松浪 健四郎(まつなみ けんしろう)さんはガッシリとした体やちょんまげでお馴染みでした。
野党議員にコップの水をかけた事件を起こしますが、騒動の原因や真相は何なのでしょうか。
今回は松浪健四郎さんの事件や息子、現在やちょんまげが消えた噂などを見て行きましょう。
松浪 健四郎のプロフィール
本名:松浪 健四郎
生年月日:1946年10月14日
出身地:大阪府泉佐野市
最終学歴:日本大学大学院文学研究科
現職:日本体育大学理事長
松浪健四郎が水かけ事件を起こした真相
まずは松浪健四郎さんの代名詞とも言える「コップ水かけ事件」を見て行きましょう。
騒動が起こったのは2000年11月のことで、加藤紘一氏の起こした”加藤の乱”を起点として野党が提出した森内閣不信任決議案を巡る本会議場で事件は起こりました。
松浪健四郎さんは自民党と連立政権を組んでいた保守党を代表して不信任決議への反対討論をしましたが、そこでヤジを飛ばしていた野党議員に向かってコップの水を掛けました。
松浪健四郎はこのとき、コップ一杯の氷水をかけて、ALS患者である徳田虎雄から寄付金を貰ってたのでしょうか。 pic.twitter.com/fe46eDoHnB
— SATØRU_SUGIYAMA (@kendo_sugiyama) August 22, 2014
これについて一部の野党議員が「扇(保守党党首の扇千景さん)と何発やったんだ!」とヤジったことに激怒したと報じられましたが、これは松浪健四郎さん本人が否定しています。
ヤジの内容よりも単純に声がうるさかったことが原因の可能性もある一方、コップの水に関しても野党議員にまでは届いておらず、計算されたパフォーマンスとも言われていました。
後にコップを投げなかったことを聞かれて”投げれば除名となる”と発言するなど一線を越え無いようにしているので、壇上から水を掛けることは事前に考えていたのかも知れませんね。
ちなみに、この騒動によって松浪健四郎さんは25日間の登院停止の懲戒処分を受けています。
いくらなんでも「何発やったんだ!」というヤジを国会議員がしたとは思いたくないですね。
松浪健四郎の息子は国会議員?
次は松浪健四郎さんの息子が国会議員なのかについて見て行きます。
2017年10月まで「日本維新の会」の国会議員に松浪健太さんという議員がいましたが、同じ大阪府出身で名字も同じことから松浪健四郎さんの息子なのか気になりますよね。
5月12日(金)テロ等準備罪の修正案
11時よりテロ等準備罪の修正案について党内での最終審議となる【両院議員総会】が開催されました。
修正案の提出者となる松浪健太議員(衆議院法務委員)から修正案の説明を行いました。採決の結果、賛成する事となりました。 pic.twitter.com/XCko3fnMVa— 日本維新の会 (@osaka_ishin) May 16, 2017
健太さんは大阪市の清風高校から早稲田大学商学部へ進学し、卒業後に就職した産経新聞社を経て大阪10区から自民党公認で出馬して初当選(2002年10月)をした経歴を持ちます。
名字や経歴、歯切れの良い演説から親子と思ってしまいますが、実際のところは親子では無いものの”叔父と甥”という関係なので親族という大きな枠組みでは共同体でした。
現在の健太さんは衆議院選挙での落選を経て大阪府議会議員として再スタートをしています。
ちなみに、松浪健四郎さんには息子さんと娘さんがいらっしゃるそうですが、父親と違って政治の世界へ進まずに一般生活を送っているので詳しい情報は公開されていませんでした。
抗がん剤で松浪健四郎のちょんまげが消滅!
ここではトレードマークのちょんまげが消えてしまった件を見て行きましょう。
松浪健四郎さんは2018年に前立腺がんや膵臓(すいぞう)がん、加えて悪性リンパ腫を同時に発症しており、手術や抗がん剤による治療を受けて病魔と闘っているそうです。
同年11月末には手術を終えて職務復帰をしていますが、リンパ腫に対する抗がん剤治療「R-CHOP療法」の副作用で頭髪が抜け落ちて”ちょんまげ”も無くなったと驚きの告白。
「ビクトル古賀先生を偲ぶ会」松浪健四郎氏の挨拶。昨年11/3に先生が亡くなった当日、実は自分も癌の手術をしていた。昨年だけで手術を3回もやり、トレードマークのちょんまげは抗癌剤の副作用で切ったという。「『これがサンボだ!』は全部自分が書きました」と衝撃の告白も。 pic.twitter.com/xr68rBdYR8
— WARAGAI Koichi (@warakoichi) March 7, 2019
がん自体は”ステージ2″だったこともあって幸いにも経過は良好ですが、トレードマークだった自慢のちょんまげを失ってしまい、現在は医療用のカツラを着用していました。
周囲から「若返った」と言われて喜んでいる反面、どことなく寂しそうな気も伝わって来ます。
悪性リンパ腫の治療が終われば自分の毛が伸びて来ると思われますので、再びちょんまげ姿を見ることがあれば病気に打ち勝ったという証にもなるので二重の喜びとなりますね。
現在の松浪健四郎は日本体育大学の理事長に
最後に現在の松浪健四郎さんについて確認しておきましょう。
2010年7月11日に行われた「第22回参議院議員選挙」へ自民党(比例区)から出馬するも落選して議員を諦め、翌年6月8日に母校である日本体育大学の理事長に就任していました。
2023年現在も理事長を続けており、大学の公式チャンネルでは元気な姿を見せてくれています。
理事長として生徒や教員の指導に励む一方、地方自治体との連携により市民の健康増進や子供の体力向上へ寄与するなど積極的に活動をしている様子でした。
日本体育大学の松浪健四郎理事長や具志堅幸司学長が西宮市役所を訪問下さり、本市と「体育・スポーツ振興に関する協定書」を締結させていただきました! 今後、市民の健康増進や子どもの体力向上、トップアスリートとのふれあいなどにつなげていけるよう、ご縁を活かしていきたいと思います! pic.twitter.com/1Gu0lzTUbX
— 石井としろう Toshiro ISHII (@toshiro141) May 9, 2019
他にも2020年には、自民党幹事長の二階俊博さんを応援する「二階氏を囲む会」を立ち上げ、国会の外から恩人である同氏のサポートをするなど存在感を示しています。
さすがに70歳を過ぎているので政界復帰ということは無いでしょうが、この動きの裏には東京オリンピックに関して一定の影響力を残しておきたいという思いがあるのかも知れません。
自らはレスリングの最終選考(メキシコシティーオリンピック)で敗退して出場を逃した過去がありましたが、その時に叶わなかった夢は教え子たちがきっと叶えてくれる事でしょう。
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