菅野智之の筋肉強化は腰痛予防。太った噂や劣化説、東京五輪辞退は怪我ではなかった

菅野 智之(すがの ともゆき)さんは東海大学のエースとして読売ジャイアンツに入団し、沢村賞や最優秀防御率など数々の投手タイトルを手にしています。

しかし、最近は太ったとの声や劣化してしまったという厳しい意見もあるそうなので、今回は菅野さんのフィジカル面を中心にリサーチしていきましょう。

菅野智之のプロフィール

本名:菅野 智之(すがの ともゆき)

出身地:神奈川県相模原市

生年月日:1989年10月11日

身長・体重:186cm / 95kg

投球・打席:右投右打

ポジション:投手

所属球団(選手):読売ジャイアンツ

菅野智之の筋肉増量は腰痛の防止が目的だった

まずは菅野智之さんの筋肉やトレーニングについて見ていきましょう。

どちらかと言えば線が細いという印象が強かった菅野さんですが、2020年シーズンが始まる前に行なったハワイでの自主トレでハードな筋トレを公開しています。

これまで見てきた菅野さんからは想像できないようなマッチョぶりに驚くとともに、東京オリンピック(のちに延期)への意気込みを強く感じることが出来ました。

今回の筋トレでは1年間フルに動ける体力作りだけではなく、長年苦しめられている腰痛への対策として胸部と股関節周辺の強化を意図したものだったそうです。

また、やみくもに筋肉の量だけを増やすということはせず、腰への負担が少なくなるように柔軟性をテーマに掲げるなど闘える身体作りを目指して汗を流しました。


ハワイで積み重ねた過酷な筋トレの結果は成績にも表れ、7月には4戦4勝(自責点1の防御率0.30)という驚異的な成績を叩き出して月間MVPに輝いています。

その後も菅野さんの勢いは留まるところを知らず、最終的には3完封を含む14勝2敗(防御率1.97)の成績を挙げて最優秀選手や最多勝利など多数のタイトルを受賞。

しかし、翌2021年シーズンは足や右肘の違和感で登録抹消されるなど安定性を欠き、成績も6勝7敗という非常に不本意な結果に終わってしまいました。

さすがに肘は筋トレで何とかなる部分では無いことから、日々のトレーニングだけでなく登板後のケアも長く活躍するには不可欠と言えるでしょう。

ただ、辛い過去も1度経験してしまえば糧になることは間違いないので、更なる変化を遂げる菅野さんから目が離せませんね。

菅野智之が太ったという噂は本当だった

この項目では菅野智之さんが太ってしまったという噂について見ていきます。

野球選手は体重が公表されているので割と検証しやすく、菅野さんはドラフトの資料に「82kg」と記載されていました。

数字だけでは分かりにくいので何か参考になる動画があるか調べてみると、2012年のドラフト会議後に行なわれた記者会見の動画があったのでご覧ください。

2023年現在の菅野さんと比べるとかなりスリムな印象を受けますが、それもそのはずで最新のプロフィール欄には「95kg」とあるので約13kg太ったことになります。

一部の関係者からは「太りすぎ」という辛辣な声がある一方、30歳を過ぎると代謝の関係で太りやすくなるので仕方が無いという擁護の声もありました。

もっとも、ほとんどの選手は入団後に筋肉量の増加などによって体重が増える傾向にあるので、菅野さんだけが特別に太ったという訳では無さそうです。

30歳を過ぎれば緩んでいくという話は決して他人事ではありませんが、菅野さんは腰や足を痛めているので少し減量した方が体に良いかもしれませんね。

菅野智之の劣化説は時期尚早?

菅野智之さんに限らず多くの選手は成績が低迷すると劣化やオワコンなど厳しい評価を受けますが、誰しも好不調の波があるので一概に語ることは難しいでしょう。

また、投手の場合は打線の援護が無ければ勝つことはできないので、個人技だけでなく野手との波長が合うことが勝ち星に繋がるという一面もあります。

確かに2年連続(2017~18)で最多勝を獲得した頃に比べれば勢いは落ちていますが、厳しいトレーニングを課した2020年は14勝を挙げて再び最多勝に輝くなど復調を見せていました。

また、菅野さんは劣化と言われているシーズンでも防御率は3点台をキープしているので、比較の対象となる自らの実績が高すぎると言うこともできるでしょう。

しかしながら、近年は怪我による戦線離脱が目立っていることを踏まえると、精神面以上に身体のケアが選手生命の延長や成績回復に繋がるかもしれませんね。

菅野智之は怪我ではなくコンディション不良で東京五輪を辞退

最後に菅野智之さんが東京五輪を辞退した理由を見ておきましょう。

菅野さんは「東京オリンピック2020」の代表選手としてエントリーされていましたが、開幕直前の2021年7月3日にコンディション不良による辞退を発表しています。

代表辞退と聞いて思わず怪我の再発を心配しましたが、身体よりもストレートの球速が145キロに留まるなど本調子では無いことが大きな理由と明かしていました。

この”コンディション不良”は近年よく聞かれるようになった新しい表現方法で、言葉の意味もかなり幅が広く骨折や肩痛などの怪我が含まれる場合があるそうです。

菅野さんは以前にもコンディション調整による短期間の登録抹消を経験していることからも、怪我ではなく気分転換という意味合いが大きかったのかもしれません。


それにしても、投球可能な状態でありながら憧れの舞台と代表選手を自ら辞退し、日本の勝利を優先させたチームプレーの精神には感動すら覚えてしまいます。

近年では不振や劣化など厳しい批判に晒されていますが、代表辞退の経緯からは”巨人のエース”にふさわしい責任感と決断力を伺い知ることができました。

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