コンサートで、ベートーヴェンのソナタと協奏曲を全曲演奏した実績があるピアニスト・仲道郁代(なかみち いくよ)さん。
クラシック音楽界のスター的存在ですが、父親と母親の愛情によってピアノを始めることができたそうです。
今回は、仲道さんの知られざる両親と実家について確認しましょう。
また2023年現在の年収と住まいも調査したので見ていきます。
ベートーヴェンピアノ室内楽全曲演奏会第一回終演しました。
作品1のトリオ三曲。
平野昭先生の解説、岡本誠司さん伊藤悠貴さんと、ベートーヴェンの創作の原点の豊かさを音にする、そんなコンサートになりました。
発見、感動多く、リハーサルも、コンサートも、とても充実した時間でした。 pic.twitter.com/6Cp0CSkdux— 仲道郁代/Ikuyo Nakamichiオフィシャル (@Ikuyo_nakamichi) August 22, 2022
仲道郁代のプロフィール
本名:仲道郁代
生年月日:1963年2月13日
身長:非公表
出身地:宮城県仙台市生まれ、静岡県浜松市育ち
最終学歴:桐朋学園大学
所属事務所:ジャパン・アーツ
仲道郁代の父親はヤマハの調律師
仲道さんの父親は、世界的に知られる楽器店・ヤマハの調律師でした。
調律師はピアノの修理をしたり、ピアニストが演奏する前に、ピアノの音を調整したりするのが仕事です。
【仲道郁代ピアノ・リサイタル@なかのZERO】前半は調律師を交えてベーゼンドルファー&スタインウェイ&ヤマハの特徴や音色を聴き比べ。後半は仲道さんが演目に合ったピアノを選択し演奏、素晴らしかった🎵各ピアノの特徴が聴き比べられる貴重な機会でした❗@Ikuyo_nakamichi pic.twitter.com/65KieqvXym
— マチャイコ with MUSIC🎹🎶 (@karajan1812) April 13, 2017
支店間で異動があったため、父親は国内外で何度も転勤しています。仲道さんが生まれた当時は仙台支店に勤務していたそうです。
仲道さんがピアノを始めたのは4歳のときでした。当時は静岡県浜松市に暮らしており、自宅にアップライトピアノが届いたときは「胸が高鳴った」と語っています。
大人になってから知ったそうですが、父親は娘の4歳の誕生日にピアノが届くよう積み立てをしていました。
当時のヤマハにあったシステムを利用し、娘が生まれた日からコツコツ積み立てていたのです。
中学校時代には父親の転勤に伴い、アメリカのミシガン州に転居。仲道さんはアメリカでピアノを演奏したとき、拍手喝采を浴びたことを鮮明に覚えています。
日本では引っ込み思案で緊張しやすい性格でしたが、アメリカで称賛されたことで自信が付いたようです。
アメリカを含めて各地を転々としていた仲道家。同じくピアニストとして活躍する妹の仲道祐子さんとともに、各地で十数台のピアノを使ってきたそうですよ。
知名度の向上とともに、より質の高いピアノを演奏する機会にも恵まれたはず。
それでもすべての原点である、父親が積み立てて買ってくれたアップライトピアノが、もっとも特別な存在であるに違いありません。
仲道郁代の母親による胎教
仲道さんは母親から「胎教」として、生まれる前からピアノのレコードを聴かせてもらっていたそうです。
生まれた当時「胎教」という言葉はまだありませんでした。
胎教はお腹の中にいる赤ちゃんに音楽や言葉を聴かせて、コミュニケーションを取る一種の教育方法です。
きっと母親は「子供の音楽教育に力を入れたい」と考え、まだ見ぬ娘に音楽を聴かせていたのでしょう。
母親の職業はわかりませんが、夫が調律師であることから、同じく音楽関係者だった可能性もあります。
仲道さんは母親の胎教、父親が買ったアップライトピアノのおかげで、世界的なピアニストへと成長したのです。
両親の深い愛情が、優れた演奏家を生み出したということですね。
またベートーベンのソナタ、少し弾いてました。仲道郁代さんは、順番通りにされるのが好きだと、以前図書館で借りた本で知りました。テレビで涙ぐんで演奏されてるのも前ですが、拝見しました。ショパンでした。音楽の力ってすごいですね。仲道郁代さん、尊敬しています。ピアノやっぱり良いですね🎵
— 馬留利果 (@JmvocMXpPsyTziA) August 22, 2022
仲道郁代の実家はサラリーマン家庭
仲道さんの父親は調律師として、ヤマハで働く勤め人でした。
調律師の一般的な年収は300~400万円ほどとされ、サラリーマンとほとんど変わらない生活を送っているようです。
仲道家も生活水準はサラリーマン家庭と変わらなかったのかもしれません。
ただ仲道さんの父親は国内外を転々としていたため、親子が一緒に暮らせない時期もある特殊な生活を送っていました。
高校に進学するため仲道さんだけ帰国し、両親は18年間の海外生活。仲道さんが留学した際に、年に数回だけ両親に会える「七夕親子」だったそうです。
どれだけ距離が離れていても、ピアニストとしての原点を与えてくれた両親に感謝をしながら過ごしていたのでしょう。
仲道郁代の年収は推定1,000万円以上
仲道さんの年収は公表されていないため不明ですが、日本を代表するピアニストのため、1,000万円以上を稼いでいるのではないでしょうか。
ソロの演奏会や、ソリストとしてオーケストラのコンサートに出演できるピアニストはほんの一握りです。
トップレベルのピアニストだけが、コンサートでの出演料やCDの売上で年収1,000万円以上を稼ぐことができます。
それ以外のピアニストは、ほとんどがピアノ講師や楽器販売のアルバイトなどとして生計を立てています。
仲道さんはトップレベルのピアニストですから、1,000万円以上の年収を稼いでいる可能性が高いのです。
昨日は仲道郁代さん x ヤマハホールのベートーヴェン室内楽シリーズ第1回にて、ピアノ三重奏曲第1〜3番全曲(!)を仲道さん、そして岡本誠司さんとの共演で演奏いたしました。
久々にじっくり室内楽に向き合い、多くを学ばせていただきました。
(写真©︎Noriyuki Soga) pic.twitter.com/fQH9PCVdEU— Yuki Ito 伊藤悠貴 (@yukiitocello) August 22, 2022
仲道郁代の住まいは東京か
2023年現在、仲道さんが暮らしている自宅の位置はわかりません。
交通の便が良い東京で暮らしている可能性は高いものの、かつての父親と同じく各地を飛び回る生活を送っています。
そのため東京に自宅を構えつつ、国内外に数か所の拠点を設けているのではないでしょうか。
今後も末永く、世界的に活躍を続けてほしい一流のピアニストですね。
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