生真面目すぎるキャラクターでお茶の間の人気者となった鈴木史朗(すずきしろう)さん。
今では若者からカリスマ的な人気となっている事をご存じでしょうか。
鈴木史朗の現在(2023)は悠々自適の日々だった
神社を守護する武士の家系に生まれ育ったという鈴木史朗さん。
戦時中に生まれた事もあり、非常に厳しく育てられたそうです。
この出自を聞くとテレビで見る真面目で落ち着き払った佇まいも納得ですよね。
鈴木史朗さんがアナウンサーを志したのは小学4年生の頃。
当時、NHKのアナウンサーだった和田信賢さんのエッセイを読んで感激した事でアナウンサーを目指すように。
そして和田信賢さんの母校である早稲田大学に進学し放送研究会に所属。
放送研究会では基本的な発声からニュース読み、朗読など徹底的に鍛え上げられたそうです。
その甲斐もあってTBSのアナウンサー試験ではトップ合格。
華々しいアナウンサー生活が始まると思いきや、予想だにしない苦難が。
アナウンス室に配属された鈴木史朗さんを待っていたのは部長からのイジメ。
「軍隊時代の軍曹に似ている」という理由でイジメの標的にされてしまったそうです。
そして入社から8年後の1970年にはアナウンス部から制作部へ異動。
その後も著作権部や報道部を転々とすることに。
部署を異動するとそれまでに培ったキャリアとは関係なく新人扱い。
そのため徹夜勤務などの辛い仕事の多くが回ってきたそうです。
ですが、鈴木史朗さんは幼少期に叩き込まれた武士の精神の持ち主。
「まけてなるものか」という気持ちで一生懸命、職務に励んだそうです。
その甲斐あって48歳の時に念願のアナウンサー業に復帰。
そして「さんまのからくりTV」の人気コーナー「ご長寿早押しクイズ」の司会者に抜擢された事で人気を博しました。
どんな時も真面目一筋でアナウンス部の副部長にまで上り詰めた鈴木史朗さん。
1998年にTBSを定年退職した後はフリーのアナウンサーとして活動。
それと並行してタレントとしての活動も行い、数々のドラマやCMに出演。
1999年には歌手デビューを果たし「想春譜」は約6万枚を売り上げるヒット曲となりました。
そんな鈴木史朗さんも2023年時点で85歳。
自分でも「十分働いた」という思いがあるようで今は仕事を選ぶように。
きっと無理して働く必要が無いほど十分な蓄えがあるのでしょうね。
本当にやりたい仕事だけを行う悠々自適の日々を過ごしているようです。
鈴木史朗がゲームにハマったきっかけ
武士の家系に生まれた事もあり「古き良き時代の日本人」という印象の鈴木史朗さん。
ところが意外にも趣味はコンピューターゲーム。
それもただの愛好家ではなく、相当な腕前の持ち主。
ゲームで反射神経を磨きすぎた事で自動車免許の更新時に「反応が早すぎて逆に危険」と注意されるほど。
今やゲーム好きの若者達にとってカリスマ的な存在となっているんです。
では一体なぜ鈴木史朗さんはこれほどまでにゲームにハマってしまったのでしょうか。
そのきっかけとなったのが「さんまのからくりTV」。
鈴木史朗さんは同番組の宴会で福引の景品としてゲーム機を獲得。
そして「スーパーマリオブラザーズ」をプレイした事でゲームにハマったそうです。
その後は「グラディウス」や「パロディウス」、「超魔界村」などの有名作を次々とプレイ。
どんどんゲームの魅力に取りつかれてしまったようです。
プレイしたゲームの情報から察するに福引の景品だったのはスーパーファミコン。
スーパーファミコンが発売されたのは1990年のこと。
鈴木史朗さんは1938年生まれなので、52歳を過ぎてからゲームにハマったという事になります。
50歳を過ぎてから新しい文化をすんなりと受け入れられるのは凄いこと。
きっと色々な部署を転々としてきたため、新しい文化を吸収する事に抵抗が無くなっていたのでしょう。
そう考えると苦難の日々も決して無駄ではなかったようですね。
バイオハザードでギネス記録を達成?
ゲームが趣味として知られる鈴木史朗さん。
数々のゲームの中で最も好きなゲームシリーズが「バイオハザード」。
これまで発売されたバイオハザードシリーズは当然ながら全て制覇。
また、同じゲームソフトを様々なハードでプレイ。
過去には「ナイフ攻撃が0.5秒早いWii版がおすすめ」と非常にマニアックな発言をしたこともありました。
0.5秒の誤差を感じ取れるなんて相当やり込んでいる証拠ですよね。
そんなバイオハザードマニアの鈴木史朗さん。
これまでに発売されたシリーズでお気に入りなのが1と4。
特に4のミニゲーム「マーセナリーズ」では6万点を出せばプロ級と言われる中、2014年に20万5370点を記録。
この点数は鈴木史朗さん曰く、「70代の世界最高記録」。
ギネス記録に申請すれば登録されていたかもしれません。
ただ、申請が面倒であり、照れ臭くバカバカしいという思いから申請はしなかったそうです。
もしギネス記録に申請して登録されていれば大きなニュースになっていた事は間違いないでしょう。
何だか惜しい事をしてしまったように思えてなりませんね。
鈴木史朗が結婚した妻
生まれ育った家庭環境については何度か語っている鈴木史朗さん。
その一方で自分自身が築き上げた家庭について語る事は殆どありません。
きっと鈴木史朗さんが結婚しているのかどうかも分からないという人もいるでしょう。
ただ、詳細は明かしていないものの孫がいる事は明かしています。
そのため結婚して子供がいる事は間違いありません。
ですが、それ以外に家庭に関する情報は見つからず。
結婚したお相手がどんな女性かも知る事は出来ませんでした。
昨今ではタレントとの線引きが曖昧になりがちなアナウンサー。
ただ、本来はテレビ局に勤務する会社員に過ぎません。
そのため私生活を明かさないのは当たり前のこと。
逆に私生活が話題になる最近のアナウンサーの方が不自然とも言えますよね。
鈴木史朗さんのように私生活ではなく仕事ぶりを話題にしてもらう。
「これこそがアナウンサーのあるべき姿」と思えてなりません。
鈴木史朗が病気で痩せた?
かつては肩幅が広くややガッチリした印象だった鈴木史朗さん。
ですが、ここ最近は痩せてしまい少し頬もこけているように見えます。
急に痩せてしまうと心配されるのが病気。
年齢も年齢だけに大病を患うと命の危険すらあります。
ただ、鈴木史朗さんが痩せてしまったのは病気ではなく年を取ったから。
中学生から大学まで続けた陸上で鍛え上げた体のおかげで病気しらず。
また、趣味のゲームでフィジカルもメンタルも鍛えられると語っています。
今やゲームが健康のバロメーターとなっているのかもしれませんね。
昔とは比べ物にならないほど技術革新が進むゲーム業界。
鈴木史朗さんの健康ためにも面白いソフトが生み出される事を願うばかりです。
逸見政孝の息子と娘は芸能人。妻・晴恵は自宅ローン返済と闘病。弟もがんで他界
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