辰吉丈一郎の父親はパート&母親は生後すぐ離婚。喫茶店の思い出、兄弟と生い立ち

浪速のジョーと呼ばれ、WBC世界バンタム級王座のタイトルを獲得し、その魅力的な個性から今でも人気な辰吉丈一郎(たつよし じょういちろう)さん。

その人生を振り返ると、父親と母親の離婚から始まる苦しい幼少期の生活があった。

逆境を乗り越え世界チャンピオンとなり、喫茶店で出会った妻と結婚。

その後産まれた二人兄弟の次男である寿以輝さんも、父親の背中を追いプロボクサーに。

そんな波乱万丈な辰吉さんの生い立ちを深掘りします。

辰吉丈一郎のプロフィール

愛称:浪速のジョー

本名:辰𠮷 𠀋一郎

生年月日:1970年(昭和45年)5月15日

身長:164cm

出身地:岡山県倉敷市

最終学歴:倉敷市立味野中学校

所属ジム(現役時代):大阪帝拳ジム

辰吉丈一郎の父親はパートをしながら男手一つで育児

辰吉さんの両親は、生後まもなく離婚しています。

そのため父親である粂二(くめじ)さんが、産まれたばかりの子供を一人で育てることになりました。


彼は被服工場で洋服職人として働いていていましたが、育児を優先するために短時間勤務にしたことによって収入が減ってしまいました。

そのような環境であったため、親子二人で貧しい暮らしをされていたそうです。

もともと貧乏だったので、すごいケチ。ティッシュとかも3、4回同じものを使う。

しかし、粂二さんは父親として、そのような貧しい中でも子供を立派に育て上げました。

後に辰吉さん自身も尊敬する人物として父親さんの名前を挙げています。

尊敬するボクサーはおらん。唯一尊敬していうたら、わしの父ちゃんやけど

子供から尊敬されるということは、父親としては一つの勲章とも言えるものですね。

その教育方針も独特で、辰吉さんが5歳の頃いじめてきた相手に抵抗して殴った時も「間違っていない、自分を信じなければならない」と教えたといいます。

いじめられていたということ自体も驚きですが、それに対して無視したり叱るのではなく、自分を信じろと教えることは並の父親にできることでないでしょう。

そうした粂二さんの教育が、後の世界チャンピオンを作ったのかもしれませんね。

辰吉丈一郎の母親は生後すぐ離婚し、彼の前から去っていた

辰吉さんの母親は、彼が産まれた後すぐに父親と離婚をしています。

なぜ幼い子供の前から去ってしまったのでしょうか。

その原因と母親に対する秘められた複雑な感情を紐解いていきましょう。

辰吉丈一郎の母親は奔放な人物だった?

辰吉さんの母親は彼が産まれて間もなく朝帰りを繰り返すようになり、その後離婚へと至ったそうです。

産まれたばかりの子供がいるのに朝帰りを繰り返すとなると、一般的には良くないことだと言われてしまっても仕方がないでしょう。

しかし、現在では育児ノイローゼなど、出産後の女性に対して様々な悪影響が出てくることが知られています。


そう考えてみると一方的に母親を悪者にするわけにはいかないかもしれませんね。

辰吉丈一郎は母親に感謝していた

辰吉さんとしては物心がつく前にいなくなってしまった母親ですから、さぞ複雑な思いがあるのではないでしょうか。

自分は捨てられてしまったと、恨んでしまっていたとしてもおかしくない状況でしょう。

しかし、驚くことに辰吉さんは、母親に対して感謝していると語っています。

産んでくれてホンマに感謝している。

ネガティブな出来事も飲み込み乗り越えていく、彼の器の大きさを感じさせられるエピソードですね。

辰吉丈一郎は妻と喫茶店で出会った

辰吉さんは後に妻となる、るみさんと大阪府守口市にある彼女の実家でもある喫茶店で出会ったといいます。

第一印象は生意気な女だと思っていたそうですが、徐々に二人は惹かれ合っていきました。

そして結婚まで至ったことを考えると、辰吉さんのような勝負の世界で生きる人間には、そのような強気な女性が良かったのかもしれませんね。

二人さんにとって思い出になっているであろう喫茶店ですが、なんと2023年現在は閉店してしまったようです。

辰吉さんに会えるかもしれないお店が閉店してしまっているのは残念ですね。

辰吉丈一郎と妻の間に産まれた二人兄弟

辰吉さんには2023年現在二人の息子がいます。

長男の寿希也(じゅきや)さんと次男の寿以輝(じゅいき)さんです。


彼らがどのような人物なのか探っていきましょう。

長男はボクシングの道を断念したが、次男はプロボクサーになっていた

辰吉さんの息子である二人は、幼い頃共にボクシングをやっていたそうです。

しかし、残念ながら兄である寿希也さんは、ボクシングの道を断念することになったようです。

弟の寿以輝さんは2023年現在有望なプロボクサーとして活躍しており、ボクシングファンならご存知でしょう。

彼は兄の影響でボクシングを始め、幼い頃からプロになると決心していたそうです。

父親の影響というわけではなく、(4歳上の)お兄ちゃんがやっていたから

将来的には父に並び、超えるようなボクサーになっていくかどうか注目ですね。

辰吉さんの生い立ちはとても波乱万丈なものでありましたが、偉大な父親である粂二さんに育てられ、世界チャンピオンにまで上り詰めました。

そして家庭人としても夫婦円満で、お子さんもプロボクサーになったことから、彼自身も父親として素晴らしい人物だと言えるでしょう。

辰吉さんは今も本気で、4度目の世界チャンピオンを目指してトレーニングを続けているとのことです。


もしかしたら近い将来、リングの上で息子である寿以輝さんとの対戦を見られる時がくるかもしれませんね。

今後も辰吉さんの活躍からは目が離せません。

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