阿刀田高の家族。息子、娘、兄弟は? 文体の特徴&TO-BE小説工房について

『冷蔵庫より愛をこめて』などで知られる、直木賞作家の阿刀田高(あとうだ たかし)さん。

ショートショートや歴史ものなど幅広く執筆し、数多くの賞を受賞している大御所作家です。

作品は有名でも、人柄を知らないという人もいるかもしれません。

今回は阿刀田さんの家族情報、とくに息子、娘、兄弟について見ていきましょう。

さらに文体の特徴と、自身が主催するTO-BE小説工房についてもご紹介します。

阿刀田高のプロフィール

本名:阿刀田高

生年月日: 1935年1月13日

身長:不明

出身地:東京都杉並区

最終学歴:早稲田大学第一文学部フランス文学科

阿刀田高の息子はいる?

日経新聞に掲載された「私の履歴書」によると、阿刀田さんには妻の慶子さんとの間に、息子2人と娘1人がいます。


息子のうち1人は詳細がわかりませんが、もう1人は阿刀田寛さんという、日本経済新聞の記者です。

長年スポーツ欄を担当していますが、その解説が文学的ということで楽しみにしているファンもいるようですね。

比喩を巧みに用い、一人称を避けて状況を生々しく語る手法は、並の新聞記事とは一線を画しているのが特徴。

サッカーの解説をするにしても、まるでボールに意志があるような書き方をしています。

おそらく新人記者が真似をしようとしてもうまくいかないうえ、型から外れるなと注意を受ける可能性が高いですね。

直木賞作家の血を受け継いだ阿刀田記者ならではの、格調高い名文と言えるでしょう。

淡々と事実を伝えるのが記者の役割だと考えている人は、阿刀田記者の小説的な記事を好きになれないかもしれません。

確かに余計な装飾より事実を知りたいなら、普通の記事を読んだ方が速く情報を得られます。

好みの分かれる、独特な記者なのでしょう。

阿刀田高の娘

阿刀田さんの一人娘はどんな人なのでしょうか。

情報についてはまったくありませんでしたので、一般の方である可能性が高いです。

息子の阿刀田記者の文体を考慮すると、娘さんも高い教養やセンスを備えているのかもしれませんね。

阿刀田高の兄弟

阿刀田さんに兄弟はいるのか、気になりますね。

先述した日本経済新聞のデータによると、兄が1人、姉が3人いたことがわかっています。

全員が健在かわかりませんが、姉のうち1人は肺結核で亡くなっているということでした。

さらに阿刀田さんには、双子の弟がいました。

先に生まれた方を兄と認定して「高」と名付けることに決まっていたようです。

弟は生後1年にならないうちに、阿刀田さんの風邪が移って他界してしまいます。

これについて自身は、罪の意識を頭のどこかに置いているのかもしれません。

自分の風邪によって死んだ弟の存在が、阿刀田さんが生きていくうえで何らかの影響をもたらし続けていた可能性は高いでしょう。

兄弟について見てきましたが、健在なのは年齢的にも阿刀田さんだけかもしれませんね。

阿刀田高の文体の特徴

阿刀田作品の文体は、決して硬すぎず、かといって親しみやすすぎない点が特徴です。

自身は「味わい深い文章を書く力」が作家に不可欠という趣旨の発言をしています。


そのため冷静すぎて情のないものでも、感情が激しすぎて共感できないものでもない、中間的な文体に徹しているのかもしれません。

また不可思議で奇怪な話を多く手掛けていますが、地の文章の中に人物の心情をうまく盛り込むことで、ストーリーを追いやすくする工夫をしている印象もあります。

ギリシャ神話など海外古典作品を扱った随筆も多いので、不可思議な話を描くうえでそれらを参考にしているのかもしれませんね。

O-BE小説工房とは

文学賞などの公募情報誌である「公募ガイド」に掲載されている「TO-BE小説工房」。

毎月阿刀田さんが選んだテーマに沿って書かれた、ショートショートと呼ばれる掌編小説を公募する企画です。

2020年10月は「ラベル」、11月は「待ち合わせ」など、テーマは月ごとにバラバラ。

それをうまく小説にする手腕が試されますね。

面白いストーリーを2,000字以内に収めるのは至難の業ですが、毎月多くの作家志望の人などが応募しています。

阿刀田さんに最優秀に選んでもらうのはかなりの実力者だけでしょうから、実際に選ばれたらさぞ嬉しいに違いありません。

単純に面白いだけではなく、深いストーリーを求めているようなので、我こそはという人はチャレンジしてみるのも良いでしょう。


今回は阿刀田高さんについて見てきました。

兄弟を早くに亡くした影響もあり、どことなく不可思議で影のある作品が多いのかもしれませんね。

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