小川糸と鎌倉、ベルリン移住。愛犬ゆりねと家でのくらし

『食堂かたつむり』などで知られる、作家の小川糸(おがわ いと)さん。

鎌倉を舞台にした『ツバキ文具店』など映像化されたものも多いですね。

夫は音楽プロデューサー・水谷公生さん。

夫と浜田省吾さんを加えた3人組ユニット「Fairlife」を結成し、春嵐(しゅんらん)というペンネームで作詞を担当するなど幅広く活動してきました。

小説では、日常を優しく描き上げる手腕が高い評価を受けていますが、小川さん自身も丁寧なくらしを大切にしている方のようです。

今回は小川さんについて、鎌倉との関係や、ベルリン移住の詳細、愛犬・ゆりねと、家について見ていき、丁寧なくらしの魅力を探ってみましょう。

小川糸のプロフィール

本名:不明

生年月日:1973年※誕生日不明

身長:不明

出身地:山形県山形市

最終学歴:清泉女子大学文学部国文学科

鎌倉との関係について

2017年度の本屋大賞を受賞した代表作『ツバキ文具店』と、その続編『キラキラ共和国』は鎌倉を舞台にしています。


前編の『ツバキ文具店』は、文具店と代筆屋を営む主人公・鳩子の目線から、鎌倉に住む人々の悲喜こもごもをあたたかく描いた作品。

ベストセラーとなり、NHKドラマにもなりました。

作品からは鎌倉への愛着が感じられますが、小川さんは鎌倉と、何か関係があるのでしょうか。

経歴を見る限り、山形県出身ということもあり、あまり鎌倉にゆかりがある可能性は高くない印象を受けました。

しかし後ほどご紹介する通り、小川さんはミニマリストとして、最小限のものだけをそろえるシンプルなくらしを実践されています。

そこから考えると、東京や大阪のような都市圏の喧騒とした雰囲気が好きではない人なのかもしれません。

何かの機会に鎌倉という場所を訪れた際、その現代離れしたような雰囲気に魅了され、作品に書いた可能性が高いですね。

小川さんは「鎌倉の人のつかず離れずの関係がすてき」だったと語っています。

その魅力的な鎌倉の人々の交流を描くことで、自身もそのコミュニティに入った気持ちになりたかったのかもしれません。

ベルリン移住

小川さんは2017年、ベルリンに移住しています。

元々ドイツが好きで、30代の頃から夏はベルリンに滞在していました。

気に入った点は、日本と違ってモノがあふれていないことだそうです。

あくまで必要最小限のものだけを買い、シンプルな暮らしをする文化があるドイツ。

一度ベルリンに滞在すると、日本のように余裕がなく、消費を第一とする社会に嫌気がさしてしまったようです。

そんなベルリンを気に入り、毎年夏に滞在するようになり、最終的には長期滞在から移住を決意した小川さん。

今では1日1個以上の予定入れず、お金を使わない日を設けるなど、ミニマリストとしてシンプルな暮らしを楽しむようになったそうです。

犯罪に手を染めないならそれで良い、という寛容な雰囲気があるベルリンでの暮らしは、東京に住むよりもストレスがたまりにくいのでしょう。

愛犬の「ゆりね」について

小川さんはミニマリストであると同時に、愛犬家としても有名。

エッセイ『犬とペンギンと私』(2017)には、あふれんばかりの犬への愛がつづられています。

愛犬の名前はゆりねで、また夫の水谷さんをペンギンと呼んでいるため、まるで小動物2匹と暮らしているかのようなタイトルになったようです。


ゆりねは穏やかな性格で、他の犬に吠えることもしないそうで、一緒に暮らしやすいのでしょう。

2020年4月に小川さんは、コロナの影響でドイツと日本を行き来できなくなる可能性を考え、ゆりねを連れて一時帰国しています。

そんな状況下で書かれた新作『とわの庭』に、平凡な日常の大切さを込めたと言う小川さん。

3年間のベルリン生活に一区切りつけたと発言しているので、夫と愛犬と共に、2020年中は日本にとどまる可能性が高そうですね。

小川糸の家とくらし

ベルリンで暮らしていたのはどんな家だったのか、気になりますよね。

実は築120年のかなり古いアパートに住んでいたそうです。

寒い国ということもあり、二重窓など防寒設備はしっかりしているそうで、あとは必要最小限のインテリアをそろえて飾りすぎないように気を付けているとのこと。

さらに元々設備が施されていないものについては、自分で修理をするのがドイツのやり方だそう。

家具の修理や手作りの料理など、1つひとつのことを丁寧に行い、生活する。

そんなベルリン流のやり方を小川さんの著書で知った多くの人が、日本でも丁寧なくらしを体現し始めているようです。

コロナで消費社会の限界が見えた今、シンプルなくらしの価値が見直されつつあることがわかりますね。


今回は小川糸さんについてご紹介しました。

ミニマリストの入門書として、小川作品を手にする人も増えていくでしょう。

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