辻元清美、ピースボート設立とクルーズ返金騒動の関係。自衛隊を巡るネットの噂はデマ多し

辻元 清美(つじもと きよみ)さんは舌鋒鋭いリベラル派の旗手として日々活動をしています。

広く知られている団体「ピースボート」の設立にも関わったそうですが本当なのでしょうか。

今回は辻元清美さんとピースボートの関係や返金騒動、自衛隊を巡る噂を見て行きましょう。

辻元清美のプロフィール

本名:辻元 清美 (つじもと きよみ)

出身地:奈良県吉野郡大淀町

生年月日:1960年4月28日

最終学歴:早稲田大学(教育学部)卒業

主な肩書:国土交通副大臣 / 立憲民主党副代表

辻元清美はピースボートの設立メンバーだった

まずはニュースなどで見聞きする「ピースボート」との関係を見て行きましょう。


このピースボートとは主にアジア諸国を巡って国際交流を行う非政府組織(NGO)であり、設立されたのは1983年(昭和58年)と意外にも長い歴史を持つ組織でした。

団体は大学生が中心になって立ち上げ、創立メンバーの中には辻元清美さんの名前があります。

当時は早稲田大学(教育学部)に在籍していた学生でしたが、1982年の「歴史教科書問題」によって中国や韓国との緊張感が高まった状況を何とかしたいとの思いで設立したそうです。

大学を卒業後はピースボートの主要メンバーとして平和活動や市民運動に尽力し、1993年にはエイボン女性大賞(教育賞)を受賞するなど一目置かれる存在になりました。

その後は土井たか子さんの誘いを受けて社会民主党に入る覚悟を決め、1996年に行われた「第41回衆議院議員総選挙」の比例近畿ブロックから立候補して見事に当選。

今でもピースボートとの関連を疑う方もいらっしゃいますが、当選前の立候補時点で”NGOの政治的中立性を保つため”に同団体の役職を全て辞任して距離を置いています。

いずれにしてもピースボートでの活動が政界への道を拓いたと言って良いでしょうね。

ピースボートの返金騒動に辻元清美は関与している?

次は「ピースボート」が企画したクルーズ旅行の返金騒動や関与について見て行きます。

初期のピースボートはアジア地域との交流(旅行)を軸とした活動をしていましたが、1990年以降は世界各地を巡って交流をする「地球一周の船旅」も企画するようになりました。

今年も例年通り開催する予定だったので旅行の運営を任されている「ジャパングレイス」は募集を進めますが、ご存知の通りコロナウイルスの感染拡大で空気が一変してしまいます。

流れとしては中国で予定されていたクルーズ船のメンテナンスができなくなったこと、日本での感染拡大によって旅行どころでは無くなったことで中止の判断に追い込まれました。

同じ様な例は世界各地で起こっていますが、運営するジャパングレイスは中止になった旅費の一括返金を拒否し、なんと36ヶ月(3年間)の分割払いとする通知を出して炎上。

旅行の運営や集金はピースボートではなくジャパングレイスでしたが、批判の矛先は企業や団体よりも目立つ存在の辻元清美さんに集中してしまう事態へと発展しています。

前項でも触れた通り1996年の衆議院選挙に立候補した時点でピースボートの役職を退いているものの、創立メンバーや国会議員ということで道義的な責任があると言えるでしょう。


直接的な責任を問うのは酷かもしれませんが、生みの親や代議士という立場からジャパングレイスに対して速やかな返金を促すのは当然の責任や役割と言っても過言ではありません。

普段は与党に向けている鋭い舌鋒を困っている被害者の救済に活かして欲しいところですね。

辻元清美の自衛隊に関する噂は司法の場で決着済み

最後に辻元清美さんと自衛隊の関係や噂をチェックしておきましょう。

社民党出身ということもあって自衛隊に否定的な印象が強いですが、実際には自衛隊廃止などは主張しておらず、専守防衛や国際協力、災害救助などに必要との考えを示しています。

いわゆる護憲(憲法9条)の考え方が独り歩きや誤解をされている感がある一方、与党時代に対応した東日本大震災では自衛隊の役割や存在の大きさを痛感していました。

震災関連で言えば1995年1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」において被災地で反政府ビラを撒き、その中で”自衛隊から食料を受け取らないように”と訴えた噂があります。

また、カンボジアで活動中の自衛官に対して「そこにコンドーム持っているでしょう」という発言をした噂も広がり、ネットを中心にして大きな話題になっていたそうです。


これらの件は産経新聞が取り上げましたが、2013年3月22日の東京地裁において辻元清美さんへの名誉棄損が認定されて勝訴し、産経新聞は上告せずに判決を受け入れていました。

事の真相について軽々しく言及することは出来ませんが、少なくとも司法の場において一連の噂や報道が否定されたことは間違いない事実なので留意しておきましょう。

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