辰吉丈一郎、現在も現役&明石で練習。全盛期の収入が凄い。パンチドランカーの噂と病気

「浪速のジョー」の愛称で知られる辰吉丈一郎(たつよしじょういちろう)さん。

10年以上も試合を行っていませんが現在も現役のボクサー。

時には明石にまで赴いてトレーニングを行う事もあるようです。

全盛期の収入が桁違いだったからこそ今でも夢を追い続ける事が出来るのでしょう。

パンチドランカーの噂や選手生命の危機に追い込まれた病気についてもご紹介したいと思います。

辰吉丈一郎のプロフィール

本名:辰吉丈一郎

生年月日:1970年5月15日

身長:164cm

血液型:B型

出身地:岡山県倉敷市

最終学歴:倉敷市立味野中学校卒業

所属事務所:株式会社トリックスター

辰吉丈一郎は現在も現役のボクサー

2009年を最後にリングから遠ざかっている辰吉丈一郎さん。

おそらく世間では既に引退したと思っている人も少なくないでしょう。

ですが、2023年現在も現役のボクサーなんです。

ただ、JBCのルールによるとプロボクサーの年齢制限は17歳から36歳まで。

通常は37歳になるとライセンスは自動的に失効してしまいます。

例外は現役のチャンピオンやトーナメントで勝ち進んでいる選手。

この場合は37歳以上であっても試合に負けるまでは現役を続ける事が可能なんだとか。

また、元チャンピオンや世界戦挑戦者、世界ランカーにも特例措置が。

最後の試合から3年以内であり、タイトルマッチのような価値がある試合を行う見込みがある。

そしてドクターの診断をクリアすればライセンスの再交付申請ができるそうです。

辰吉丈一郎さんが年齢制限を超える37歳となったのは2007年5月。

本人は現役続行を強く望むも所属ジムや関係者は現役を続ける事に否定的。


そのため特例措置の申請は行われず。

その後、ライセンスは失効となり引退選手扱いに。

JBCのライセンスを持たない事から国内では試合を行う事が出来なくなってしまいました。

それでも現役にこだわりつづける辰吉丈一郎さん。

国内のリングに上がれないならば、と海外で現役を続ける事を決意。

そして2008年にタイでの試合を強行。

その翌年に同じくタイで行った試合が最後の試合となっています。

最後の試合から10年以上も試合が組まれていないのはJBCの働きによるもの。

JBCがタイのボクシング関係者に試合をさせないように要求。

そのため今後は国外でも試合に出場する可能性は限りなく低いと言われています。

それでも現役にこだわり続け今でもトレーニングを欠かす事はないそうです。

周囲に何を言われようがブレないところが辰吉丈一郎さんの魅力の一つ。

きっと自分が信じる道を貫く姿に人々は惹きつけられてしまうのでしょう。

辰吉丈一郎は明石でトレーニングをしている?

辰吉丈一郎さんは中学校卒業と同時に大阪帝拳ジムに入門。

プロライセンスを失効した時も同ジムの所属ボクサーでした。

ですが、今では大阪帝拳ジムのホームページに辰吉丈一郎さんの名前はありません。

現役を続ける事に反対された事でジムを離れてしまったのでしょうか。

逆に大阪帝拳ジムから出入り禁止にされてしまったのかもしれません。

そもそもJBCは辰吉丈一郎さんが現役を続ける事に否定的。

そのため、他のジムも門戸を閉ざしている可能性もありそう。

そんな辰吉丈一郎さんが練習に訪れるのが明石にある戎フォルティフィカルボクシングジム。

同ジムで会長を務めるのは元プロボクサーの戎岡彰さん。

辰吉丈一郎さんが活躍する姿を見て「俺なら倒せる」とプロボクサーになる事を決意。

それがいつしか弟分となり、家族ぐるみで遊ぶ仲に。

公私に渡って交流がある事から練習用にジムを解放しているのでしょう。

ロードワークやシャドーボクシングなどジムに行かなくても出来る練習もあるでしょう。

ですが、現役復帰を目指すボクサーであれば設備の整ったジムでなければ実のある練習は出来ないはず。

きっとジムを使える事は辰吉丈一郎さんにとって非常にありがたいこと。

こうした人々の思いに応えたいという気持ちも現役を続ける原動力となっているのかもしれません。

全盛期の収入は桁違いだった

実力だけでなく人気も大いに影響するファイトマネー。

ファイトマネーがボクサーの人気と知名度を表していると言っても過言ではないでしょう。

2023年現在、日本人で最もファイトマネーを稼いだと言われるのが辰吉丈一郎さん。

1994年に行われた薬師寺保栄さんとの試合のファイトマネーは1億7000万円と言われています。

ただ毎試合、これだけのファイトマネーを稼いでいたわけではありません。

この一戦はボクシング史上初となる日本人同士の世界王座統一戦。

お互いに舌戦を繰り広げるなど試合前から盛り上がった事もあり視聴率は約40%。

当時はボクシング人気が高かったとはいえ驚異的な視聴率。

日本中が注目する試合だっただけにこれだけのファイトマネーとなったようです。

もちろん全ての試合がこれほどのファイトマネーだったわけではありません。

通常の試合のファイトマネーは2000万円〜5000万円と言われています。

ノンタイトルで2000万円、世界戦のような注目度の高い試合で5000万円という感じでしょうか。

恐らくこれほどファイトマネーが高額となったのは世界チャンピオンになってから。

辰吉丈一郎さんが世界チャンピオンになったのはデビューから8試合目。

そのためファイトマネーが高額になったのは恐らく9試合目以降でしょう。

その後、JBCのライセンスを失効するまでに行った試合は18戦。


内訳としては世界戦が10試合、ノンタイトル戦が8試合。

そのためファイトマネーを合計すると6億円を超えていると思われます。

2023年現在、試合を行っておらず、メディアに出演する機会も殆どありません。

それでも現役時代の稼ぎがあるからトレーニングに集中できるのでしょうね。

辰吉丈一郎がパンチドランカーと噂に

ボクサーの職業病ともいえるパンチドランカー。

実際、国内外で多くのボクサーがパンチドランカーを患ってしまっています。

特にパンチドランカーとなりやすいのが相手と真正面から打ち合うボクサー。

相手に打たれる機会が多いほどパンチドランカーになりやすいのは当然ですよね。

近年のボクサーがディフェンスを強化する傾向にあるのもパンチドランカーになる事を恐れているからでしょう。

ちなみに辰吉丈一郎さんもガードを下げて打ち合うタイプのボクサーでした。

また、2017年にはドキュメンタリー番組で呂律が回っていない姿が放送されたそうです。

そのため「辰吉丈一郎はパンチドランカーではないか」と噂されているようです

ただ、本当にパンチドランカーであればボクシングのトレーニングは出来ないでしょう。

そして結婚してからずっと傍にいる妻ならば少しの異変にも気付くはず。

何か異変があれば力づくでもトレーニングを辞めさせていると思われます。

また、2020年11月に行われた次男、辰吉寿以輝さんの試合について語る辰吉丈一郎さんのインタビューを見ると確かに聴き取りにくい箇所はあります。

ですが、聴き取りにくい原因は呂律が回っていないのではなく滑舌の問題のように思えます。

記者とのやり取りも非常にスムーズな事からパンチドランカーとは思えません。

とはいえ非常に軽度なパンチドランカーである可能性は捨てきれません。


今は症状が出ていないだけという可能性もあるでしょう。

現役を続ける事に強いこだわりをもつ辰吉丈一郎さん。

ただ、自分だけでなく家族のためにも心身の健康にも十分配慮して欲しいものです。

過去に選手生命が危ぶまれる病気を患っていた

パンチドランカーと共にボクサーの職業病と言われる網膜剥離。

医療が進歩した事で2013年4月以降は「完治した」と診断されれば現役を続ける事が可能。

ですが、かつては網膜剥離は引退勧告の対象。

実際に網膜剥離が原因で現役を引退するケースも少なくありません。

辰吉丈一郎さんも1993年9月に網膜剥離を発症。

手術は無事に成功するも、JBCの規則により現役を続ける事は困難。

当時、保持していたWBC暫定王座の座も返上する事となります。

それでも現役続行を望み、様々な案を模索。

その後、帝拳プロモーション等の協力もありJBCの管轄外である海外で復帰戦を行うことに。

そして迎えた復帰戦では世界ランキング14位の強豪に3RでKO勝ち。

網膜剥離の影響を微塵も感じさせない圧勝劇でした。

また、リングに戻った事でWBC暫定王座にも返り咲いています。

これによりJBCも特例として現役続行を許可。

そして次に行われた試合が薬師寺保栄さんとの伝説の一戦でした


有無を言わさぬ圧倒的な実力で既存のルールを覆した辰吉丈一郎さん。

古い慣習を打ち破り道を切り拓くところも多くの人々に支持される理由の1つなのでしょうね。

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