16歳のとき、ドイツの「ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール」で、最年少での優勝を果たした三浦文彰(みうら ふみあき)さん。
2016年にはNHK大河ドラマ『真田丸』のオープニングテーマで、聴く人を惹きつけるヴァイオリンソロを担当しました。
国内外で活躍する三浦さんは、どんな学生生活を送っていたのでしょうか。
出身大学と出身高校を調査し、学歴をまとめました。
また父と母もヴァイオリニストであるという情報を確認します。
三浦文彰のプロフィール
本名:三浦文彰
生年月日:1993年3月23日
出身地:東京都
最終学歴:ウィーン私立音楽芸術大学
所属事務所:AMATI(アマティ)
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三浦文彰はウィーン私立音楽芸術大学を卒業
まず三浦さんの出身大学について見ていきます。
三浦さんはわずか16歳で、名門・ウィーン私立音楽大学に入学しました。
「音楽の都」と呼ばれるウィーンで、本格的にクラシック音楽の勉強に励んだのです。
ウィーンには歴史ある音楽ホールが数多く並んでおり、コンサートで腕を磨くには最適な環境ですね。
ベートーヴェンやシューベルトが生きた時代から変わらない歴史的建造物も多く、音楽家を目指す若者には刺激的な街です。
三浦さんはロシアのヴァイオリニストのパヴェル・ヴェルニコフさん、リトアニア出身のヴァイオリニストのジュリアン・ラクリンさんから指導を受けます。
世界最高レベルの演奏家から、直接レッスンを受けられるのも贅沢な環境ですよね。
三浦さんは現地で音楽漬けの生活を送り、日夜演奏スキルを磨き続けたのでしょう。
結果的に、世界で通用する一流ヴァイオリニストへと成長しました。
10代の頃からウィーン室内管弦楽団や北ドイツ放送交響楽団といったプロオーケストラと共演。
第一線で活躍する若手音楽家に授与される出光音楽賞を、16歳の若さで受賞しました。
音楽の本場で研鑽を積んだ日々が、三浦さんをトップアーティストへと押し上げたのですね。
三浦文彰は桐朋女子高校に進学。エリートの学歴
三浦さんが通っていた小中学校は、国立大学の附属校だったそうです。
小学校受験をしているなんて、いかにもエリートらしい学歴の持ち主ですね。
とても穏やかな雰囲気の学校で、のんびりと楽しく生活していたといいます。
中学校を卒業後は、私立の桐朋女子高校に進学しました。
「女子」とありますが、三浦さんが進学した音楽科は男女共学だったのです。
音楽科は1952年に設立された伝統ある学科で、プロの演奏家を目指す生徒が日夜訓練に励んでいます。
2021年に「ショパン国際ピアノコンクール」で入賞した反田恭平さんと小林愛実さんも、同校の卒業生です。
ショパン国際ピアノコンクールで入賞した反田恭平さん(27)と小林愛実さん(26)は、ともに「桐朋学園大音楽学部付属子供のための音楽教室」から桐朋女子高校(男女共学、東京都調布市)に進んだ同門です。「ついに日本はここまで来た」。https://t.co/B0SHFULlRr
— 小川一 (@pinpinkiri) October 21, 2021
三浦さんもきっと在学中から、将来有望な生徒として期待されていたのでしょう。
今も高校時代の恩師や友人たちから、声援を受け続けているに違いありません。
音楽の伝統ある高校から、ウィーンの名門音楽大学へと進んだ三浦さん。
絵に描いたようなエリートでありながら、決して奢らず、努力を続ける姿勢はすばらしいですね。
父はヴァイオリニスト三浦章宏
三浦さんの父もまた、国内外で活躍するヴァイオリニストです。
父の三浦章宏さんは、東京フィルハーモニー交響楽団でコンサートマスターを務めてきました。
#題名のない音楽会 #Toshl ディズニーをオーケストラで歌う音楽会
さあToshIさん‼️二週目の今回も魅せます聴かせます💪#原田慶太楼 さんのリードの元、#東京フィルハーモニー交響楽団 のメンバーが煌びやかに奏でます。#三浦章宏 コンサートマスター #武内絵美アナ #石丸幹二 pic.twitter.com/Pc6zkFA3kw— 石丸幹二 (@team_kanji) May 8, 2020
4歳からヴァイオリンを習い始めましたが、大学は音楽大学ではなく、筑波大学に進学します。
人間学類に在籍し、教育学や心理学を学びました。
学生時代からヴァイオリニストの徳永二男さんに師事し、演奏スキルを磨きます。
大学を卒業後はNHK交響楽団に10年以上在籍し、新星日本交響楽団では首席コンサートマスターに就任しています。
ソリストとしても活躍し、海外でも演奏活動を行ってきました。
音楽大学を卒業したわけではないにもかかわらず、トップレベルの演奏家として活動しているとは驚きです。
幼少期から勉強に取り組む傍ら、プロにふさわしいヴァイオリンスキルも磨き続けていたのですね。
三浦文彰の母・道子もヴァイオリニスト
三浦さんの母・道子さんもまた、ヴァイオリニストでした。
幼少期は母からレッスンを強要され、大好きな野球ができず、非常につらかったといいます。
レッスンの帰りには、道子さんが運転する車の後部座席で涙を流したこともありました。
母の厳しさのおかげで、三浦さんは見事にプロヴァイオリニストとして大成できたのですね。
道子さんは、今はヴァイオリニストではなくヴァイオリン指導者として活動しています。
きっと厳しくも愛情あるレッスンを行っているのでしょうね。
エリート音楽家一族出身の三浦さんは、今後もさらなる高みを目指して活躍を続けてくれるに違いありません。
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