パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールを史上最年少の16歳で制して以来、世界の名だたる指揮者やオーケストラと共演を重ねてきた庄司紗矢香(しょうじさやか)さん。
音楽祭へ招かれることも多く、大きな舞台が続くソリストですが、いったいどれほどの年収を得ているのか気になりますね。
またヴァイオリニストとしての実力評判や1日の練習時間、使用楽器についても調査しました。
パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールに出場した時は、すでにケルンで名教授ザハール・ブロン氏に師事していましたが、日本の高校は卒業しているのでしょうか。
庄司紗矢香のプロフィール
本名:庄司紗矢香
生年月日:1983年1月30日
身長:不明
出身地:東京都国分寺市
最終学歴:ケルン音楽大学
所属事務所:Harrison Parrott
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国際的に活躍する庄司紗矢香の年収は?
パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールの栄冠から22年、国際的に確固たる地位を確立した庄司紗矢香さん。
2023年現在、パリを拠点に活動する彼女ですが、気になるのが年収ですね。
ヴァイオリニストの年収はキャリアや知名度はもちろん、活動形態、所属団体の種類や規模などによってさまざま。
庄司さんの年収は公表されていませんが、メインの収入源はコンサートや演奏会の出演料ということになります。
当然ながら、公演数や観客動員数も年収に影響してくるでしょう。
このことから、世界的な知名度がそれほど高くなくても、日本国内で多くのリサイタルを開いている方のほうが意外に年収は高いのではないかという見方も。
ワンステージの出演料は、おおよその目安として、2時間のステージで10万円から100万円という情報がありました。
やはり、かなりの開きがありますね。
ワンステージで30万円前後の収入を安定して得ることができれば、まずは成功しているヴァイオリニストといえるそうです。
庄司紗矢香さんは海外のコンクールでの受賞歴も多いですから、このラインは軽く超えていると思われます。
庄司紗矢香の実力・評判は?
庄司紗矢香さんのヨーロッパにおける評判をみてみると、「希有な音楽家」「確固たるカリスマ性」「世界は彼女のもの」といった賛辞が並んでいます。
実力に対する評価は申し分なく高いようですね。
常に情熱的に作品に取り組む真摯な姿勢はもとより、聴衆に興奮を与える超絶技巧に魅了される人は多いはず。
女性的な甘い音色で、のびやかな演奏を披露する庄司さん。
そのような絶賛の声が多い中、ネット上には辛口のコメントもちらほら。
それらのほとんどが「上手いだけの人ならたくさんいる」「上手いだけのヴァイオリニストにはならないでほしい」というもので、「上手いけれど、いまいち物足りない」と思う人がいるのも事実のよう。
デビュー盤となったCDが、困難な演奏技術を要する難曲であるパガニーニのヴァイオリン協奏曲だったこともあり、技巧派のイメージが先行してしまうのかもしれません。
庄司さん自身も、技巧派ヴァイオリニストと呼ばれることはあまり好きではないようです。
ですが、ただ演奏技術が優れているだけではよいヴァイオリニストになれないことを、誰よりもご本人が知っているはず。
音楽に対する研究心が旺盛で、常に前向きな彼女ですから、さらなる高みをめざして日々鍛錬に励んでいることでしょう。
1日の練習時間は13時間!
かつてテレビのインタビューで、1日の練習時間は13時間と明かしたことがある庄司紗矢香さん。
たとえコロナ禍で多くの公演が中止になろうと、日々の練習は欠かせません。
人気ヴァイオリニストになればなるほどスケジュールはタイトになり、世界中を駆けめぐらなければなりません。
ホテルで休む間もろくになく、毎日10時間以上を練習にあて、コンサートが終われば次の場所まで移動します。
ヴァイオリンが好き、というだけの生半可な気持ちでは生きぬけない世界だと思います。
クラシックに耳の肥えたヨーロッパの人々に認めてもらうために、文字どおり血のにじむような努力を重ねてきたのではないでしょうか。
Hello London! I’m so lucky to be here to perform at the Proms in a week but also to have those beautiful flowers accompanying my quarantine. We are recharging some sunshine together☀️ #selfisolation pic.twitter.com/TZMajNZ86e
— Sayaka Shoji (@SayakaShoji) July 29, 2021
庄司紗矢香の使用楽器はストラディヴァリウスのレカミエ
庄司紗矢香さんの使用楽器はストラディヴァリウスのレカミエです。
これは自己所有ではなく、上野製薬株式会社より貸与されたもの。
レカミエから聴こえてくる音色はとてもあたたかい感じがしますが、庄司さんの言葉を借りると「深くて、甘美な音」。
このヴァイオリンは19世紀初頭にナポレオンがパリ社交界の花形レカミエ夫人に贈ったとされるもので、しばらくレカミエ夫人が所有していたようです。
À demain 🙌 #Synesthesia #paris #video #art #hungarianconnection #Brahms #Bartók #challenge @BartalSuzana @AgenceDiane @QueFaireAParis pic.twitter.com/ZjbKNSMBgn
— Sayaka Shoji (@SayakaShoji) September 28, 2020
ところで、庄司紗矢香さんの以前の映像をみると、現在の愛器とは異なるヴァイオリンを弾いているのに気づきます。
レカミエの前に使用していたはストラディバリウスのヨアヒムでした。
庄司紗矢香は高校に通う年齢でドイツ留学
次に庄司紗矢香さんが通っていた学校について順をおってみていきます。
まず小学校は東京の国分寺市立第六小学校。
6年生の時に全日本学生音楽コンクールの全国大会で優勝しており、入賞者の一覧から判明しました。
中学校については、ご本人が「小中学校時代にはシエナの夏期講習を受けに行った」と発言。
またドイツ留学直前の中学3年生の時には、国分寺市のカフェでミニコンサートが開かれたと知人が証言。
これらのことから、おそらく中学卒業までは日本で生活していたと思われます。
1998年からはケルン音楽大学へ。
同年1月に15歳を迎えているので、高校生にあたる年齢でケルン音楽大学に在籍していたことになります。
卒業したのは2004年であり、日本の高校に通っていたという情報はありませんでした。
ヴァイオリンは自分の分身であり、音楽は自分の言葉と語る庄司紗矢香さん。
まだ30代ということで、これからどのように進化していくのか楽しみです。
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