楠瀬誠志郎(くすのせせいしろう)さんは、1991年11月15日に発売した10枚目のシングル「ほっとけないよ」が70万枚の大ヒットを記録し、一躍有名になったシンガーソングライターです。
当時楠瀬さんは31歳でしたがキャリアは長く、高校在学中からCMソングなどを手掛け、プロの作曲家として活動していました。
2000年ごろに一度歌手活動を休止しましたが、2012年から活動を再開しています。
そんな楠瀬誠志郎さんの2023年現在の活動について、息子や妻など結婚について、若い頃や学生時代についてなど、お伝えします。
楠瀬誠志郎のプロフィール
本名:楠瀬誠志郎
生年月日:1960年(昭和35年)2月9日
出身地:東京都小金井市
所属事務所:有限会社シューツアンドトーン
楠瀬誠志郎は現在何してる?
楠瀬誠志郎さんは2023年現在、シンガーソングライターとして活動しながら、Breavo-paraというボイストレーニングの学校を主宰し、発声表現研究家としてボイストレーニングを行なっています。
まず、楠瀬さんと聞いて思い浮かべるのは、やはり大ヒットした「ほっとけないよ」ですね。
「ほっとけないよ」はドラマ「ADブギ」の主題歌になりましたが、実は楽曲を制作していた時は楠瀬さんが歌う予定ではなく、ドラマの出演者だったダウンタウンの浜田雅功さんが歌う予定で作られていたそうです。
浜田さんのキーに合わせて高い音域で作られていた楽曲ですが、楠瀬さんのハイトーンボイスとの相性も良かったようです。
浜田さんが歌われていたら、かなり違った印象の楽曲に仕上がっていたでしょうね。
その後もドラマ主題歌となった「しあわせはまだかい」などのヒット曲もありましたが、2000年ごろに一度歌手活動を休止し、ライブ活動からも遠ざかっていた時期がありました。
活動休止は、亡き父親の遺志を引き継いでボイストレーナーとして活動するためでした。
ボイストレーナーの父から引き継いだメソッドを教える立場に
楠瀬誠志郎さんの父親は、一途さんという日本におけるボイストレーニングの草分け的存在でした。
楠瀬さんが音楽の道に進んだのも、父親が「長男は自分の後を継ぐ音楽家にしたい」と、幼少期から英才教育を受けさせていたからでした。
楠瀬さんは40歳になったらボイストレーニングの啓蒙活動に本格的に取り組もうと決めていたそうです。
それがちょうど2000年だったのです。
準備に時間をかけ、2006年についに東京の表参道に「こえの学校 Breavo-para」を設立しました。
Breavo-paraの理念は、Breathing(呼吸)、Vocalization(発声法)、Parasympathetic(副交感神経)の3つから響く声のことを「本当の自分の声」と呼び、オリジナルメソッドでその「本当の自分の声」を導き出す、というものだそうです。
ボイストレーニングと聞くと「歌うための声の出し方のレッスン」と思いがちですが、Breavo-paraではもっと幅広く、声を発するということ自体や、自分の声が好きになれない、という人に対してのレッスンをしてくれるようです。
Breavo-paraは入会金20,000円と、月謝20,000円〜のコースがあるようです。
声に悩みがある方は是非、楠瀬誠志郎さんに声の出し方を教わってみてはいかがでしょうか。
シンガーソングライターとしての活動
楠瀬誠志郎さんは、2000年にボイストレーナーとしての道を切り開くために歌手活動を休止していましたが、2012年に再開しています。
2023年現在も精力的に活動されていて、最新リリースは2022年5月20日に「君に出逢えて、ありがとう。」を配信限定シングルとして発表しています。
「君に出逢えて、ありがとう。」の収益は、動物保護、環境保護団体へ寄付されています。
2023年夏からはライブツアーを行う予定で、名古屋、大阪、東京でライブを行う予定です。
2023年現在は63歳になられた楠瀬誠志郎さんですが、若い頃と変わらない美しい歌声を保たれています。
これからも素晴らしい歌声を響かせてほしいですね。
息子は音楽家・楠瀬大地、妻は?
楠瀬誠志郎さんは、特に結婚していることは発表されていません。
ですが、息子さんがいらっしゃるようで、名前は楠瀬大地さんという方です。
楠瀬大地さんは1986年9月5日生まれで、すでにお子さんもいらっしゃるようです。
実は楠瀬誠志郎さんはおじいちゃんになられていたんですね。
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次男もいよいよ。
ランドセル
色はキャメル。
何色が欲しいか聞いたときに
「金で、開けたら銀」
って言われた時はどうしようかと。
あの手この手で説得して、
ここに落ち着きました。あっという間にデカくなったなぁ。#次男 #ランドセル #小学生 pic.twitter.com/wx1tAw6CRJ
— 楠瀬 大地 (@kussu_95) September 28, 2022
大地さんも音楽をされていて、プロフィールにも「音楽家である父・楠瀬誠志郎から幼少より作曲、編曲、奏法、表現技法を学ぶ」と書かれてあり、誠志郎さん直々に音楽を教え込まれたようです。
2023年5月28日に発売された、BLEACHの井上織姫役で知られる声優の松岡由貴さんの30周年記念作品「蒼い光は雪のように」に収録された「星月夜」を、大地さんが作編曲し、コーラスとコーラスアレンジで誠志郎さんが親子共演されています。
由貴ちゃんの30周年記念ドラマCD、朗読メインだと思ってサラッと流してたけどテーマ曲に楠瀬誠志郎の名前があってガタッ!てなった
もしかして音楽担当してる楠瀬大地という方は息子さん?
こんなのほっとけないよ! https://t.co/VBFjxfRuV3— にべ (@nibelba) May 26, 2023
誠志郎さんの妻に関しては全く情報がなく、どんな方なのかは明らかになっていません。
息子の大地さんのプロフィールには「音楽一家に生まれた」と書いてあるので、妻も音楽をされている方かもしれませんね。
結婚に関しては、1986年に大地さんが誕生しているのでそれ以前かと思われますが、誠志郎さんが歌手デビューされたのが1986年ですので、歌手デビュー前には結婚されていたのではないでしょうか。
若い頃、大学は行っていた?
楠瀬誠志郎さんは、大学には進学されていないようです。
高校時代にシュガーベイブの音楽に衝撃を受けたという楠瀬さん。
ドラマーの村上”ポンタ”秀一さんにすぐに弟子入りしたそうです。
杉真理さんのライブでは、コーラスなどをしていました。
そして、高校在学中にCM音楽の作曲家としてデビュー。
すでにプロのキャリアをスタートさせていたのです。
そんな楠瀬さんは、大学に行く必要はないと思われたのではないでしょうか。
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