ニューハーフタレントとして長年活躍してきたカルーセル麻紀(カルーセル まき)さん。
2023年に81歳を迎えますが、今も変わらずお元気なのでしょうか。
これまでに幾度の苦難を乗り越えてきたカルーセル麻紀さん。
怖いもの知らずにも思えますが病には勝てないようです。
病気や手術、脳梗塞に関する情報も見られるため、やや心配ですね。
カルーセルさんの近況に迫りつつ、兄弟がいるという情報も確認します。
カルーセル麻紀のプロフィール
旧名:平原徹男
本名:平原麻紀
生年月日:1942年11月26日
身長:157cm
出身地:北海道釧路市
最終学歴:北海道釧路北陽高等学校中退
所属事務所:オフィスカルーゼル
カルーセル麻紀は今も現役。恋愛は?
2023年、カルーセルさんは今も美しいスタイルを保ちつつ、現役で芸能活動を続けています。
ブログ発信を続けているため、近況をチェックできました。
2021年5月26日には、新型コロナウイルス予防のワクチンを接種したと報告しています。
今はきっと2度目の接種も終え、自宅で身体に気を付けながら過ごしているのでしょう。
また同年3月22日には、作家の桜木紫乃さんから著作『俺と師匠とブルーボーイとストリッパー』が届いたと投稿。
「さっそく読んでみたが、面白い」と作品を高く評価していました。
桜木さんにとってカルーセルさんは、中学校の先輩にあたります。
同郷のカルーセルさんのことを常に意識していたようで、彼女をモデルに小説『緋の河』を執筆したこともありました。
桜木紫乃さんがカルーセル麻紀さんをモデルに書かれた小説「緋の河」第二部が小説新潮7月号にて最終回!
東京新聞で2017年11月からスタートした連載を合わせると395枚の絵でこたえたことになり . . . .ラストは鏡に緋色の口紅で描いたイメージで締めくくった。
今は 自分へお疲れ様と言いたい pic.twitter.com/aeWIcFakxX— 赤津ミワコ Miwako Akatsu (@Miwako_Red2) July 6, 2021
2人はお互いを尊敬し合いながら、交流を続けているのでしょう。
同年2月26日にはカルーセルさんが出演した「徹子の部屋」が放送されました。
魅力的なショートのグレイヘアが話題となりましたが、45年前と同じ衣装を身に着け登場したのも驚きですね。
素直に「カッコいいっ!」と思った。
徹子の部屋に45年前と同じドレスを着て、ピンヒールで颯爽と歩いて登場した #カルーセル麻紀 さん。 pic.twitter.com/B8qGhXmnni— MHG (@Nahceim) February 26, 2021
衰えを微塵も感じさせない、美しくかっこいいカルーセルさんの姿に、多くの人が魅了されたのでしょう。
また、カルーセル麻紀さんは現在も「バラいろダンディ」にコメンテーターとしてレギュラー出演。
オフィシャルサイトも頻繁に更新するなどまだまだ働く意欲は衰えていません。
その一方で
「当たり前の幸福は望めないし、望まない」
と語っていることから恋愛に関する意欲はあまりないようです。
恋愛はエネルギーを使いますので仕方ないのかもしれません。
カルーセル麻紀の病気。閉塞性動脈硬化症で手術、脳梗塞も発症
2023年現在、カルーセルさんはブログを見る限り、健康に過ごしている様子でした。
しかし2011年には閉塞性動脈硬化症と診断され、右脚を手術しています。
閉塞性動脈硬化症は肥満や高血圧の人が発症することが多い病気。
最悪の場合は足を切断することになるそうです。
無事成功したものの、翌年には左脚も同じ病気となり、2度目の手術を受けました。
2015年にも、どちらの脚かは不明ですが動脈硬化症が再発し、3度目の手術を受けています。
何度も手術を受けて、身体に大きな負担がかかっていたに違いありません。
5年ほど経ち、身体の状態も回復しつつあっただろう2020年12月7日。
再発により入院し、今度は両脚の手術を受けています。
9日には退院したものの、再発をくり返している点は非常に心配ですね。
退院から5日後には取材に応じ、何と同年4月に脳梗塞でも手術を受けていたことを明かしました。
4月29日の昼、飲もうとしたコーヒーが口の端からこぼれたそうです。
看護師の妹に電話したところ、脳梗塞の症状のためすぐ救急車を呼ぶよう促されました。
搬送時には部分麻痺により顔が曲がるほどの症状が出ていたそうです。
新型コロナウイルスの検査ののち、カテーテル手術を受け、3泊で退院しました。
太っている印象がないカルーセル麻紀さんが発症した原因はタバコ。
一日に数十本吸うほどのヘビースモーカーだったそうですが、病気をきっかけに一日10本に抑えるようになったんだとか。
禁煙せずに本数を減らすあたり、カルーセル麻紀さんらしいですね。
我慢するのではなく適量を楽しむのがカルーセル麻紀さん流なのでしょう。
早期に手術を受けたおかげで、幸い後遺症も残っていないそうです。
しかし脚の症状は年々悪化しているといいます。
新型コロナウイルス流行後、大好きだったお酒も飲まずに自粛生活を送ってきました。
お酒を飲まないことは身体に良さそうにも思えますが、ストレスと運動不足が影響したのか、脚の痛みがひどくなっているそうです。
脚の血管がボロボロになっており、病気とは今後も付き合い続けなければいけないようですね。
何度手術を受けてもしつこく再発する動脈硬化症。
カルーセルさんは病気とうまく付き合いながら、懸命に生き続けていることがわかりましたね。
カルーセル麻紀は9人兄弟
北海道釧路市の漁師町に生まれたカルーセルさんは、9人兄弟の次男でした。
姉が4人と兄が1人、弟2人と妹1人のため、今では親戚一同が集まると部屋に収まらないほどの数になるようです。
カルーセルさんはモロッコで性転換手術を受けた女性です。
しかし幼少期は、男子の身体に女子の内面を持っていたため、厳格な父から「化け物」と呼ばれていました。
父は太平洋戦争の最中に生まれた息子に、敵国と「徹底的に戦う男」になってもらいたかったのです。
そのためカルーセルさんは「徹男」と名付けられました。
実際には三男にあたる弟が、「徹男に次ぐ」という意味合いで「次男」と命名されます。
しかしカルーセルさんは勇ましい名前とは裏腹に、姉や女友達とばかり遊ぶ子供でした。
母の着物を身に着け、口紅も塗ったところを父に見つかり、木刀で叩かれたことがあるそうです。
しかしカルーセルさんは陰口も気にせず、「これが自分自身」と開き直っていました。
思春期に当時の人気歌手だった美輪明宏さんの存在を知り、自分がゲイであることを認識。
15歳で家出し、ゲイボーイとなりました。
かつて父からは心ない言葉をかけられ、地元では「恥さらし」とさえ呼ばれていたカルーセルさん。
2011年には母の七回忌に里帰りし、弟たちやその子供、孫などと交流しました。
ゲイの自分を受け入れ、たくましく生き抜いた見事な人生を、今では家族一同が称賛しているに違いありませんね。
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