藤真利子、父の職業は小説家&母を介護。地元は阿佐ヶ谷、病気の噂

映画『薄化粧』や『吉原炎上』などに出演してきたベテラン女優の藤真利子(ふじ まりこ)さん。

私生活では幼少期から苦労を重ねてきた藤さんの、家族にまつわるエピソードを紹介します。

まずは父・藤原審爾(ふじわら しんじ)さんの職業が小説家という情報を確認。

続けて母の介護の詳細、地元・阿佐ヶ谷と阿佐ヶ谷姉妹との共演に関する情報、病気の噂に迫ります。

藤真利子のプロフィール

本名:藤原真理

生年月日:1955年6月18日

身長:160cm

出身地:東京都

最終学歴:聖心女子大学文学部歴史社会学科

所属事務所:プロダクション尾木

藤真利子の父・藤原審爾の職業は小説家

藤さんの父・藤原審爾さんの職業は、小説家でした。

直木賞作家として戦後日本の文壇で活躍した人物です。

若き日の審爾さんは、青山学院高等商業部を肺結核によって中退。

療養生活を送りながら雑誌社の編集を手伝うようになりました。

同時に小説を書き始め、同人誌「曙」や「文学祭」を発行します。

戦後間もない1946年、「文学祭」に発表した『煉獄の曲』が高く評価されました。


続けて、山奥の温泉宿を舞台にした『秋津温泉』で、文壇での地位を確立するのです。

1952年に『罪な女』で直木賞に輝きました。

有名小説家だった審爾さんは、家庭内では身勝手な父でした。

幼い藤さんは、父と客人が家中に響かせる麻雀の牌の音と、大きな笑い声を聞いて育ちます。

やがて審爾さんが愛人を作って家を出て行ったため、藤さんは母と2人で暮らすようになりました。

かつて父が愛人と暮らす家を母子に見せたうえで、「帰れ」と突き放したことがあったそうです。

あえて不倫している事実を見せつけ、家族を拒絶したのです。

泣きながら帰った母子は、お互いに支え合いながら暮らすことになりました。

大人になった藤さんは父の気持ちについて「今ならわかる」と語っています。

「妻以外に愛する人ができる。人間にはそんなこともあると思う。仕方がないことです」

藤原さんはライフワークとして時代小説『宮本武蔵』を書いている途中、がんを患い入院。

1984年に63歳で急逝しました。

藤さんは藤原さんのわがままも、今では懐かしい思い出として回想できるようになったようですね。

藤真利子は母・静枝を介護

藤さんは4歳のとき、母の静枝さんと一緒に家を出ました。

父は常に別の女性と一緒にいたため、傷ついて泣く母の姿を常に見ていたそうです。

藤さんは「私がママを守る」と誓い、以来常に母に寄り添って生きていました。

親戚からは「あなたたちは親子じゃなくて双子だね」と言われたことがあるそうです。

「一卵性親子」と呼べるほど、いつも一緒に仲良く過ごしていました。

2005年、静枝さんは脳梗塞で倒れて病院に搬送されます。

対応できる病院が近くに見つからず、藤さんが2006年から仕事をセーブし、在宅で介護をすることを決意します。

病院から慣れ親しんだ自宅に戻れた母は、元気を取り戻しました。

藤さんは母のベッドの隣に敷いた布団で寝て、母と一緒に過ごせる喜びを感じていたそうです。


要介護5の母を抱え、仕事ができず収入が激減し、貯金も底を尽きました。

それでも最愛の母に「生きて欲しい」という気持ちが強く、ヘルパーがいる時間帯は必死に働いて介護費用を稼ぎました。

2016年11月7日、静枝さんは自宅で92年の生涯を終えます。

藤さんは10年もの介護生活について、著書『ママを殺した』につづりました。

また2017年には情報バラエティ番組「爆報!THE フライデー」に出演し、介護の様子を紹介していました。

自分が一生懸命介護できず「母を死なせてしまった」という思いが強く、今でも母のことを思うと涙が止まらないそうです。

介護を終えても「もっと母のためにできることがあったはず」という思いに、苦しみ続けたのですね。

自責の念と折り合いをつけるためには、書くことで感情を吐き出す必要があったに違いありません。

藤さんが自分を責めず、今までの努力に自信を持って、残りの人生を前向きに生きられる日が来ることを願うばかりです。

地元は阿佐ヶ谷で阿佐ヶ谷姉妹と共演

藤さんは東京都杉並区の阿佐ヶ谷で育ち、2023年現在まで暮らし続けてきました。

かつて文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」に出演したとき、お笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」と共演しています。

「阿佐ヶ谷姉妹」の木村美穂さんと渡辺江里子さんは血のつながりがありませんが、容貌が似ているため「姉妹」を名乗っています。

さらに阿佐ヶ谷に暮らしているため、「阿佐ヶ谷姉妹」というコンビ名なのです。

しかし阿佐ヶ谷出身というわけではありませんでした。

2人は大人になってから、阿佐ヶ谷の住み心地の良さに惹かれて暮らし続けてきました。

つまり藤さんと異なり、阿佐ヶ谷姉妹は元々阿佐ヶ谷には縁もゆかりもなかったのです。


ラジオではパーソナリティーの大竹まことさんが、阿佐ヶ谷姉妹に対して「お前ら、にせもの」と突っ込みを入れます。

すると藤さんも「君たち、にせもの!」と続けて、笑いを誘いました。

阿佐ヶ谷は都心へのアクセスも良く、商店街での買い物も楽しめます。

さらに区役所もあるため、必要な手続きも簡単に済ませられる便利な街です。

数々の有名人が魅了されるのもよくわかりますね。

藤真利子は病気ではない

2023年現在も元気に阿佐ヶ谷で暮らし、仕事も順調な様子の藤さん。

一時期は病気を患ったという噂が流れたようですが、ガセネタだったのではないでしょうか。

特に病気の情報はなく、今も現役で女優を続けているためです。


母の静枝さんが脳梗塞を患っていたため、おそらく藤さんと「病気」というキーワードが結び付いたのでしょう。

今後も健康に気を付けて、ここまで多くの苦労を乗り越えた自身をいたわりながら生活して欲しいですね。

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