独特の存在感を放つ女優の江口のりこ(えぐち のりこ)さん。
『半沢直樹』や『俺の家の話』などの人気ドラマに引っ張りだこですね。
演技だけでなく、バラエティ番組でも安定のおもしろさで人気を獲得しています。
江口さんのおもしろさには、独特な生い立ちが関係しているようです。
高校に行かず中卒という情報、出身中学校、生い立ちを見ていき、彼女の魅力に迫りましょう。
江口のりこのプロフィール
本名:江口徳子(えぐち とくこ)
生年月日:1980年4月28日
身長:170cm
出身地:兵庫県飾磨郡夢前町(現在の姫路市)
最終学歴:夢前町立菅野中学校(現在の姫路市立菅野中学校)
所属劇団:劇団東京乾電池
所属事務所:ノックアウト
江口のりこのおもしろい魅力
江口さんはバラエティ番組に出演する度に、そのおもしろさが高く評価されてきました。
寝るつもりやったのに江口のりこがめっちゃおもしろいからつい最後まで観てしまった
江口のりこ面白いわ~#しゃべくり007 #江口のりこ— うちこ (@1231emak) February 12, 2018
元々トークの才能がある様子で、小気味良い関西弁を使い、出演者や視聴者を魅了してきたのです。
2020年に江口さんは、笑福亭鶴瓶さんとのトークバラエティ番組「チマタの噺」へ出演。
関西弁による2人の軽妙なトークが話題となりました。
鶴瓶さんのトークに、すかさずツッコミを入れる江口さんの様子は、さながらプロのお笑い芸人のようでした。
さらに彼女の独得な感性がうかがえるトークも展開されます。
収録前日に江口さんは、夢の中で風間杜夫さんの舞台を観ていたそうです。
すると隣の席に本人が座り、自分の芝居に対して「俺は最高だな」とコメント。
さらに作家の西加奈子さんも登場します。
夢の中で西さんは、「小栗旬君の舞台を演出することになったんだけど、彼を好きになったらどうしよう」と困っていました。
江口さんは彼女に対して、「そんなに心配している時点で、もう惚れてるで」と言ってあげたそうです。
芸術的な感性がうかがえる非常にシュールな夢ですね。
ここまでクオリティの高い夢を見ることも、その様子を面白く語ることも、なかなか難しいでしょう。
また江口さんはよく、「結婚しないのか」と聞かれるそうです。
彼女の回答は、「神様に聞いて」。
江口のりこさんを見るたびに、以前
「結婚しないんですか?」の質問に「自分一人で決められることじゃないから私に聞かれても分からん。神様に聞いてくれる?」って答えていたのを思い出してしまう。秀逸👏✨ pic.twitter.com/E18jRbz2oC— まち (@w_xcsg) September 25, 2019
独特なセンスと秀逸なユーモアは、江口さんの魅力といえますね。
高校は行かず中卒の理由。菅野中学校を卒業
江口さんは高校に進学していないため中卒です。
最終学歴は地元の公立・夢前町立菅野中学校(現在の姫路市立菅野中学校)でした。
中学校時代は勉強が楽しくなかったため、高校へ行ってさらに3年も嫌いな勉強を続ける気はなかったそうです。
両親は「高校へ行かない」という彼女の選択を、冷静に受け止めました。
江口さんの兄2人も、中学校卒業後はすぐに就職していたからです。
彼女は「勉強するより、働いて好きなことをしたい」という気持ちを胸に、ひとまず地元でアルバイトを始めました。
カラオケ店やカフェでアルバイトしながら、空いた時間は映画館へ通い始めます。
映画を鑑賞するうちに、女優に憧れ始めた江口さんは、「上京して劇団員になる」という目標を見出しました。
必死にアルバイトで資金を稼いだのち、19歳で上京して劇団「東京乾電池」の研修生になったのです。
住み込みの新聞配達員として働きながら稽古に通い、翌年には劇団員に昇格。
売れっ子女優としての地位を築くまでには、必死に努力し続けた下積み時代があったのです。
江口のりこの生い立ちまとめ
江口さんは兄2人、彼女にそっくりな双子の姉、妹の5人兄妹の中で育ちました。
家族の仲は良く、いつも賑やかにおしゃべりを楽しんでいたといいます。
両親に対して、兄妹の誰がもっとも面白い話をできるか、競い合ったこともあるそうです。
子供時代から一種のお笑い修業に励んでいたのですね。
このときの経験が、彼女特有のおもしろさを形成したのでしょう。
中学校時代は勉強が嫌いだったものの、走ることは好きで、陸上部で表彰されるほど活躍していました。
運動は苦手ですが、走ることだけは好きだったのです。
今も休日は1時間半ほどかけて、1万歩以上を目安にウォーキングしているとのこと。
「ジムはお金がかかるから行かないけど、歩くのはタダだから」と語っています。
お金のない下積み時代から、無料でできるウォーキングを楽しんでいたのでしょう。
売れっ子になった今も、歩く習慣が身に付いているため、わざわざジムに行くつもりはないのかもしれませんね。
お笑いのセンスがある兄妹に囲まれて育ち、独特の感性を武器に我が道を進む江口さん。
兄妹の誰よりも「面白い話をしたい」と努力した経験は、女優になってからも大いに役立っているといえますね。
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