熊谷 正寿(くまがい まさとし)さんはGMOグループの創業者として知られています。
あまり苦労なく成功したイメージがありますが、実際は多くの苦労をしていました。
今回は熊谷さんの妻や娘、資産や性格などのパーソナルな部分を見て行きましょう。
熊谷正寿のプロフィール
本名:熊谷 正寿 (くまがい まさとし)
出身地:長野県東御市
生年月日:1963年7月17日
主な学歴:放送大学(在学期間満了による除籍)
熊谷正寿と苦労を共にした妻と娘
まずは熊谷正寿さんの妻や娘さんについてリサーチして行きます。
熊谷さんは父親の会社「熊谷興業」に勤めていた20歳の時に結婚をしていますが、気になる妻の情報は顔どころか名前すら公開されていませんでした。
詳しい馴れ初めなども明らかになっていないので、謎に包まれた女性と言えるでしょう。
当時の熊谷さんは御曹司でありながら父親から特別な優遇を受けていなかったこともあり、風呂もないボロボロの社員寮で苦しい生活を送っていたそうです。
そんな苦しい生活をしていた熊谷さんでしたが、21歳の時に第一子となる長女が誕生。
娘さんについても詳しい情報が無いかと思いきや、熊谷さんのインスタグラムに長女の誕生日を祝う投稿があったので生年月日が1985年5月13日と判明しました。
インスタグラムの投稿内容から逆算すると、2023年現在の年齢は37歳ということになります。
熊谷さんは成功してワインを楽しみながら誕生日を祝えるまでになりましたが、娘さんが生まれた時の家計が火の車でお世辞にも幸せと言える生活ではありませんでした。
涙ながらに家計の苦しさを伝えた妻はウェイトレスのアルバイトに行くようになり、娘さんも保育園に預けられる寂しさから号泣するという地獄のような日々だったのです。
そんな苦しい時期を協力して乗り越えた家族の絆はお金持ちになって変わっておらず、熊谷さん夫婦も離婚することなく親子3人で幸せな日々を過ごしている様子が伺えました。
青年実業家が成功して芸能人と結ばれる話は数多くありますが、熊谷さんのように成功後も一緒に苦難を乗り越えた妻と仲良く過ごしているのは心が温まる話ですね。
資産や自宅がすごい
次は気になってしまう熊谷正寿さんの資産や自宅について迫って行きましょう。
熊谷さんの資産で多くを占めるのは自身が立ち上げた「GMOインターネット」の株式で、個人と熊谷正寿事務所を合わせて同社の39.95%を所有(2021年3月末日時点)しています。
所有株数は4,470万株にもなり、2021年3月末の株価「3,170円」で計算すると約1,417億円。
これに株式の年間配当(2020年実績)が1株あたり「30円」なので約13億4,000万円にもなり、個人の役員報酬「2億200万円」を合わせると年間15億5,000万円の収入があります。
【2020年度役員報酬・1億円超の取締役が11名に】
パートナー(従業員)の平均給与水準でも国内No.1を目指すプロジェクトも進行中!
経営の極意は「ガラス張りにあり」僕はそう思ってます。
今年も、グループ役員121名の報酬を、ランキング形式にして社内ポータルで開示。
続く↓ pic.twitter.com/VjHbrxDDEZ
— 熊谷正寿【GMO】 (@m_kumagai) May 14, 2021
公表されているだけでも相当な額の資産がありますが、おそらく他社の株式や仮想通貨などにも投資している可能性があるので、実際の資産は1,500億円程度あるかもしれません。
また、熊谷さんはインスタグラムでプライベートジェットの購入計画も報告していました。
このジェット機のお値段は約5億5,000万円と言われており、一般庶民からすると想像もできない金額の買い物をしている様子を見ると溜息しか出ません。
さて、もうひとつのテーマである自宅については公表されていませんが、東京都港区にある高級マンション説や某所の戸建て豪邸とも言われていました。
過去のインタビューで「自宅にジムを作った」と発言していることから推測すると、マンションよりも戸建てという可能性の方が高いかもしれませんね。
いずれにしても、以前に住んでいたボロボロの社員寮から大きくランクアップしていました。
熊谷正寿の意外な経歴と性格
最後に熊谷正寿さんの意外とも言える経歴や性格を見ておきましょう。
いわゆる「IT長者」は超が付く有名大学を出たエリートというイメージがありますが、熊谷さんは國學院高校を中退して放送大学も除籍という珍しい経歴の持ち主でした。
勉強は苦手と言いながら猛勉強によって國學院高校に首席で合格をしており、放送大学も父親の会社で働きながら結婚した忙しい時期だったので学力の問題では無さそうです。
ちなみに、高校中退の原因は首席で合格したことによる慢心で成績が急落したことでした。
1991年5月に株式会社「ボイスメディア」を設立してダイヤルQ2を使ったサービスで利益をあげ、会社名を「インターキュー」に変更後の1999年8月にジャスダックへ株式上場。
2001年には会社名を「グローバルメディアオンライン (GMO)」に変更し、2008年9月には悲願であった東京証券取引所第一部への上場(指定替え)を果たしました。
その後も決済事業への進出や証券会社の買収などでグループを拡大させ、2020年10月時点でグループの時価総額は1兆6,900億円にもなり、100の子会社と10の上場企業を束ねています。
とても華々しい経歴なので性格も派手で”イケイケタイプ”と思われがちですが、若い頃に苦労をしてきた経験もあって非常に丁寧かつ思いやりに富んだリーダーでした。
そんな熊谷さんの性格を最もシンプルに表しているのは会社での言葉遣いかもしれません。
経営者は言葉遣いに気を配れ。上下を感じさせる言葉を無意識に使うな。弱者は強い言葉を使い、強者は丁寧。
以下、GMO禁止用語とGMO用語集。
禁止用語 GMO用語
買収M&A 仲間作り
子会社 グループ会社
従業員 パートナー— 熊谷正寿【GMO】 (@m_kumagai) May 25, 2021
IT系の成功者でありながらおごり高ぶった様子は微塵もなく、人との接し方に関しては業界にありがちなノリではなく礼儀や作法を重視しているのが印象的でした。
人間は習慣に支配されている。良い習慣を持てば成功し、気付かずに悪い習慣を持てば失敗する。
悪い習慣の最たる例は、相手の目を見ないこと。
挨拶、握手、乾杯、名刺交換、会話。相手の目を見ているか確認せよ。
— 熊谷正寿【GMO】 (@m_kumagai) May 23, 2021
また、熊谷さんは「メモを取ること」を大切にしており、反対に”人と話をする時にメモ帳を広げない人を信用しない”と発言しているのは性格の一面を表しています。
これらは父親の会社で下働きをしていた時に養われたと考えられるので、挫折することなくエリートコースを突き進んでいたら「GMO」は生まれていなかったかもしれません。
今回は熊谷さんの経歴や性格を見てきましたが、成功を収めた要因は生まれ持った才能もさることながら、挫折や苦労を重ねた経験が大きかったという点を垣間見ることができました。
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