高橋留美子は新潟出身で阪神ファン。押井守との関係、性格と出身大学について

『らんま1/2』や『犬夜叉』などの大ヒット漫画を手掛けてきた高橋留美子(たかはし るみこ)さん。

2022年に代表作『うる星やつら』が再度アニメ化されることが分かり、世代を超えて愛され続けている漫画家です。

今回は出身地の新潟県にある、高橋さんゆかりの観光スポットを紹介します。

また阪神タイガースファンの一面、『うる星やつら』と映画監督・押井守さんの関係をチェック。

高橋さんの知られざる性格と出身大学の情報にも迫ります。

高橋留美子のプロフィール

本名:高橋留美子

生年月日:1957年10月10日

身長:不明

出身地:新潟県新潟市

最終学歴:日本女子大学文学部史学科

所属事務所:有限会社るーみっくプロダクション代表取締役

高橋留美子関連の作品が出迎えてくれる新潟県の情報館

高橋さんの出身地は新潟県新潟市です。

新潟県といえば、米の作付面積と生産量、産出額のすべてが全国1位の米の産地ですね。

自慢の米を使った、ふじの井酒造株式会社の「純米吟醸酒・本醸造酒」は、ファンが多いお酒ではないでしょうか。


ふじの井酒造株式会社は、高橋さんがパッケージのイラストを担当したお酒を販売したこともあります。

高橋さんが地元の誇りであることを、積極的にアピールしたのです。

新潟市にある「新潟市マンガ・アニメ情報館」でも、高橋さんのことを大きく取り上げています。

「キャラクターとあそぼう!!」というコーナーでは、『うる星やつら』の主人公・ラムちゃんと鬼ごっこができます。

懐かしいラムちゃんの姿に、つい時間を忘れて遊んでしまう大人も多そうですね。

新潟県の人々は高橋さんの存在を誇りに思いながら、今後もさまざまなコラボ企画を考えていくのかもしれません。

高橋留美子は熱心な阪神ファン

高橋さんは野球観戦が趣味で、特に阪神タイガースを熱心に応援してきました。

ラムちゃんのトラ柄の衣装も、「タイガー」にちなんでいるのでしょうね。

2010年には、阪神球団旗を持つ「応援団長」の姿をしたラムちゃんのフィギュアが発売されました。

フィギュアメーカー「コトブキヤ」の阪神タイガースファンの社員が、高橋さんに掛け合ったのです。

熱心な阪神タイガースファンである高橋さんが、すぐに快諾したのは言うまでもありませんね。

阪神タイガースの創設80周年を迎えた2015年には、小学館の「ビッグコミックオリジナル阪神タイガース増刊号」が発売されます。

高橋さんは同誌にタイガースが題材の漫画『トラ』を寄稿し、阪神タイガース愛を表現しました。

大好きな球団への愛を存分に表現できる仕事に携われて、大満足だったに違いありません。

アニメ『うる星やつら』のチーフディレクター・押井守

映画監督の押井守さんは、アニメ『うる星やつら』のチーフディレクターです。

アニメ制作会社「竜の子プロダクション」に入り、『一発貫太くん』や『ヤッターマン』の演出を担当。

高橋さんの『うる星やつら』のアニメ化にあたっては、チーフディレクターとして制作チームを率います。

放送局だったフジテレビは、第1話でラムちゃんの胸が露出するシーンをカットするよう要請しました。

しかし押井さんは要請を拒否し、そのまま放送させます。

結果的に制作サイドはPTAからのクレームを受けるのです。

際どいシーンが多く、問題作とされてきた『うる星やつら』ですが、だからこそ子供たちに強いインパクトを与えることになります。

問題作でありながら、個性豊かなキャラクターたちの魅力が大きく、同作は1981年の放送開始後に大ヒット。


3年に渡り放送され続け、押井さんは「視聴率男」の異名を手に入れるのです。

劇場版『うる星やつら オンリー・ユー』(1983年)、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(1984年)では監督を務めます。

映画版もまた見る人の想像の先を行く展開が、高く評価されてきました。

批判も恐れず、堂々と自分の作りたいものを作り続ける姿勢によって、押井さんはヒットメーカーの地位を確立したのです。

高橋留美子は天然で男勝りな性格

高橋さんは自身の性格を『めぞん一刻』のヒロイン・音無響子と似ていると語っています。

響子は、普段は明るく優しい性格ですが、世間知らずで天然な一面もあるキャラクターです。

鈍感で「あなたが作った味噌汁が飲みたい」と求婚されても、文字通りに受け取って、味噌汁を作ったことがありました。

また思い込みが激しく、ときには嫉妬深い一面もあらわにしています。

美人ではあるものの、少し不器用な点がチャーミングですね。

高橋さん自身は男性が苦手で、アシスタントは全員女性にしています。

独身を貫いているのは、響子のように恋愛が得意ではないタイプだったためかもしれません。

自立した女性だからこそ、男勝りで芯の強い性格なのでしょう。

ただし響子のように天然で、男性の気持ちに寄り添うのが苦手な一面もあるようですね。

高橋留美子は日本女子大学を卒業

高橋さんは日本女子大学文学部史学科を卒業しています。

大学1年生のときに創設した「漫画研究会(没)」(まるぼつ)は、公認サークルとして2023年現在も活動を継続しています。


サークルで作品を発表する傍ら、漫画家養成所「劇画村塾」で絵の勉強を開始。

大学3年生のとき、『勝手なやつら』が小学館の「新人コミック大賞」で佳作入選し、デビューを果たしました。

日本女子大学は高橋さんにとって、仲間と切磋琢磨し、夢を追い続けた青春の場所だったのですね。

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