九里亜蓮にヤンキーの過去!英語ペラペラの噂。高校は米子ではない&亜細亜大学の成績

九里 亜蓮(くり あれん)さんは重い速球を武器に亜細亜大学から広島カープへ入団し、ローテーションの一角を担う投手に成長しました。

一方、地元では有名なヤンキーだったという意外なエピソードもあるそうなので、今回は九里さんの学生時代を掘り下げていくことにします。

九里亜蓮のプロフィール

本名:九里 亜蓮(くり あれん)

出身地:鳥取県米子市

生年月日:1991年9月1日

身長・体重:187cm / 95kg

投球・打席:右投右打

ポジション:投手

所属球団:広島東洋カープ(2014~)

九里亜蓮は米子でヤンキーをしていた

まずは九里亜蓮さんがバリバリのヤンキーだったという驚きのエピソードを見ていきましょう。

九里さんのヤンキーぶり中々のもので、米子市立・後藤ヶ丘中学校へ入学した当日に3年生に呼び出されてリンチに遭うという手荒い歓迎を受けました。

さすがに多勢に無勢だったことからその時は負けてしまいましたが、次の日に番長へ一対一のタイマンを申し込んで倒すという離れ業を披露しています。


あまりの強さに驚いた先輩たちによって九里さんはグループにスカウトされ、今度は仲間として一緒に漫画さながらのケンカ三昧の日々を送ることになりました。

しかし、一緒に生活をしていた祖母・淳子さんが関係先に頭を下げて回っている様子を見て改心し、家族の勧めもあって再び野球をすることになったそうです。

地元の野球クラブ・米子ビクターズ(米子ボーイズ)に加入し、3年の夏にはエースとして全国出場を決めました。

それを良く思わない不良グループから様々な嫌がらせを受けましたが、母・早登江さんや祖母の努力で3年夏としては異例の転校を実現して大会に出場。

大会の投球が認められて岡山理科大学附属高校への進学が決まり、その後はご存じの通り亜細亜大学を経て広島カープに入団するという道をたどりました。

中学時代にはちょっとした過ちもありましたが、恵まれた体格だけでなく母と祖母のサポートによって立派な球児になることができたと言えるでしょうね。

ちなみに、ヤンキーになった経緯自体は明らかになっていないものの、ハーフで髪が茶色っぽかったことによる偏見も少なからずあったのかもしれません。

九里亜蓮が英語を話せるという噂

この項目では九里亜蓮さんと「英語」についてチェックしていきます。

前述のヤンキー武勇伝からすると想像しにくい話ですが、九里さんはアメリカ人のマーク・アントニオ・シェックさんを父に持つので不思議なことではありません。

また、小学3年生の時に父と一緒にアメリカで生活をしているので、習ったというよりも生活の中で文化・慣習と共に身につけたネイティブタイプと言えるでしょう。

ちなみに、父のマークさんはメジャーリーグのブレーブス傘下3Aで遊撃手としてプレーした経験を持っているそうです。


九里さんの英語力が分かるような動画は見当たりませんでしたが、アメリカ出身のアンダーソン選手と通訳を交えずに会話をしている様子が報告されています。

詳細は分かりませんが写真の様子を見る限りだと英語でやり取りとみるのが自然でしょうね。

今回は肉声をお届けすることはできませんでしたが、もしかするとファンイベントやメディア出演をした際に披露することがあるかもしれません。

伸び悩んだ高校時代と飛躍した亜細亜大学時代

最後に九里亜蓮さんの高校と大学時代の野球生活を見ておきましょう。

九里さんは岡山理科大学附属高校に進学をして野球に励みましたが甲子園出場は叶わず、個人としても際立った成績を残すこともなく3年間を終えました。

中でも3年夏の県予選(対関西戦)で先発しながら2回で降板となったことが強く心に残っていると明かしています。

亜細亜大学へ進学後もなかなか出番が無く身体作りに取り組む日が続きましたが、苦労の甲斐あって145km前後のストレートを安定して出せる投手に成長しました。

4年生の秋季シーズンは7試合で6勝0敗、防御率1.64を記録してチームを33年ぶりの優勝に導き、個人部門でもMVP・最優秀投手賞・ベストナインの3冠を受賞。

続く明治神宮大会でも3試合に登板して7年ぶりの優勝に大きく貢献し、自身の広島カープ入団に花を添えました。

選手としては少し大器晩成の部類に入りますが、腐ることなく「プロ野球選手になりたい」という夢を抱いて頑張り続けたことで才能が開花したと言えるでしょう。

以上のことからも、プロ野球選手やアスリートは周りに夢を与えるだけでなく、自分自身も持ち続けることが大事だと痛感させられました。


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