吉本ばななが息子を出産、独自の子育てとは。結婚した夫と元彼について

若くしてベストセラー小説を連発し、80年代にブームと呼ばれる時代をつくった吉本ばなな(よしもとばなな)さん。

2003年に高齢で息子を出産していますが、独自の子育てをはじめ、彼女が選択した結婚の形、夫について詳しくみていきます。

かつて山田詠美さんのエッセイにも登場した編集者の元彼は、今やベストセラーメーカーになっているようです。

吉本ばななが息子を出産、子育ては自由を尊重

1987年、『キッチン』により海燕新人文学賞を受賞してデビューした吉本ばななさん。

作家生活はすでに30年を超えますが、なんと5歳の頃から将来は小説家になることを決めていたそうです。


その理由は、毎朝早起きして同じ時間に会社に行くのは無理と幼心に感じており、「絵では姉にかなわない」とも思っていたから。

あれこれと余計なことを考えないうちに決めてしまったのがよかったのかもと振り返っています。

吉本ばななさんは1964年7月24日、評論家で詩人の吉本隆明さんの次女として東京都文京区に生まれました。

本名を吉本真秀子さんといい、漫画家のハルノ宵子さんは姉です。

日本大学の卒業制作で書いた『ムーンライト・シャドウ』が芸術学部長賞に輝き、一応は読者に伝えられるんだなと手応えを感じた吉本ばななさん。

卒業後はアルバイトと並行して小説を投稿するつもりでいたところ、最初に投稿した『キッチン』が絶賛をあびることになりました。

トントン拍子にデビューが決まったわけですが、内心は「これはまずいことになった」と思っていたのだとか。

なぜなら、社会経験が未熟なうえに小説のストックもなかったからだそうです。

吉本さんは2003年、39歳の時に第一子となる長男を出産しました。

通常より時間のかかる難産だったようで、出産と死は似ているように思え、まさに命がけであることを実感したのだそう。

息子は2020年に17歳を迎えますが、義務教育は受けていません。

私立の小学校を1年でやめたあと、本人の自由を尊重し、好きなことを徹底的にやらせるサドベリー教育を行う学校に入り、卒業しました。

義務教育を受けさせないことについては、さすがに躊躇したという吉本ばななさん。

しかし息子は卒業後、自らの意思で中卒認定を取得。

日本の小・中学校の勉強は本気になれば1年で学べることや、放っておけば子供は自分で考え、決断することがわかったそうです。

吉本ばななが選択した結婚の形と夫について

吉本ばななさんは選択的夫婦別姓制度に賛同しており、自身も事実婚という形でパートナーの田畑浩良さんと暮らしています。

出産後も二人の関係は事実婚のままです。

夫を好きになっただけで、夫の実家と結婚したわけではないという考えから、このような結婚の形をとっているのだそう。

エッセイの中で、ばななさんが「ヒロチンコ」と呼ぶ浩良さんはロルファーという、ちょっと耳慣れない仕事をしています。

ロルファーとは、ロルフィングという整体法をする身体調整師のこと。

ロルフィングとは、身体の結合組織に働きかけて、姿勢と動きの両面から身体のバランスを整えるアメリカ生まれの施術なのだそう。

田畑さんは、トップアスリートや伝統芸能のパフォーマーにもセッションを提供しているゴットハンドの持ち主でした。

吉本ばななの元彼はベストセラーメーカーになっていた!

吉本ばななさんの「元彼」で検索されている人物は、おそらく90年代に刊行された山田詠美さんのエッセイに「ばなりん」の恋人とし登場した「石原ちん」のことではないかと思います。

もちろん「ばなりん」は吉本ばななさんのことです。

この方は石原正康さんといい、これまで山田詠美さんはもちろん、吉本ばななさん、村上龍さん、五木寛之さんらの担当を務めてきた編集者。

もともと作家志望であり、法政大学在学中から角川書店でアルバイトとして編集に関わっていました。

その後は社員となり、1993年には社内の有志6人で幻冬舎を設立。

『13歳のハローワーク』や『大河の一滴』といったミリオンセラーやベストセラーを送り出してきたヒットメーカーとして、出版業界では有名な人物です。

一時期は吉本ばななさんと事実婚の関係にありましたが、のちに解消しています。

事実婚を選択し、一般人のパートナーと良好な関係を築いている吉本ばななさん。

夫婦の形の多様性を示してくれていることに共感を抱く女性たちも多いようです。


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