漫画家デビューは1981年の『いつか花梨は夢の中』。

父・隆明さんとの共著『開店休業』ではエピソードごとに追想を添えています。

新刊は2020年10月刊行の『猫だましい』。

両親の介護と死、自身の病気、猫たちとの出会いと別れをつづった生命についてのエッセイです。

2012年に両親をあいついで亡くしたハルノ宵子さん。

十数年間の介護生活では、介護だけで頭がいっぱいにならないように努めてきたそうです。

介護はいつまで続くかわからないこともあり、健康な人間にとっても大変なものですが、なんとハルノ宵子さんは闘病しながらの介護生活でした。

父が他界した時、母は骨折をして入院しており、自身も乳がんの手術を受けたこともあって、悲しむどころではなかったと話しています。

この時は片乳を切除する手術を受けているのですが、そんなハルノさんを支えてくれたのが障害をもった白猫のシロミでした。

さらに締切直前に父が他界したため、自宅に引き取った遺体にロックアイスを抱かせて朝まで机に向かったといいます。

60歳を迎える頃には大腸がんの宣告を受けたとも明かしていますが、これは2017年のことでしょう。

2020年現在のようすをみる限りはお元気そうですが、それでも経過が心配になりますね。

ハルノ宵子の結婚と大学は?

妹のばななさんには事実婚のパートナーがおり、独立していますが、ハルノ宵子さんは両親と同居していました。

結婚や夫についての情報は一切なく、ご本人の発言はおろか吉本家にも夫の気配はみじんもありません。

著名な一家だけに、結婚を非公開にするのも不自然に思えます。

おそらく結婚はしていないのではないでしょうか。

大学については、80年代に発行された『サンデー毎日』によると京都精華短期大学デザイン科中退とのことです。

ハルノさんが本気で漫画家をめざしていることを知った父の隆明さんは、どこでもいいから大学には進学したほうがいいと言ったそうです。

入学してみれば大学にさして価値がないことがわかり、妙なコンプレックスをもたずにすむというのが理由でした。

ハルノさんは短大入学前後から漫画雑誌に投稿するようになります。

妹・よしもとばななが小説家をめざした理由

7歳年下の妹・よしもとばななさんは1987年に「吉本ばなな」のペンネームでデビューし、その後「よしもとばなな」に改名しましたが、再びデビュー時の筆名に戻しています。

本名は吉本真秀子さん。

両親の介護にあたってはハルノさんが主体的に介護を行い、ばななさんが介護費用を担当したとのこと。

ばななさんが小説家になった理由としてよく語られるのが、勤め人には向かないと自覚していたことと、絵では姉にかなわないから小説を選んだということですね。

デビュー後、ばななさんは本が刊行されるたびに父に届けていたそうです。


失敗作は失敗作とはっきり批評する父でしたが、中には誉めてもらえた作品も。

『どんぐり姉妹』を読んだ父が、「あとは読者の好みの問題で、すでに完成している」と言ってくれた時はうれしかったそうです。

吉本家によく訪れた糸井重里

吉本隆明さんと親交を結び、『ほぼ日刊イトイ新聞』でもたびたび対談を重ねてきた糸井重里さん。

共著に『悪人正機』があるほか、『吉本隆明が語る親鸞』『吉本隆明の声と言葉。』を出版しています。

隆明さんを慕う人々がよく訪れ、いつも客人でにぎやかだったという駒込の吉本家。

隆明さんの書斎は当時のままに残してあり、書斎を見ると感慨のあまり言葉をなくす人も多いそうです。

糸井重里さんが訪問すると、いつも居間に隆明さんがいて、家を退出する時は玄関先まで見送りに出てくれたのだそう。

家猫や外猫が自由に出入りできるように開放されたこの家を「野戦病院のようだ」と言ったのも糸井さんでした。

時おり参加していた吉本家の宴会では、料理好きなハルノ宵子さんが腕をふるっていたそうです。

両親や妹と暮らした自宅を改装して、飲食店の猫屋台を開業したハルノ宵子さん。

両親の他界後は転居も考えたようですが、猫は土地につくということであきらめたそうです。

猫というより、ご本人が思い出深い家から去りたくなかったのかもしれませんね。


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