瀬尾まいこ、夫と結婚し家族3人の暮らし。教員の過去&経歴と生まれまとめ

『そして、バトンは渡された』で本屋大賞を受賞した人気作家・瀬尾まいこ(せお まいこ)さん。

中学校の教員だったこともあり、子供が好きな人という印象がありますが、ご自身には夫や子供がいるのでしょうか。

夫と結婚、家族の詳細と、教員時代について見ていき、経歴と生まれの詳細をまとめました。

瀬尾まいこのプロフィール

本名:瀬尾麻衣子

生年月日:1974年1月16日

身長:不明

出身地:大阪府大阪市

最終学歴:大谷女子大学文学部国文学科

瀬尾まいこ、夫と結婚し娘あり。家族3人の暮らし

まずは夫がいるのか、結婚しているのかについて見ていき、家族情報を確認してみましょう。

瀬尾さんは中学校の教員でしたが、35歳のときに病気が見つかったことで6年間勤めた学校を退職。

その後は保育士になろうと資格の勉強をしていたそうです。


資格取得後、二次試験まで進んだタイミングで結婚しました。

すぐに娘が生まれたので、結局保育士としては働かず、主婦をしながら小説の執筆に力を入れ始めています。

やはり子供が好きで、子供の登場する物語を多く執筆していたそうです。

夫について詳しい情報はわかりませんが、一般の方で、妻の創作活動を応援してくれる優しい人のようでした。

旦那さんと一人娘の3人家族である可能性が高いです。

本を読まないのんきな夫

あまり詳しいことはわかっていない旦那さんですが、瀬尾さんは少しだけ情報を出してくれることがあります。

実家のある奈良で、4才年下の夫と5才の娘と3人で暮らす。旦那さんは、ふだん本も雑誌も読まないそう。

瀬尾さんは1974年生まれなので、4歳下なら1978年生まれ。

2023年は45歳になっていることでしょう。

本を読まないといっても、瀬尾さんの仕事は応援しているようで、本屋大賞を受賞した際は「すごい」と喜んでくれたのだとか。

ただ、「俺も読む」と言ってから実際に読んだ様子はないそうです。

そんなエピソードからは、本当に読まないことが想像できますね。

雑誌なら写真なども多くあるわけですから、文章を読まなくても楽しみ方はあるはず。

それでも手に取らないとなると、旦那さんが考える娯楽の中に本はないのでしょう。


情報収集などが必要な場合でも、最初から選択肢に入っていない可能性があります。

そう考えると、小説家である瀬尾さんのパートナーとしては、少し意外な気もしますね。

ですが、本や小説とまったく無縁の男性だからこそ、逆にうまくやっていけることもあるのかもしれません。

ちなみに、旦那さんの性格はとてものんびりしているようです。

彼は信じられないくらいのんきで、家ではほとんどゴロゴロしていますが、まあ、家がほっこりはします。

瀬尾さんの家では、あまりピリピリすることがなく、いつも心地よい空気が流れているのでしょうか。

自宅で仕事をする瀬尾さんにとっては、なかなか快適な環境といえるかもしれませんね。

家族の存在がもたらした変化

本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』は、出産してから最初に書き始めた小説なのだとか。

執筆当初は、愛情に恵まれていれば、親が頻繁に変わるような人生でも不幸にならないと考えていた瀬尾さん。

ですが、書いているうちに、愛情を受ける以上の幸せについて考えるようになります。

愛情を与える「あて」があるなら、その方がより幸福と思うようになったそうです。

そうした考え方の変化には、子供の存在も影響しているのかもしれません。


娘さんが生まれた後の変化について、インタビューで語っていました。

小さい子どものことが分かったり、親と子の関係性を考えるようにはなりましたね。

娘さんは、瀬尾さんが愛情を与える対象のはず。

その幸せがわかったことで、執筆中の考え方も変わっていったのではないでしょうか。

瀬尾まいこは教員だった過去

中学校時代があまり楽しくなかったため、未来の子供たちには楽しい中学校生活を過ごしてもらいたいという思いが強かった瀬尾さん。

大学卒業後、中学校の国語講師になりますが、正規の職員になれるまで9年かかったそうです。

それでも大好きな講師職と並行して小説を執筆し、2001年には『卵の緒』で坊っちゃん文学賞大賞を受賞。

その後、念願の正規教員として京丹後市立久美浜中学校、相楽東部広域連合立和束中学校に赴任。

2011年の退職までは、小説家と教員の二足のわらじをはいていました。

教員としての子供たちに対する優しいまなざしが、作品にも反映されているに違いありません。

親、子供の双方に対するあたたかい思いやりが感じられる作品は、瀬尾さんの優しい人柄によるところが大きいのでしょう。

ちなみに瀬尾さんの『花曇りの向こう』という作品は、中学校の国語の教科書に掲載されています。

中学校教師をしていた瀬尾さんとしては、自分の作品が中学校の教科書で扱われるのは感無量のはず。


「ウザイ」などの心無い言葉を生徒にかけられても、子供に対する愛情が失せることはなかったと言います。

瀬尾さんは教師としても、小説家としても、人に対する思いやりを軸にして仕事へ向き合っているようです。

だからこそ、その作品には完全な悪人が登場せず、悲劇的なバッドエンドも避けられているに違いありません。

人の優しさ、あたたかさを信じ、作品に描きこむ。

そのスタンスによって、読んだ人は本当に優しい気持ちになれ、これからも希望を捨てずに生きていこうという気持ちになれるのでしょう。

瀬尾まいこの経歴まとめと生まれた環境

瀬尾さんは教員という経歴を持った小説家ですが、作品には子供たちや保護者と交流した経験が活かされているであろうことがわかりました。

最後に瀬尾さんの生まれた環境はどんなものだったのか、生い立ちをご紹介します。

大阪府に生まれますが、父親はいなかったそう。

父親のいない作品を書くこともありますが、複雑な家庭環境の主人公を描くのは、自身の父がいない環境で育った境遇によるものがありそうですね。

そんな環境で育ちながら、決してゆがんだ性格ではなく、思いやり深く聡明な女性に育ったのは彼女の芯の強さのおかげでしょう。

今回は瀬尾まいこさんについて見てきました。

複雑な家庭が増える中、今後もより一層、瀬尾作品に勇気づけられる人が増えるでしょう。


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