ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を更新しているコピーライターの糸井重里(いとい しげさと)さん。
同サイトには、かわいらしい愛犬の様子がつぶさにつづられています。
猫好きの物書きが多い中で、糸井さんは一貫して愛犬のブイコをかわいがっている様子です。
今回はブイコが保護犬という情報、犬種、先代の愛犬ブイヨンの死因と糸井さんが乗り越えたペットロスについて見ていきます。
糸井重里のプロフィール
本名:糸井重里
生年月日:1948年11月10日
身長:174cm
出身地:群馬県前橋市
最終学歴:群馬県立前橋高等学校
所属事務所:株式会社ほぼ日代表取締役社長
糸井重里の愛犬ブイコと保護犬の支援活動
糸井さんの愛犬ブイコは、先代の愛犬ブイヨンが亡くなったのち、糸井家にやって来ました。
TOBICHIでサイン会していた幡野広志さんの邪魔をしに行きました。ブイコの散歩力が、急速にアップしたので。 pic.twitter.com/pvZO7XPbEd
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) March 9, 2019
2匹とも女の子で、糸井さんと妻で女優の樋口可南子さんは、実の娘のようにかわいがってきた様子です。
そのため2018年3月21日にブイヨンが亡くなったときは、夫婦で悲嘆に暮れていました。
しかし彼女の月命日である8月21日、ブイコを飼うことを決めたのです。
糸井さんは自分の年齢的に、「犬を飼うのはブイヨンが最後。後は保護犬の一時預かりができれば」と考えていたそうです。
しかし妻の樋口さんが糸井さんより10歳年下で、まだまだ犬の面倒を見るつもりだったとのこと。
さらに動物好きの娘夫婦が後ろ盾を引き受けてくれたそうです。
保護犬については愛護団体に対する支援を継続することにしました。
東日本大震災で被災したペットの姿を見た糸井さんは、以前から愛護団体への支援を続けていたのです。
こうして自身は保護犬ではなく、ブイヨンと同じ犬種のブイコを飼うことにしました。
先代のペットを亡くしてから、次のペットを飼うには、心の整理が必要です。
糸井さんは周囲のサポートがあったからこそ、愛犬の死と折り合いを付けて、新たな家族を迎えることができたのですね。
愛犬ブイコの犬種はジャックラッセルテリア
ブイコは先代のブイヨンと同じ、ジャックラッセルテリアです。
ジャックラッセルテリアは、元々は狩猟犬として育てられていた小型犬。
個体にもよりますが、フサフサの毛とつぶらな瞳が特徴的なかわいらしい犬種ですね。
先代と同じ犬種を飼うことで、ブイヨンの面影をブイコに重ねられるのでしょう。
さらにブイヨンを長女、ブイコを次女だと考えれば、より家族らしく感じられますね。
「ほぼ日刊イトイ新聞」でブイコを紹介した際は、ファンたちからあたたかいお祝いメッセージが送られてきたそうです。
ペットを通して感じられる人のあたたかみもすてきですよね。
ブイコとはじめて会った山下のおじさんと、生まれて二度目の抱っこというりょうこさん。 pic.twitter.com/AFtOuQSblc
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) September 8, 2018
糸井さんはブイヨンを飼っている時代から、愛犬のことばかりツイートしていました。
結果的にツイッターが「迷子の犬猫情報」の拡散アカウントと化してしまったそうです。
そこでツイッターより効率的に迷子の犬猫情報を知らせるツール「ドコノコカメら」を作りました。
犬猫のために自らアプリを開発するとは、さすがは一流のクリエイターですね。
糸井さんは2023年現在も、「ドコノコカメら」でペット情報を発信しています。
今はもっぱらブイコの何気ない日常の様子を、ほぼ毎日投稿中です。
たいていの犬は、ここんところをなでられるのが好きみたいですね。 https://t.co/fwvdrdT3cr
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) January 11, 2020
水を飲み、散歩を楽しみ、日向ぼっこや昼寝をするブイコの愛らしい姿に癒されているファンも多そうですね。
末永くブイコとの平和な生活を楽しんで欲しいものです。
愛犬ブイヨンの死因は皮膚病。乗り越えたペットロス
今でこそブイコとの日々を楽しんでいる糸井さんですが、ブイヨンが亡くなった直後は、ペットロスに苦しみました。
我が家の卓上カレンダーはブイヨン。糸井重里さんの愛犬、ブイヨンが亡くなったと知ってショックを受けている。日々更新されるブイヨンの姿にどれだけ癒やされたことか。ブイヨン、本当にありがとう。 pic.twitter.com/7Ac2vwisN3
— 松原耕二 (@matsubarakoji) March 22, 2018
ブイヨンは亡くなる前年の秋から皮膚病を患い、その後は内臓にも影響が出てしまいます。
亡くなる1か月前から入院していたそうで、ご飯も食べられなくなりました。
最期は樋口さんの胸に抱かれたまま、麻酔薬で眠り、14年8か月の生涯を終えたのです。
犬の平均寿命は14年ほどであるため、ブイヨンは年齢相応の寿命だったことになりますね。
糸井さんはペットロスに苦しみましたが、ご自身にとってブイヨンは「ペット」ではなかったのでしょう。
ブイヨンは大切な家族であり、かけがえのない存在でした。
結果的に糸井さんは、もはや「ペットロス」という言葉では表せないほどの深い悲しみに沈んだのです。
そんな中で、ネットを通じてブイヨンを愛してくれたファンの人々や周囲の人々が、糸井さんにあたたかいエールを送りました。
糸井さんはエールによって、ブイヨンとの別れに浸り続けるのではなく、新たな出会いに希望を見出そうと方向転換できたのです。
大切な存在を失う不安は誰もが抱くものです。
「そのとき」が来た後、悲しみに折り合いを付けるきっかけをくれるのは、やはり人とのつながりなのでしょう。
日頃自分を支えてくれる周囲の人々に普段から感謝することで、人はいざというときにも前進できるのではないでしょうか。
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