NHK大河ドラマ『西郷どん』の時代考証および内貴甚三郎役を担当した、歴史学者の磯田道史(いそだ みちふみ)さん。
ベストセラー『武士の家計簿』の作者としてもおなじみですね。
いとこや先祖も有名と噂されていますが、本当なのか真相を確認しましょう。
また京都の自宅、さかなクンとの共通点もチェックしていきます。
併せて、NHKの人気番組「ブラタモリ」の案内人として話題になったことがあるため、詳細を確認しましょう。
磯田道史のプロフィール
本名:磯田道史
生年月日:1970年12月24日
身長:不明
出身地:岡山県岡山市
最終学歴:慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了
磯田道史のいとこの詳細
まず磯田さんのいとこについて確認しましょう。
2年ぶりに磯田道史先生が浜松へお越しくださいました🔥浜松市文化財課 鈴木 一有課長、観光シティプロモーション課 鈴木部長と浜松城発掘現場へ🏯さあ浜松‼️動き出したぞお(≧∇≦) pic.twitter.com/C5bVRQgsKy
— 秋元健一 (@dolphinkids) December 16, 2021
インターネットで磯田さんの名前を検索すると「いとこ」というキーワードが表示されます。
いとこが有名人なのかと考え、確認してみましたが、特にいとこに関する情報は見当たりませんでした。
磯田さん自身がいとこについて公表したこともないため、なぜ「いとこ」という言葉が結び付いたのか不明です。
現時点では磯田さんにいとこがいるか分かりませんし、いるとしても有名な人ではないはずです。
ただこの後見ていきますが、磯田家は由緒ある家系でした。
そのため「磯田さんの親戚に、歴史的な偉人がいるのでは?」と考えて、片端から調べた人がいるのかもしれませんね。
磯田道史の先祖は岡山藩の分家の重臣
磯田さんの父は農芸化学を専門とする公務員、母は高校の英語教員でした。
両親も非常にインテリだったため、息子が学者の道を選んだのは自然な成り行きですね。
高校生の頃から自宅にあった古文書を読解することで、歴史学者に必要な見識を早くから培っていました。
自宅に古文書があったことからうかがえる通り、磯田家は由緒ある家柄でした。
磯田さんの先祖は、岡山藩の分家・鴨方藩の重臣だったのです。
決して大きな藩ではありませんでしたが、自宅には先祖に関する貴重な資料がありました。
磯田さんは中学生の頃、祖母に古文書を見せてもらい、自らの意思で興味を持ち読解を始めたのです。
歴史資料に手を伸ばしやすい、恵まれた環境に生まれたことも、磯田さんが歴史学者に成り得た大きな要因でした。
磯田道史の京都の自宅
磯田さんは2023年現在、京都に暮らしています。
自宅の正確な位置は分かりませんが、歴史的建造物や記念物が多い土地のため、歴史学者には最高の場所なのでしょう。
何度か引っ越しをしたことがあるものの、結局は京都に戻って来て、今は3度目の京都暮らしを楽しんでいます。
坂本龍馬の暗殺現場「近江屋」跡地や、大政奉還の舞台となった二条城などを気軽に見て回れるのが楽しい様子です。
磯田さんは現場主義の歴史学者。
歴史的事件の舞台となった場所に足を運び、直接目で確かめないと、実際に事件があったことを信じられないのです。
自分の目で確かめたいことを、すぐに確かめられる理想的な場所が京都なのですね。
磯田道史とさかなクンは好奇心旺盛
磯田さんは2015年、NHK Eテレの対談番組「SWITCHインタビュー 達人達(たち)」で、タレント・魚類学者のさかなクンと共演しました。
2人は専門分野こそ異なりますが、それぞれの研究対象に熱い情熱を注いでいる点が共通していますね。
SWITCHインタビュー達人達
さかなクン×磯田道史さんどちらのお母さんも信じて好きなことをさせてくれたとの事!私にそれできるかなぁ?
さかなクンの絵、ほんまにすギョイ🐟🐠🐡 pic.twitter.com/F9cd8fJkS0
— 碧翠みどり🍀 (@tuhatkuva_713) July 25, 2015
さかなクンは5,000種類の魚を見分けられ、絶滅種だったはずの「クニマス」の再発見に貢献した魚類のプロです。
東京海洋大学、ユネスコ、官公庁にも招かれる、業界トップレベルの人材でありながら、親しみやすい人柄で知られています。
そんな「魚の達人」に、磯田さんは自分と共通するものを感じ取りました。
震災史や民族史など、歴史に関する話題であれば、どんなテーマも語り尽くせる「歴史の達人」ですからね。
まさに達人同士の対談は、築地の場外市場を見回るところからスタート。
さかなクンの魚に関する知識の他、磯田さんの江戸時代における食事の歴史に関する雑学も飛び出して話は尽きません。
2人は豊富な知識を披露するだけでなく、どんな事柄も自分の専門分野と結び付け、面白い話をいつまでも展開しました。
好奇心旺盛だからこそ、お互いの話をしっかり聞いて、さらに別の話題へとつなげる能力が高いのでしょう。
2人の飽くなき探求心には脱帽するしかありませんね。
クイズプレゼンバラエティー「Qさま!!」でも解説者として共演している2人。
「Qさま!!」のさかなクン先生と磯田道史先生の解説が、すギョくまことに分かりやすくて面白かったです!
僕はこの収録の頃、声帯の調子が悪くほとんど声が出なかったのでこの日ずっとマスクを持ってました。手に持ってしまっている… pic.twitter.com/BlGXxX1Ko2— 日高大介 (@hdkdisk) August 7, 2017
知的好奇心に満ちたプロフェッショナル同士、きっとプライベートでも仲良く交流しているに違いありません。
ブラタモリの案内人として話題
磯田さんは11月30日に放送されたNHKの番組「ブラタモリ」で、案内人を務めました。
タモリさんが各地を巡る人気番組で磯田さんが案内したのは、自身の地元・岡山県です。
「桃太郎伝説」で知られる土地で、桃太郎が誕生した背景や鬼の正体などに迫る回でした。
今日の #ブラタモリ は神回でした!岡山に桃太郎伝説にまつわる数々の“痕跡”を訪ね その史実性に迫る歴史ドキュメンタリー仕立て。考えてみれば数々の歴史番組でレギュラーを持つ歴史学者・磯田道史さんが生まれ育った地元・岡山で桃太郎伝説のミステリーガイドを務めるんですから面白くない訳がない。 pic.twitter.com/Bh0fUh8vOB
— ひぞっこ (@musicapiccolino) November 30, 2019
桃太郎のモデルとされる吉備津彦命(きびつひこのみこと)が祀られている「吉備津神社」を訪問。
磯田さんは神社の古文書を見せてもらった瞬間、歴史学者の血が騒いだのか、「あー、嬉しい!」と叫んでいました。
さらに弥生時代の墓「墳丘墓」や「楯築遺跡」などを見て回る内、歴史への情熱を抑えきれず、大喜びを始めました。
タモリさんも「楯築遺跡」の存在を知っていたため、共通の話題がある2人で大盛り上がり。
2人はマニアックな知識を深めることに喜びを感じる、永遠の「歴史好き少年」なのでしょう。
磯田さんはさかなクンやタモリさんなど、メディア出演を通して気の合う仲間を見つけられたのですね。
半藤一利の家族。孫は編集者、娘が看護。結婚相手は漱石の孫&熊本とのゆかり
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