世界各国のオーケストラに客演を重ね、オペラ指揮者・バレエ指揮者としても実績をもつ沼尻竜典(ぬまじり りゅうすけ)さん。
今回は私生活にフォーカスして、結婚した妻や家族についてみていきます。
母校である桐朋学園大学の教授もつとめる沼尻さんですが、高校も音楽高校や音楽科のある高校だったのでしょうか。
あわせて音楽家としての評判もまとめました。
沼尻竜典の結婚&妻については不明
コロナ禍のなか、いち早くワーグナーの楽劇『神々の黄昏』を無観客で上演・無料生配信して世界中の注目を集めた沼尻竜典さん。
休憩のたびに視聴者数がどんどん上がっていくのを知って、聴衆の熱を感じながらタクトを振ることができたそうです。
すでに30年のキャリアをもち、2023年に59歳を迎えるマエストロですが、プライベートについてはほとんどオープンになっていません。
年齢を考慮しても既婚と考えるのが自然ですが、結婚や妻に関する情報は見つけることができませんでした。
海外での活動も多い沼尻さんですが、2023年現在はびわ湖ホール芸術監督、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア音楽監督、桐朋学園大学教授をつとめており、4月からは神奈川フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督という新たなポストも加わったため、国内に生活拠点をおいていると思われます。
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仮に妻子がいるとすれば、おそらく一般人であり、プライベートの情報は公開しない方針なのかもしれません。
沼尻竜典の妻子以外の家族について
妻と子供に関する情報はなく、家族構成も不明な沼尻竜典さん。
ですが、ご本人が両親について語っている記事が『広報みたか』にありました。
それは2020年に東京・三鷹市の河村孝市長と行った新春対談。
三鷹市は沼尻さんが生まれ育った街であり、三鷹市名誉市民でもあります。
対談では幼少期について触れており、それによると、昭和40年代から50年代にかけて三鷹台団地に住んでいたとのこと。
両親はクラシックが好きで、会社ではコーラス部に入っていたという発言から、会社員の家庭で育ったことがわかります。
ピアノを習いはじめたのは3歳のときで、コーラス部で使っていたピアノが自宅にきたことがきっかけでした。
コーラス部のピアノを買い替えるときに、両親が安く払い下げてもらったピアノでした。
母が地元の合唱団でヘンデルの『メサイア』を歌ったときは、文語調の日本語の歌詞の意味がわからなかったそうですが、それでも子供ながらに楽しく聴いていたという沼尻さん。
クラシックの音楽家は幼少時から何かしらの形で音楽に親しむ生活を送った人がほとんどですが、沼尻さんもクラシック好きの両親のもとで育ったことになりますね。
沼尻竜典は音楽高校に通っていた
沼尻竜典さんは桐朋学園大学を卒業後、ベルリン芸術大学に留学しましたが、卒業した高校も知りたいですね。
インタビュー記事から、小・中学校は三鷹市立高山小学校と第三中学校に通っていたことがわかりましたが、高校については具体的な学校名がでていません。
前述の対談には「三鷹市の小・中学校で学んだ」とあることから、おそらく高校は三鷹市内の学校ではないのでしょう。
ご本人の「音楽高校」という言葉が手がかりになりそうです。
都内で三鷹市以外にある音楽高校や音楽科のある高校、またはそれに該当する専門的な科目を設置している高校ということになるでしょうか。
これらに当てはまる高校としては、桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)、東京音楽大学付属高校、国立音楽大学附属高校、東京芸術大学音楽学部附属音楽高校などが挙げられます。
🌸近江の春 びわ湖クラシック音楽祭2022
昨日無事に終幕いたしました!たくさんのご来場ありがとうございました✨さて今から公演の写真と共に、音楽祭を振り返っていきますよ!#近江の春 #びわ湖ホール #沼尻竜典 pic.twitter.com/zfezs89scr
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沼尻竜典の評判は国際的に高い
ベートーヴェンからコンテンポラリーまでをカバーするレパートリーを誇り、作曲家、ピアニストとしての顔ももつ沼尻竜典さん。
自作オペラ『竹取物語』の上演を大成功に導き、ピアニストとしては自身の弾き振りとトウキョウ・ミタカ・フィルハーモニアによる27年がかりの壮大なプロジェクト『モーツアルト ピアノ協奏曲全曲演奏』が進行中です。
びわ湖ホールでは、劇場の「顔」ともいえる芸術監督としてリーダーシップを発揮してきました。
芸術監督とは、その劇場が何を文化として発信していけるかのガイド役であり、上演作品の芸術的な品質保証を担う立場ですから、責任は重大です。
沼尻竜典さんが多才な音楽家であり、国際的に高い評判を獲得しているのは、世界各国のオーケストラに客演を重ね、オペラ公演においても名演を残し、芸術選奨文部科学大臣賞など多くの受賞歴があることからも明白です。
2022年4月からは神奈川フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督としての新たな挑戦がスタートしましたが、評判がよくなければオファーはかからないでしょう。
「クラシックの音楽家は落語家と同じ」が持論の沼尻竜典さん。
長屋の暮らしを知らない現代人に、いかに江戸時代の息吹を伝えるかが勝負どころだと語ります。
どんどん遠い人になっていくモーツァルトやワーグナーの名曲を、現代の聴衆に向けて生き生きとよみがえらせてほしいですね。
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