ドラマや映画に不可欠な女優である江口のりこ(えぐち のりこ)さん。
彼女を在日韓国人と考えた人もいるようですが、韓国人役を演じた映画『パッチギ!』に触れつつ真相を確認しましょう。
また中国人役も演じた経験があるのかチェック。
最後に演技力と経歴についてまとめます。
江口のりこのプロフィール
本名:江口徳子(えぐち とくこ)
生年月日:1980年4月28日
身長:170cm
出身地:兵庫県飾磨郡夢前町(現在の姫路市)
最終学歴:夢前町立菅野中学校(現在の姫路市立菅野中学校)
所属劇団:劇団東京乾電池
所属事務所:ノックアウト
江口のりこは日本人。韓国人役にパッチギで挑戦
江口さんが韓国人という噂が流れているようですが、真相を確認しましょう。
確かに肌が色白で、瞳が切れ長な点は韓国人女性らしく見えますね。
江口のりこさん普通に好きやわ
悪女感のある演技がいい pic.twitter.com/Fbb5X4YoWD— わぎー (@HONO_happiness1) July 2, 2021
ただし江口さんは韓国人らしく見えるというだけで、実際は日本人です。
兵庫県姫路市で育った生粋の関西人のため、テンポの良い関西弁が魅力的ですよね。
おそらく江口さんが韓国人という噂が流れたのは、外見に加え、実際に韓国人役を演じたためでしょう。
映画『パッチギ!』(05年)で彼女は韓国人の少女「ヘヨン」を演じました。
真木よう子さん演じる女子高生「チョン・ガンジャ」の友達という役回りです。
当時の江口さんはまだ知名度が低く、出演シーンもごくわずかでした。
彼女が登場したのは、塩谷瞬さんと小出恵介さんが、サッカーの親善試合を申し込むため朝鮮高校にやって来たシーンです。
職員室の場所を聞きにやって来た男子2人をからかう演技が印象的でしたね。
なんとなくパッチギ再生してたら17年前の真木よう子と江口のりこ。桐谷健太が出てた。 pic.twitter.com/qKfUmwFF8R
— ::..-Nama2-..:: (@OxTxMx) May 25, 2021
鋭い目付きと確かな存在感から、名女優の片鱗がうかがえるシーンでした。
さらに江口さんは、韓国を舞台にした映画『ボーイ・ミーツ・プサン』(06年)でヒロインを演じています。
韓国籍ではないものの、韓国との縁が深い女優であることは事実ですね。
江口のりこは『わたし、定時で帰ります。』で中国人役
江口さんは韓国人役だけでなく、中国人役も経験しています。
中国人役を演じたのは、2019年のドラマ『わたし、定時で帰ります。』。
江口のりこさんは演技力のある女優さんなんだなと再認識しました。
昨年、ドラマ『私、定時で帰ります』では中華料理屋の中国人女主人で、見事に中国人を演じられていましたし。#半沢直樹 pic.twitter.com/zfwRN211Gh
— ふる(どうでしょう藩士) (@moonkiba) September 27, 2020
「私定時で帰ります」の江口のりこ(上海飯店の王丹さん)が最高の最高で、勢い余ってこのヘッドフォンを買ってしまった。そのうちこの服まで買いかねないワタシだ。 pic.twitter.com/rJoMa7FheE
— Maikova, Travelling (@pinaforepurple) May 1, 2019
主人公たちが立ち寄る中華料理店「上海飯店」の店主という役回りで、中国人らしい抑揚の独得な喋り方が話題になりました。
多くの視聴者は、江口さんの「中国語訛り」を高評価。
ただ実際の中国人は、促音「っ」や長音「ー」の発音が苦手だそうです。
その点江口さんは「ハッピーアワー終了」という促音と長音の両方を含む台詞を、上手に発音していました。
中国語に詳しい人は、「中国語指導がうまく行われていない」と感じたかもしれませんね。
つまり「中国語っぽい台詞」であり、本物の中国語訛りとはいえなかったのです。
下手をすれば「日本語が苦手な中国人を馬鹿にしている」という批判につながりかねない演出でした。
ただ同作の中国語指導に対して、大きな批判は見当たりません。
江口さんが魅力的にキャラクターを演じたおかげで、誰も細かい点は気にしなかったのでしょう。
彼女は国籍を問わず、さまざまな役柄になり切れる、器用で面白い役者といえますね。
確かな演技力、経歴まとめ。師匠は柄本明
江口さんは静と動のメリハリが巧みな女優といえます。
総じて大げさな表情を作らないものの、「ここぞ」という見せ場では迫力ある演技を見せるのです。
とくに170cmの高身長と、舞台で鍛えた見事な発声は彼女の強みといえます。
背の高い彼女が、天を突き抜けるような心地良い声を出したときは、かなりの迫力があります。
自身の強みを発揮できるのは、確かな演技力があるからこそですね。
彼女が演技力を磨いたのは、19歳で入団した劇団「東京乾電池」です。
元々彼女は貧しい家庭で育ったため、中学校卒業後は地元の兵庫県でアルバイト生活を送っていました。
アルバイトの合間に通った映画館で作品を鑑賞するうちに、女優を目指し始めます。
上京後は住み込みで新聞配達員をしながら、東京乾電池で主宰者の柄本明さんからしごかれる日々を送りました。
江口のりこ&柄本明
半沢直樹思い出した
#ソロ活女子のススメ pic.twitter.com/UHFu7TQsru— hiroya (@hiroya6399053) June 19, 2021
柄本さんと江口さんは、ドラマ『半沢直樹』では主従関係にある役柄で共演しましたが、普段から師弟関係で結ばれていたのです。
この2人が同じ劇団で、座長を務める柄本明の愛弟子が江口のりこ。
江口のりこが尊敬する理由がわかる。まじすごい柄本さん。圧巻の演技だった。 #半沢直樹 pic.twitter.com/Y2F5MaChGS
— キコ (@k_i_k_o_tv) September 13, 2020
江口さんが忙しさのあまり劇団の総会を欠席した際は、柄本さんから大目玉を食らいました。
彼女をかわいがっていたからこその叱責。
とはいえ、怪優に厳しく指導される境遇を想像するだけでも怖くなりますね。
江口さんは今も劇団に所属しています。
一流女優に上り詰めても、柄本さんには一生頭が上がらないのでしょう。
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