井上道義はハーフ。お茶目な性格&ペットはアヒル。咽頭がん克服、指揮者の評判とは

大阪フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者を務めた井上道義(いのうえ みちよし)さん。

スキンヘッドの二枚目指揮者として人気ですが、ハーフという噂は本当なのでしょうか。

また、どんな性格の持ち主なのかをチェック。

さらにペットのアヒル、咽頭がんの克服、指揮者の評判といった情報から、人となりを確認していきましょう。

井上道義のプロフィール

愛称:ミッキー

本名:井上道義

生年月日:1946年12月23日

身長:不明

出身地:東京都

最終学歴:桐朋学園大学

所属事務所:KAJIMOTO

井上道義はアメリカ人の父を持つハーフ

井上さんは彫りの深い、日本人離れした顔が特徴的ですね。

調べたところ父がアメリカ人、母が日本人のため、井上さんはハーフでした。

ただ自分がハーフであることを知ったのは、45歳のときだったそうです。

父の死から数年後、母の廸子(みちこ)さんから、自身の複雑な出自を聞かされました。

井上道義の実の父は2人

井上さんには2人の父がいたのです。

戸籍上の父・井上正義さんは、アメリカで明治時代に生まれたため、アメリカ国籍を持っていました。

しかし日本人だったため、現地で差別を受けたことから、日本へ移住します。

銀座資生堂に就職すると、同僚の女性・廸子(みちこ)さんと職場結婚。

しかし日米関係の悪化に伴い、2人はフィリピンへ移住し、日系企業に就職しました。


フィリピンが太平洋戦争によって戦場となったため、2人はジャングルに逃亡。

マラリアや飢餓に脅かされながらも、何とか終戦まで生き延びました。

井上道義の血のつながりがある父はアメリカ人中尉

戦争のいざこざによって、廸子さんはアメリカ軍のガーディナー中尉との間に息子を身ごもります。

このとき生まれたのが井上さんだったのです。

母は周囲に事実を隠し続けていたため、井上さんは45歳にして複雑な出自を知りました。

より若く、多感な時期に事実を知っていれば、かなりのショックを受けていたはずです。

その点で、ある程度年齢を重ねてから事実を知ったことで、自身の出自に落ち着いて向き合えたのかもしれません。

廸子さんとしても、「そろそろ息子に事実を伝えても良い」と判断して、重い口を開いたのでしょう。

井上さんは幼少期から何不自由なく育ててもらえたため、育ての父に感謝していることに変わりはないはず。

音楽やバレエを習わせてくれたかけがえのない両親を、今後も愛し続けることでしょう。

井上道義はお茶目な性格の様子

一見スマートでクールな印象がある井上さん。

しかし普段の写真を見ると、変なポーズを取っている姿を多く確認できるため、思いの外お茶面な人のようです。

14歳で指揮者を目指す前は、中学校の演劇部で活動し、俳優を志していました。

しかし外国人のような外見を持つため、「役柄が限られてしまう」と考えて、俳優の道は断念したそうです。

ただパフォーマンスをすることは相変わらず好きで、カメラを向けられると自然とポーズを決めてしまうのでしょう。

しかも自身は「僕は性格が悪い」と語っています。

人間関係を信じられない性格のようですから、そんな心の闇を隠すつもりで明るく振る舞っているのではないでしょうか。

もしかするとお茶目な性格は、持ち前の演技力によって作り出されたものなのかもしれません。

実はかなり深い闇を抱えた、複雑な性格の持ち主である可能性が高そうですね。

井上道義のペットはアヒル

井上さんは指揮者のプロフィールの最後に「自宅にアヒルを飼っている」と記してきました。

これまでに雌のヨナカさん、雄のまひる君を飼っていたそうです。

ヨナカさんは2012年、まひる君は2015年に亡くなりました。

ただまひる君を記憶している人は多いようです。

ロシアの大作曲家・プロコフィエフによる子供向けの曲『ピーターと狼』を指揮する際、最後にまひる君を登場させていたとのこと。

舞台下手への退場まで見事に演じていたそうです。

まひる君が亡くなると、プロフィールは「アヒルを飼っていた」に変更されました。

事情を知っている人は、過去形の一文を読んだだけで、一抹の寂しさを感じてしまいますよね。

その後、2018年に再びアヒルを飼い始めました。

新しいアヒルの名前は不明ですが、2羽の子供のアヒルを育ててきたようです。

プロフィールの最後の一文も「アヒルをまた飼っている」に更新されます。

プロフィールの更新は、アヒルについて知っているファンに対する、粋な計らいと言えますね。

井上道義は咽頭がんを克服

2014年4月、喉に違和感を覚えた井上さんは病院を受診。

咽頭がんが見つかったため、同月から2か月間休養し、治療に専念しました。

放射線治療の影響で顔の下部が赤くなってしまい、舌はざらざらになっていったそうです。


蕎麦を食べても、まるでセメントを食べているような感覚だったといいます。

苦しい闘病を経て回復し、10月には無事に復帰を果たしました。

治療中の気持ちについて「かなり大変でした。音楽は何の役にも立たなかった」と振り返っています。

大病によって「音楽には救われない」と感じるほど、悲観的な気分に陥っていたのです。

それでも「一度死にかけると、生まれ変わったような感覚になる」ともコメント。

気持ちを新たに指揮者の活動を再開させられたのです。

苦難を乗り越えて、前進するエネルギーをくれたという意味で、やはり音楽は井上さんの救いになっているのではないでしょうか。

井上道義、指揮者の評判

井上さんは指揮者としての評判が、二分されているようです。

マスコットを登場させる派手なパフォーマンスで知られるため、正統派のクラシック好きからは批判されてきたかもしれません。

指揮について「すばらしい」と評する人も、「がっかり」と評する人もいます。

演劇経験があるからこそ、派手なパフォーマンスが得意に違いありません。

だとすれば、より華やかなパフォーマンスを好むアメリカでの方が、井上さんの指揮は評価されそうですね。


とはいえ最も重要なのは聴衆の好みです。

日本人でも井上さんのパフォーマンスが好きな人も多くいるため、今後も持ち前の表現力を発揮し続けて欲しいですね。

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