俳優の河原崎長一郎(かわらさきちょういちろう)さんの息子は高知で居酒屋を営んでいるそうです。
妻・伊藤榮子(いとうえいこ)さんは2023年現在も芸能事務所に所属。
系図を見ていくと、親戚に女優の名前がありました。
さらに、兄弟や父親も芸能関係者という華やかな家系のようですね。
河原崎長一郎のプロフィール
本名：河原崎統一(かわらざきとういち)
生年月日：1939年(昭和14年)1月11日
死亡年月日：2003年(平成15年)9月19日
出身地：東京都武蔵野市
最終学歴：早稲田大学第一文学部中退
河原崎長一郎の息子は高知で居酒屋を経営
穏やかな笑顔が素敵だった、俳優の河原崎長一郎さん。
2003年9月19日 河原崎 長一郎（かわらさき・ちょういちろう）【俳優】
享年64#河原崎長一郎#白い巨塔pic.twitter.com/dyNVqiRJzV— 命日bot (@meinichi_bot1) September 18, 2022
一人息子がいますが、芸能界にはいないようですね。
名前は河原崎真大さんといい、料理人として地方で飲食店を開いていることがわかりました。
四国・高知市のはりやま町で「にこみちゃん」という店をやっているのだとか。
日航ホテルの近くという、高知で立地の良いところのようですよ。
2010年にオープンしたので、開店して13年が経っています。
コロナ禍にあり、経営が難しい時期もあったことでしょう。
しかし、2023年現在も経営できているのは人気店であるからこそ。
カウンター10席とテーブル席1つの店内はいつも満員で、どの料理も絶品なのだそうです。
河原崎長一郎さんの息子さんが料理してるお店に取引先の社長さん常務さんに連れてってもらいました。
3人なので範囲内っす😂
どれも美味しかったー
高知の穴場中の穴場らしいです❤️ pic.twitter.com/bLVVvFOxZG— kunikun_kunikun (@su_su_kuni_n) December 10, 2020
看板メニューはカレーライスともつ煮込みで、ポテトサラダやタタキも必ず頼みたい一品だといいます。
さらに接客も上手いと評判なので、どんどん常連客が増えていきそうですよね。
こんなに安くて良いのかというほどリーズナブルな料金設定なので、毎日席取りが大変。
営業時間は17時30分から23時までで、定休日は月曜日と第1・3日曜日だそうです。
真大さんが料理好きなのは、父親の河原崎さんに似たと言われています。
東京・月島の日本料理店で修行した後、自転車旅行で何気なく訪れた高知を気に入って移住したのだとか。
こんなに人気なのであれば、2号店・3号店を出して欲しいものですね。
河原崎長一郎の妻・伊藤榮子は女優
河原崎長一郎さんの妻は伊藤榮子さんという女優です。
1946年生まれで、2023年には77歳になります。
高齢のためか、2023年現在は若い頃より仕事量をかなり減らしていますが引退はしていません。
伊藤さんは、1963年放送のフジテレビドラマ「姿三四郎」でデビュー。
1965年から放送された読売テレビの大河ドラマ「長流」に主演し、京都市民映画祭主演女優賞を受賞。
結婚して仕事をややセーブしましたが、子育てが落ち着いてまた復帰したようです。
河原崎さんと伊藤さんは、ふんわりと朗らかで落ち着いたイメージの夫婦でした。
好感度が高かったのか、よくテレビのトーク番組に出ていましたね。
1980年代には、日本生命ロングランのCMに夫婦で出演しています。
河原崎さんが2003年に64歳という若さで亡くなり、共演が見られなくなったのが残念でした。
伊藤さんは、2022年にはサントリーのロコモアのCMに出ています。
猫をたくさん飼っており、中国語と韓国語が好きで学び続けているのだとか。
また、花を撮影してポストカードを作成。
そのハガキを友達に送って楽しんでいるそうですよ。
河原崎長一郎の系図や兄弟・父親は芸能関係者でいっぱい
河原崎長一郎さんの系図を見ていくと、芸能一家だということがわかります。
妻はもちろん兄弟や父親だけでなく、いとこも芸能人のようですよ。
いとこに大物女優の名前が
河原崎長一郎さんの実家は、歌舞伎役者「山崎家(やまざきや)」の屋号を持っていたそうです。
親類には、九代目市川團十郎(いちかわだんじゅうろう)さんもいるといいます。
河原崎さんも幼少期は歌舞伎劇団の「前進座」で子役として活動していた時期がありました。
しかし、役者の道ではなく画家になりたいと早稲田大学在学中に意思を固めたのだそう。
父親の河原崎長十郎さんは、良かれと思って息子に厳しい稽古を付けていました。
それが裏目に出てしまったようですね。
なんとしても同じ役者の仕事に就かせたいと思ったようで、親友に頼んで息子を東映の俳優として契約させたようです。
母方のいとこに岩下志麻(いわしたしま)さんがいます。
幼い頃、河原崎さんが優しかったのか、実の兄のように思っていたといいます。
2人は1983年にフジテレビ系列のドラマ「早春スケッチブック」で共演していました。
それも、岩下さんが主役で夫婦役として出ていたのです。
気心が知れた相手との演技は、きっと息がぴったり合っていたことでしょう。
兄弟も俳優だった
河原崎長一郎さんには、弟が2人います。
どちらも俳優になっており、河原崎次郎(かわらざきじろう)さんと河原崎建三(かわらざきけんぞう)さん。
次郎さんは1941年生まれで、俳優座に在籍。
#生きててほしかった俳優 河原崎次郎 pic.twitter.com/u0gMV1aYdI
— bod (@bod91313247) February 1, 2023
舞台だけでなくテレビや映画にも出演し、時代劇の悪役がとても上手でしたね。
2020年7月に享年80歳で亡くなりました。
下の弟の建三さんは、2023年現在も存命中です。
俳優業では舞台ではなく、テレビや映画に出演しています。
時代劇やサスペンスドラマ・刑事ものなど、幅広いジャンルに出演。
「新必殺仕置人」の死神役は、視聴者の記憶に深く残っていますよね。
サスペンスドラマで建三さんの姿が見えると、「この人が犯人かも」と思わずにはいられない作品が数多くあった気がします。
また、アイリスオオヤマの「低温製法米おいしいごはん」のCMにも起用。
メインは吉沢亮(よしざわりょう)さんなのですが、表情だけで演技を完璧にしている建三さんがいることで全体がまとまっています。
父親は歌舞伎役者
河原崎長一郎さんの父親は歌舞伎役者でした。
四代目河原崎長十郎(かわらざきちょうじゅうろう)として、大活躍したそうです。
息子たちには厳しい稽古を課したと言われており、生真面目な性格だったのでしょう。
「役者になるからには、先祖に恥じない演技ができないといけない」という強い思いを持って子育てをしていたのかもしれません。
ちなみに河原崎さんの祖父は河原崎座・座元の八代目河原崎権之助(かわらざきごんのすけ)さん。
叔父は三代目河原崎権三郎(かわらざきごんざぶろう)さんで、親戚に九代目市川團十郎(いちかわだんじゅうろう)がいるそうです。
河原崎さんの家系図は、とても華やかなものだということがわかりました。
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