坂本慎太郎は天才。現在の活動&AYAとは?ファッションと愛車、若い頃の活躍について

ゆらゆら帝国やソロ活動を通じて理想の音楽を追求し、独自の世界を構築してきた坂本慎太郎(さかもと しんたろう)さん。

天才と呼ばれるアーティストの一人ですが、どのような点が高く評価されているのかを分析しながら、2023年現在の活動を追っていきます。

アルバムやライヴでおなじみの女性ベーシスト・AYAさんにも注目が集まっていますね。

また個性的なファッションや愛車、ソロ活動を開始する前の若い頃についてもまとめました。

小林正観のプロフィール

本名:坂本慎太郎

生年月日:1967年9月9日

出身地:大阪府

職業:ミュージシャン

坂本慎太郎が天才と呼ばれるわけ

ゆらゆら帝国の解散後、自身のレーベル・zelone recordsを立ち上げてソロアーティストとして再スタートをきった坂本慎太郎さん。

その最大の魅力は、時にユーモラス、時にサイケデリックという変幻自在な曲風と、中毒性のある独特のグルーヴ感ではないでしょうか。

漫画家の水木しげるさんをリスペクトしているとのことですが、抽象的でどことなく不気味な歌詞にその影響がみてとれます。

他者とは異なるユニークな視点や、リスナーの心に引っかかって余韻を残す詞の世界も高く評価されているポイントです。


ライヴでは楽器が体の一部であるかのようにギターを自在に操る坂本さん。

自身がアイドルに挙げる元祖ギターの神様、ジミ・ヘンドリックスを彷彿とさせますね。

アメリカでのライヴはゆらゆら帝国時代にも行っていましたが、ソロでの初ツアーは2019年のことでした。

アメリカでアルバムがリリースされていることもあって人気は高く、ニューヨーク公演はチケットが即完。

坂本さんの音楽は国境を超えて受け入れられるポピュラリティがあることの証明です。

サウンドも歌詞もきちんとやりながら自分の音楽を追求し、それを海外にも伝えてファンを獲得していくところは、やはり天才といえるでしょう。

坂本慎太郎の2023年現在の活動状況

2022年6月3日、4枚目のアルバム『物語のように(Like A Fable)』をリリースした坂本さん。

アルバムとしては前作『できれば愛を』以来、およそ6年ぶりの新作でした。

ご本人が「明るく、抜けがよく、嘘じゃない音楽」と説明する本作は、昔懐かしいアメリカンポップのテイストがただよう表題曲ほか、甘くメロウな雰囲気の楽曲が収録されています。

新作リリース後、最初のワンマンライヴは7月14日、LIQUIDROOMにて行われました。

サポートミュージシャンはレコーディングにも参加したAYAさん、菅沼雄太さん、西内徹さんというおなじみの顔ぶれ。

コロナウイルスの猛威がなければ国内外のツアーが予定どおり行われていたはずですが、そんな状況下でも生活スタイルはほとんど変わっていないとのこと。

普段の生活は、たとえば作曲、作詞、アートワークなど、そのときに取り組んでいる仕事を自宅に引きこもりながら淡々とこなしているのだそう。

生活と音楽の結びつきについては特に意識したことはなく、自然に音楽がそこにあるという感じだと述べています。

坂本慎太郎のサポートベーシスト、AYAとは

『物語のように』は前作同様、ドラムに菅沼雄太さん、フルート&サックスに西内徹さん、ベース&コーラスにAYAさんという、いわば坂本慎太郎バンドのメンバーを中心にレコーディングされました。

本作を聴いて、「このチャーミングな女性コーラスの声は誰?」と思ったリスナーもいるのではないでしょうか。

声の主はAYAさんといい、2014年のセカンドアルバム『ナマで踊ろう』より坂本さんのレコーディング・ライヴに参加しています。

キャリアを簡単に紹介すると、19歳でベースをはじめ、2001年にOOIOO(オーオーアイオーオー)に加入。

OOIOOは、前衛的アートバンド・ボアダムスのヨシミさん率いる女性4人の演奏集団です。

AYAさんとはもともと知り合いだったという坂本さん。

OOIOOをかっこいいバンドと思っていたこともあり、サポートベーシストを頼むならこの人と決めていたのだそう。

一人で宅録をしていて、「悪くはないけど、なんかイマイチだな」と思う曲でも、とりあえずスタジオへ持っていってみんなで音を出してみるとビシッときまってしまうとのこと。

それはおそらく、長く同じメンバーで続けてきた経験や信頼の賜物なのかもしれませんね。

個性的なファッション、愛車は不明

坂本慎太郎さんといえば、真っ先に思い浮かぶのがボリューム感のある天然パーマの長髪と、あえて「パンタロン」と呼びたいレトロなテイストのカラーパンツ、そしてボーダーのTシャツというインパクト大のヴィジュアルです。

個性的なファッションと言ってしまえばそれまでなのですが、それがおしゃれかどうかといえば、大手町あたりを歩く100人のOLのうち99人は苦笑いをしそうです。

ところが坂本さんの濃すぎるファッションは、芸術系の大学に通う学生たちの間では高評価。

いわく、「ボーダーをこんなにかっこよく着こなせる大人はいない」。

おしゃれの基準は、本当に人それぞれであることを坂本さんに学びます。

仮に坂本慎太郎スタイルを真似しようとしても、着る本人のキャラがファッション以上に濃くないとおしゃれにはみえないでしょう。


ボーダーが野暮ったくなったり、最悪の場合はパジャマになり下がってしまう危険性もありそうです。

とはいうものの、ミュージシャンをはじめ芸術の分野で活躍する人たちには、これくらいファッションを楽しんで欲しいもの。

ファッションが強烈なせいか、どんな車に乗っているのかにも関心が集まっている坂本さん。

ですが、愛車に関する情報は見つけられませんでした。

個人的な願望ですが、万人受けする車よりはパンチのきいた癖のある車に乗っていてほしいものです。

若い頃はゆらゆら帝国で強烈な印象を残す

幼い頃から、外で友だちと遊ぶよりは部屋で絵を描いたり、工作をしているほうが好きだったという坂本さん。

初めて手にしたギターは、14歳のときに妹とお金を出し合って買った日本製の安いアコースティックギターでした。

将来は美術に関わる何かをしたいと漠然と思っていたのに、多摩美術大学在学中にゆらゆら帝国を結成してからはバンド活動に夢中になってしまいます。

卒業後は就職せずにアルバイトをしながら音楽活動を続けました。

20年のキャリアを通じて、虚飾を廃した生々しいサウンドによって圧倒的なリアリティを体現していたゆらゆら帝国。

メジャーデビューアルバムの『3×3×3』は、コーネリアスの小山田圭吾さんによって年間ベストワンアルバムに選出されています。

彼らは国内の大型フェス出演のほか、アメリカやヨーロッパでのライヴなど海外での活動も積極的に行いました。

しかし2010年、公式サイトにて3月31日をもって解散することを発表。


その理由として、「ゆらゆら帝国は完全にできあがってしまったと感じました」とコメントしました。

バンドが完成したからおしまい、というのはわかりやすい理由ですが、なかなかそう言いきれるアーティストはいないでしょう。

「こういう音楽があったら聴きたい」と自分が思う音楽を素直につくりたいと語る坂本慎太郎さん。

天才と称されるその才能が、リスナーにとってかけがえのない魅力になっているのは間違いないでしょう。

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