2012年に18歳年下の書道家と結婚して話題を呼んだ熊谷真実(くまがいまみ)さん。
テレビ番組に夫婦そろって出演したり、ブログやSNSで仲むつまじい姿を投稿するなど円満にみえた結婚生活でしたが、2021年3月に離婚のニュースが飛び込んできました。
旦那さんの中澤希水(なかざわきすい)さんとはどんな方だったのか、また熊谷さんの結婚歴、元旦那さんのつかこうへいさんについてまとめました。
それぞれの離婚理由はいったいなんだったのでしょう。
熊谷真実のプロフィール
本名:熊谷真実
生年月日:1960年(昭和35年)3月10日
身長:160cm
出身地:福岡県
最終学歴:日本女子体育短期大学舞踏科 中退
所属事務所:アワーソングクリエイティブ
熊谷真実の旦那・中澤希水とは?
熊谷真実さんが中澤希水さんと結婚したのは2012年11月でした。
中澤さんは1978年1月6日生まれ、静岡県浜松市出身の書道家です。
結婚当時、熊谷さんは52歳、中澤さんは34歳。
熊谷さんが中澤さんの書道教室に通いはじめたことで二人は出会いますが、はじめの数年間は先生と生徒の関係が続きます。
告白したのは熊谷さんで、交際に発展したのは2012年に入ってから。
8か月ほど愛を育んだのちにゴールインとなりました。
中澤希水さんは本名を中澤元臣さんといい、書道界の芥川賞といわれる手島右卿(てしまゆうけい)賞を受賞した気鋭の書道家。
書道家の両親のもとに生まれ、物心つく前から書に親しみ、自身も書道家になる決意をかためます。
大学は両親の母校であり、書道家を志す学生が集まる大東文化大学に進学。
卒業後は別の世界も見てみたいという気持ちが頭をもたげて書から離れた時期もありましたが、自分が一生をかけて打ち込むのはやはり書道しかないと決意を新たにしたそうです。
2023年現在は書作品の制作をはじめ、中澤希水書道教室の開講、ロゴや題字も手がけています。
今日は主人の親友の結婚式でした。
初めての夫婦での出席、ドキドキしました。
主人が書いたウェディングボードです。
えへへ、着物で出席しました。
18歳の年の差が注目を集めたのはもちろんですが、それ以上に反響を呼んだのが「結婚の1年更新」という発想でした。
それは、このまま結婚生活を続けるかどうかを結婚記念日ごとに確認し合い、もしどちらかにその意思がなければ解消するというもの。
ネット上では、まるで契約結婚のようだとさまざまな声があがったようです。
その後、夫妻は2020年8月に夫の故郷の浜松市に移住。
夫婦円満なようすはメディアでも取り上げられていたのですが、静岡移住から半年あまりで離婚を発表することになります。
熊谷真実に二度の結婚歴、元旦那はつかこうへい
熊谷真実さんには二度の結婚歴があります。
中澤希水さんは再婚のお相手であり、初婚の夫は劇作家・演出家のつかこうへいさんでした。
70年代から80年代にかけて「つかブーム」を巻き起こし、現代演劇に多大な影響を与えたつかこうへいさん。
熊谷真実さんの芸能界入りは、つかこうへい演出の1978年のロックオペラ『サロメ』です。
本日は、つかこうへい さんの、誕生日。おめでとうございます。お姿を拝んだのは一度。北区つかこうへい劇団 の公開ゲネプロ 。シアターΧ にて、演出されるお姿を。数々の作品、ありがとうございました。RIP #つかこうへい pic.twitter.com/irlnDxKYc6
— takuya live 1000 play 500 (@1000_takuya) April 24, 2021
それまで恋愛経験がなかった18歳の熊谷さんは、オーディションで初めて会ったつかさんに一目惚れ。
舞台が千秋楽を迎え、これで会えなくなってしまうと思った熊谷さんは居ても立ってもいられず、関係者に電話番号を教えてもらい、「デートしてくれませんか」と告白。
つかこうへいさんは熊谷さんの一途な思いに打たれたのかもしれません。
二人は交際をはじめ、つきあいはやがて家族ぐるみになっていきました。
つかさんの父親が危篤におちいった際、熊谷さんは多忙な撮影のスケジュールをぬって福岡へ。
意識不明の父親に、つかさんは「俺の嫁さんになる人だ」と語りかけたといいます。
それから半年後の1980年3月に二人は入籍。
しかし、わずか1年10か月のスピード離婚を迎えます。
今日はSBSテレビ
オレンジの生放送でした
桑原アナと行くロケ、くまくわのジュンさん感ダイアリー全国の方に見てほしい!
静岡本当に素敵です! pic.twitter.com/1UqPjGKXAS— 熊谷真実 (@kumagaimami) April 26, 2021
熊谷真実、二度の結婚の離婚理由は?
つかこうへいとの離婚
まずは最初の結婚の離婚理由からみていきましょう。
1982年1月29日、つかこうへいさんは離婚届を提出した直後に有名な離婚会見を開いています。
熊谷真実さんは前年の3月に家を出ており、実質的な結婚生活は1年だったことが明かされますが、会場から驚きの声はあがらず。
じつはその10日前、小説『蒲田行進曲』で直木賞を受賞していたつかさん。
その際に「奥様はどのようにおっしゃっていましたか」と会見で質問され、「喜んでくれましたよ」と答えたものの、その顔がこわばっており、夫婦関係に何かあったと誰もが直感したとのこと。
離婚会見では、ささいなケンカがきっかけで別居に至ったことや、自分に亭主関白なところがあったことなどを原因として挙げました。
一方、熊谷さんを直撃しても「わからない」を繰り返すばかり。
いまだに破局の理由がはっきりしない離婚として知られていますが、印象的だったのは、つかさんの熊谷さんに対する怒りの感情がありありとみてとれたこと。
これからも友人として会うかと問われると、「会いたくないね」と絶縁宣言ともとれる言葉を残しています。
中澤希水との離婚
中澤希水さんとの結婚生活は9年で終わり、2021年3月25日に離婚。
熊谷さんは離婚理由について、将来的なビジョンの相違であり、お互いにとって前向きな離婚とコメント。
かたや中澤さんは、自分のわがままからの結果であり、夢を妻に理解してもらったと報告。
この言葉から推測するかぎり、どうやら離婚を望んだのは中澤さんのように思えます。
夫の新たな夢のために離婚であり、前向きな離婚ということで、少なくとも表向きは円満離婚のイメージがありますね。
ですが、じつは年齢差が関係しているのではという声も。
離婚時、熊谷さんは61歳、中澤さんは男盛りの43歳。
結婚した時はさほど意識していなかった年の差を切実に感じる年齢になったのかもしれません。
結婚当初から老後を不安に思い、「心配でたまらない、捨てられないようにかんばらなきゃ」と言っていたという熊谷さん。
やはり女性が年上の場合はむずかしいのでしょうか。
年齢差がある夫婦は同じ将来のビジョンを描きにくく、1年ごとの話し合いも年々つらくなっていた可能性も。
さらに夫が年下の場合、どうしても「妻が捨てられた」というイメージを抱かれがち。
それでも潔く、夫の将来を思って離婚したのは断腸の思いだったかもしれません。
仲むつまじい夫婦のイメージが強かっただけに、ネット上でも驚きの声が多くみられた熊谷真実さんの離婚。
アラカンであれば、おそらく自身の老いは意識していることでしょう。
たとえふだんは気にしていなくても、このような時に女心に大きなダメージをもたらすのが年齢のような気がします。
熊谷真実さんの目線がすでに未来へ向かっていることを祈りたいですね。
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コメント
年齢差とかじゃなくて、職人やアーティストの妻は真実さんには無理だったんですよ。
家事や料理が好きで、夫の仕事もそっと見守ってくれる奥様だったら今もしあわせかも。
女性問題もなく本当にまじめな中澤さん。
中澤さんは普通の、本当に普通の方です。
お金目当てでも在りません。
今まで家に居なかった真実さんがコロナで家に居るようになり、
今まで気にならなかった嫌な事が色々見えてしまった。それだけ。