土井たか子の家系図。本名と結婚、夫について。死因は?自宅は西宮

その活躍ぶりから政界にマドンナブームを巻き起こした土井たか子(どいたかこ)さん。

記録にも記憶にも残る数少ない名政治家である事は間違いありません。

土井たか子の原点が分かる家系図とは

日本初の女性の衆議院議長、政党党首となった土井たか子さん。

議席数も大きく増やすなど日本中に「おたかさんブーム」を巻き起こしました。

兵庫県立第三神戸高等女学校を経て京都女子専門学校に進学。

その後、憲法学者である田畑忍さんの講演に心を打たれた事で同志社大学へ編入学。


そして田畑忍さんの元で憲法を学ぶように。

これが土井たか子さんの人生の大きな転機となった事は間違いありません。

同志社大学を卒業後は同志社大学院へ進学。

大学院を修了後は同志社大学や関西学院大学、清和女子大学で憲法学の講師に。

それと並行して神戸市の人事委員として就職等での女性差別問題の解決に尽力。

こうした活動を評価した社会党が選挙への出馬を要請。

土井たか子さんも女性が抱える問題を解決するには国会議員になるしかないと思っていたはず。

きっと出馬要請は渡りに船だった事でしょう。

そして出馬した1969年の衆議院議員選挙で見事に当選。

こうして国会議員となった土井たか子さん。

その後は大学と大学院で培った憲法の知識を武器に女性の地位を向上するために奮闘。

1980年の国会では「男女の雇用差別」、「家庭科が女性だけ必修」、「父系のみ認められる国籍法」など男女差別を政府に追求。

こうした土井たか子さんの活動が実を結び1986年には男女雇用機会均等法が施行。

世の中の女性の地位向上に多大なる貢献を果たす事に成功しました。

そして同年、女性で初となる社会党の委員長に就任。

1993年には女性初の衆議院議長となり、1996年には女性初の党首に。

女性の地位を向上するために尽力しながら、自らも女性の地位向上を体現。

ブームを巻き起こすほどの人気になったのも納得ですよね。

そんな土井たか子さんの原点が分かるのが家系図。

父親が開業医で母親も薬剤師と両親共に非常に優秀だったようです。

まだまだ大学に進学する女性は珍しかった当時。

きっと両親が勉強熱心だった事から土井たか子さんも大学院にまで進学出来たはず。

他の親であれば大学にも通えず早々と働きに出されていたかもしれません。

また、多忙な両親に変わって子供達の面倒を見ていたのは祖母。

普通なら孫を甘やかしてしまいそうですが祖母は非常に厳格だったそうです。

幼少期から厳格な女性を見て育ったから一本芯の通った女性になったのでしょう。

この家系だからこそ土井たか子さんのような政治家が誕生したと言えます。

優秀な人材には血筋だけでなく環境も大事なんだと改めて実感しますね。

土井たか子は本名ではない?

芸能人が政治家になると芸名をそのまま使う事が少なくありません。

扇千景さんやアントニオ猪木さん、森田健作さんが最たるもの。

本名よりも芸名の方が広く知られているから当然といえば当然のことかもしれません。

タレントではなく大学の講師から政治家となった土井たか子さん。

実は「土井たか子」という名前は厳密には本名ではないんです。

本名は「土井たか子」ではなく、「土井多賀子」。

名前の部分も全て漢字表記なんです。

ただ、選挙の時の記入のし易さや記入間違いを考慮してのこと。

なるべく簡単にしようという思いから「たか子」の部分を平仮名にしたのでしょう。

また、ひらがなの方が目に入った時に覚えやすいですよね。

何よりも名前を覚えてもらわなくては選挙に勝つことは出来ません。

政治家が当選を勝ち取るためにあの手この手を尽くしている事が良く分かります。

きっと土井たか子さんも初出馬の時は何とか当選しようと必死だったのでしょうね。

土井たか子の結婚、夫について


政治家としての功績はあまりにも有名な土井たか子さん。

一方、私生活についてはあまり知られていませんよね。

その中でも特に気になるのが結婚歴でしょう。

土井たか子さん程の女性と釣り合う男性は決して多くはありません。

そのため一体どんな男性と結婚したのか気になりますよね。

政治家や官僚、はたまた実業家でしょうか。

そこで調べてみると何と土井たか子さんは生涯独身。

一度の結婚歴もありませんでした。

きっと家庭を持ち自分だけが幸せになるのではなく、世の中の女性が幸せになるために力を尽くす方を選んだのでしょう。

まさに人生の全てを政治に捧げた土井たか子さん。

「政治と結婚した」と言っても過言ではありません

ただ、夫も子供もいない事から老後の心配をして不安になる事もあったそうです。

傍で支えてくれる人がいたらまた違った人生を歩んでいたはず。

そもそも政治家にならなかった可能性もありますよね。

もし土井たか子さんが政治家になっていなかったら男女の平等はまだ先になっていた事でしょう。

土井たか子の死因

2005年の選挙でまさかの落選となった土井たか子さん。

その後、復帰を噂されるもそのまま政界から引退。

それ以降も政治活動は続けると名言しながらも表舞台に姿を表す事は殆どありませんでした。

かつての印象を変えてしまうほど痩せてしまった事がその原因と言われています。

それほど痩せたのは年齢のせいもあったのでしょう。

ただ、政治家でなくなった事で気力が衰えしまったのかもしれません。

そんな土井たか子さんが亡くなったのは2014年9月20日。


死因は肺炎で享年、85歳でした。

その死が公表されたのは初七日を迎えた9月28日。

きっと葬儀等が終わるまでは騒ぎにしたくない、という配慮があったのでしょう。

そして11月25日に開かれたお別れの会。

最後のお別れをするべく与野党を問わず多くの国会議員が訪れました。

国政ならびに日本に多大な影響と功績を残して旅立った土井たか子さん。

土井たか子さんのように政治に心身を捧げる議員が一人でも多く誕生する事を願うばかりです。

土井たか子の自宅があったのは西宮?

関西でも有数の高級住宅街として知られる西宮市と芦屋市。

土井たか子さんの選挙区はその両市を含む兵庫七区でした。

その事もあってか土井たか子さんの自宅も西宮にあったようです。

ただ、大物政治家に良くあるような目を見張るほどの豪邸ではありません。

四畳半と六畳の2部屋しかないアパートでした。

お金のために働く事が嫌いだった事から自宅も車も購入せず。

どうやら必要最小限の生活をしていたようです。

お金にまつわるスキャンダルを起こす政治家は少なくありません。

ですが、土井たか子さんはまさに清廉潔白。

今更ながらこんな政治家がいたのか、と感嘆してしまいます。

お金の為ではなく、国民のために一生懸命働く。

こんな政治家が増えたらもっとより良い国になるはず。


それと同時に世間の政治家を見る目も大きく変わる事は間違いありません。。

今の政治家をみて土井たか子さんは草葉の陰で一体何を思っているのでしょうね。

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