永守重信の息子は2人。妻と結婚で養子に。資産や京都の家、寄付額が凄い理由とは

永守 重信(ながもり しげのぶ)さんは日本を代表する企業「日本電産」を育て上げた経営者として有名で、周囲からの注目は家族構成や資産などにも及んでいるそうです。

今回は永守さんの家族や養子の噂、資産や寄付についてリサーチしていきましょう。

永守重信のプロフィール

本名:永守 重信(ながもり しげのぶ)

出身地:京都府向日市

生年月日:1944年8月28日

最終学歴:職業訓練大学校(電気科)卒業

永守重信には2人の息子がいた

まずは永守重信さんの息子さんについて迫っていきましょう。

重信さんには2人の息子さんがおり、1971年に生まれた長男が貴樹(たかき)さん、1976年に生まれた次男は知博(ともひろ)さんといいます。


貴樹さんは関東学園大学を卒業して1995年4月に東海銀行(現:三菱東京UFJ銀行)に入行し、2012年から掃除用品やキッチン用品などで知られる「レック」の常務執行役員や社長を歴任。

会社名だとピンと来ないかもしれませんが、掃除に便利な”激落ちくん”を作っている会社です。

次男の知博さんは明治大学大学院を卒業後して2000年4月に「富士通」に入社し、2002年3月に退職してからアメリカのサフォーク大学に進んで経営学修士((MBA)を取得。

2009年4月に「エルステッドインターナショナル株式会社」を設立しています。

事業は順調では無かったそうですが、2015年に人工知能(AI)を備えたコミュニケーションロボットを開発する「MJI (MORE JOYFUL INNOVATION)」を起業するなど挑戦を続けていました。

タイプ的には技術系の知博さんの方が重信さんに似ているかもしれませんね。

ちなみに、息子さんたちが父の会社(日本電産)に入社していない理由が気になるところですが、調べてみると親子の不仲などではなく重信さんが”世襲を禁止”しているからでした。

有名企業の創業者の中でも世襲について考え方が分かれるのは少し興味深いところですね。

永守重信は妻の実家へ養子入り

ここでは永守重信さんの妻や養子入りをしていた件を見ていきましょう。

重信さんは1968年に縁戚の寿美子(すみこ)さんという女性と結婚をしています。

実は寿美子さんの苗字は「永守」といいますが、ふたりは同じ苗字だった訳ではなく永守さんが結婚をするにあたって妻の家へ養子(婿入り)をしていました。

ちなみに、重信さんの出生名(旧姓)は「奥田」と言うらしく、実家でも6人兄弟の末っ子だったので妻の家に養子入りをしても何ら問題なかったそうです。

妻については名前以外はこれといった情報が見当たりませんが、どちらかと言えば夫に付き従うタイプではなく自分の意見はシッカリと伝える性格とのことでした。

資産や京都にある家について

永守重信さんほどの成功者であれば莫大な資産を築いたことは言うまでもありませんが、その額は世界的な経済誌「Forbes (フォーブス)」でも取り上げられていました。

2021年版の記事では永守さんの資産額を9,920億円と算出しています。

詳しい資産構成は掲載されていませんでしたが、自身が創業した日本電産の株式を8.29%(49,473千株)ほど所有していることが同社から公表されていました。

保有株数に同社の株価(13,000円と仮定)を掛けると自社株だけで資産は約6,430億円となります。

永守さんは学生時代に株で儲けていたエピソードがあるので大人になってからも投資をしている可能性が高く、もしかすると投資家以上に利益を上げているかもしれませんね。

そんな永守さんの自宅が気になったので調べると、どうやら”京都市西京区”にあるそうです。

具体的な表現は避けますが、地図だとコンビニの右上にある立派な家が自宅とされています。

該当の家をストリートビューで見ると”モザイク処理”が施されているのを確認できましたので、ある意味で有名人の自宅であることが証明される結果となってしまいました。

ちなみに、マップのモザイク処理はグーグルに申請すると対応してくれるそうです。

永守重信の寄付額が凄い理由は政治への不信?

最後に永守重信さんが多額の寄付を続ける理由について触れておきましょう。

日本電産を創業して羨ましいほどの財産を築いた永守さんですが、その使い道は豪遊や宇宙旅行などではなく医療関係や教育機関への寄付がほとんどでした。

その中でも有名なのは2017年3月に「京都学園大学」へ100億円以上の寄付をしたことです。

この話は単なる慈善行為という訳ではなく、同大学が工学部の新設を考えていたことに永守さんが共鳴して”個人名義で100億円”という多額の寄付が実現しました。

また、永守さんは同大学を含めた「永守学園」の理事長としても活動をしており、医学部の創設や小学校から大学までの一貫教育に取り組むなど人材育成に力を入れています。

他にも2014年に京都医科大学へがん治療目的の資金として70億円、出身地である京都府向日市に新しい市民会館(約32億円相当)を建設して寄贈するなど幅広く寄付をしていました。

永守さんが寄付にこだわるのは”税金の使い道が不透明”という行政への不信があるそうです。


確かに寄付であれば希望通りに全額を投じることができるので安心なのは間違いありませんが、信用するに値しない政治家や行政ばかりなのは大きな課題と言えるでしょう。

しかし、その課題も永守さんが育てた多くの人材が解決してくれるかもしれませんね。

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