福島 瑞穂(ふくしま みずほ)さんは日本のリベラルを代表する論客として有名ですよね。
プライベートでは結婚をしていますが、自身の主張もあって入籍はしていないそうです。
今回は福島瑞穂さんの夫や夫婦別姓、個性的な字や大臣罷免について見て行きましょう。
福島瑞穂は夫婦別姓の立場から夫と入籍せず
まずは福島瑞穂さんの結婚や夫の海渡雄一さんについて見て行きましょう。
福島瑞穂さんは同じ弁護士をしている海渡 雄一(かいど ゆういち)さんと結ばれていますが、入籍はしていないので法的には結婚(婚姻)ではなく”事実婚”という扱いになります。
海渡さんは刑務所や拘置所など監獄内の人権状況の改善や死刑制度廃止に尽力する一方、東京都知事選挙に出馬した宇都宮健児さんの選挙対策本部長を任されるなど幅広く活躍。
〈時代の正体〉「共謀罪」の大うそ 本日行われた院内集会を詳報を書きました! https://t.co/EQhWOi0m3L 共謀罪に詳しい海渡弁護士による分析。政府の「共謀罪」に関する説明の欺瞞、大うそ、問題点、危険性を網羅的包括的に解析。是非ご覧ください。 pic.twitter.com/rG2lhG8FlJ
— 田崎 基(神奈川新聞 記者) (@tasaki_kanagawa) January 20, 2017
過去にはアメリカのニューヨーク・タイムズで”最も有名な反原発カップル”と報じられました。
ふたりが入籍(結婚)しないのは共に「夫婦別姓」の実現を主張しているからであり、どちらかのワガママであるとか不仲というワイドショー的な理由では無かったのです。
両者の間には娘さんが誕生していますが、結婚をしていないということよりも世間にある”婚外子差別”を是正したいとの考えから婚外子にしたと発言をしていました。
将来的に娘が18歳になったら「家族解散式」をして個人単位で生活をする発言をしたことには賛否両論ありますが、それだけ個人の権利や自由を尊重していると言えるかも知れません。
最近では”選択的夫婦別姓”に賛成する意見も多くなって来ているので、仮に日本で夫婦別姓(選択的でも?)が実現したら福島瑞穂さんも晴れて結婚(入籍)することが出来るでしょう。
福島瑞穂の書く字が個性的過ぎる件
次は福島瑞穂さんの書く字がヤバいのではという話題を見て行きます。
政治家の皆さんは毛筆で署名したり色紙を書いたりすることが多いので字の上手さが注目されますが、福島瑞穂さんの場合は上手さよりも個性的(?)な字が話題になっていました。
以前、当時の民主党政権が発足時の連立政権の合意で福島瑞穂の字がありました。福島瑞穂の字は下手だと思いましたよ。 pic.twitter.com/4qpl0CF9Ln
— chuanti情報源 (@kt_ukiukiroad) March 4, 2018
ちなみに、左の画像は上が鳩山由紀夫さんで下が亀井静香さんの署名になっています。
これは毛筆で書くことに慣れていないので下手な字体になった・・という可能性もありますが、マジックで書いた字もハッキリ言って上手では無かったので元々から下手なのでしょう。
参考までに、福島瑞穂の字。#asamadetv #tvasahi pic.twitter.com/HNd5kciOLD
— 志々雄 (@sisiosisiosisio) November 28, 2014
もちろん政治家なので字の綺麗さよりも政策が大事ではありますが、福島瑞穂さんは注目度の高い国会議員なので書く文字までが話題になってしまうのは少し気の毒な気もしますね。
福島瑞穂さんの字を個性的と見るか、下手と見るかは受け取りて次第と言えるでしょう。
福島瑞穂の事務所がYoutubeの配信スタジオに
ここでは福島瑞穂さんの事務所について見ておきましょう。
一般的に政治家と言えば地元選挙区に複数の事務所を構えていますが、福島瑞穂さんは初出馬の時から参議院選挙の「全国区比例」から立候補なので選挙区自体が存在しません。
社民党・福島瑞穂氏が比例代表で当選確実 吉田忠智党首は落選 https://t.co/AinTD28Sin #参院選 pic.twitter.com/cjWIy99766
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 10, 2016
そのことからも、福島瑞穂さんの事務所は永田町にある参議院議員会館(1111号室)であり、他にも社民党の本部が実質的な個人事務所の状態になっているのが現状です。
一方で新宿区四谷には「福島みずほ後援会事務所」があり、最近では事務所を”MIZUHOスタジオ”としてユーチューブで公開生配信するなど情報発信の場として活用していました。
実は今から10年前の2010年に個人チャンネルを開設するなどネットの将来性を早くから見抜いていたものの、党の勢いを反映してか残念ながら再生回数は伸び悩んでいます。
しかし、自ら発信をすればメディアに一部だけ切り取られて報道される不都合が無く、無料でいつでも見られるというのは自分たちの主張を広めるのに役立つのは間違いありません。
それらの点からしても、地道に辛抱強く活動を続ける事こそが大切と言えるでしょうね。
福島瑞穂の大臣罷免は政権崩壊へ繋がった
最後に福島瑞穂さんが大臣を罷免させられた件について振り返っておきます。
2009年8月30日に投開票された「第45回衆議院議員選挙」で民主党が大勝して政権交代が起こり、連立与党の一員として福島瑞穂さんは鳩山由紀夫内閣に入閣。
内閣府特命担当大臣(消費者担当など)として活躍が期待されたものの、普天間基地移設問題で沖縄県外(日本国外)への移設を主張して閣議決定への署名を拒否して罷免されました。
混乱の発端は鳩山由紀夫さんの「最低でも県外」という発言によるものですが、それを信じて最後まで署名(同意)をせず、辞任も拒否したので罷免(クビ)という騒動にまで発展。
大臣罷免から2日後の5月30日に社民党の連立離脱が大々的に報じられてしまい、福島瑞穂さんの罷免が支持率の下落に苦しんでいた鳩山内閣の息の根を止める引き金となりました。
これは決して大袈裟な表現ではなく、1週間後の6月4日に鳩山内閣は総辞職をしています。
一連の流れで大臣の職よりもスジを通した福島瑞穂さんに対する評価は高まり、反対に主張をコロコロと変えた鳩山由紀夫さんの評価は大きく落ちたと言っても過言ではありません。
もっとも、福島瑞穂さんの主や義主張に賛同しかねる有権者や政治家も多いでしょうが、普天間基地移転問題で自身の信念を最期まで貫いた姿勢については一目置くべきでしょう。
仮に大臣の座に目がくらんで署名したならば、それこそ一生悔いが残る結果になったはずです。
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