大貫亜美（おおぬきあみ）さんは、1996年5月13日に吉村由美さんと共にPUFFYとしてシングル「アジアの純真」でデビューした歌手です。
「アジアの純真」は奥田民生さんのサウンドと井上陽水さんの歌詞、PUFFYの2人の脱力した雰囲気が話題になりロングヒットを続け、最終的にはミリオンセラーを記録しました。
2023年現在、PUFFYはデビュー25年を超えても、日本国内にとどまらず、世界中で精力的に活動しています。
そんな大貫亜美さんのPUFFY以前の若い頃について、兄や父親、実は帰国子女である話、実家が町田市にあったことなどについて、お伝えします。
大貫亜美のプロフィール
本名：小橋亜美
生年月日：1973年(昭和48年)9月18日
身長：155cm
出身地：東京都町田市
最終学歴：神田外語学院卒業
所属事務所：ソニー・ミュージックアーティスツ
大貫亜美、若い頃に兄との別れを経験。父親はホテルマン
大貫亜美さんは、東京都町田市に生まれました。
家族構成は両親と兄の4人家族でした。
子供の頃から、母親の影響で刺繍や編み物をしていたそうで、大人になった今でも趣味はご自身曰く「暗いもの全般」と仰っています。
1人で集中して、何か物を作るのがお好きなようですね。
また、漫画が大変お好きなようで、「人生の大事なことは漫画から学んだ」とも仰っています。
漫画好きは仕事にも活かされていて、漫画の帯や巻末にコメントを寄稿したり、吹き替えを行ったりしています。
12歳で兄と死別
大貫亜美さんには、3つ年の離れた城司さんというお兄さんがいらっしゃいました。
ですが1986年、大貫さんが12歳の時、15歳だった城司さんが流行性感冒で亡くなってしまいました。
当時、大貫家は父親の仕事の関係で韓国のソウルで生活していましたが、城司さんが亡くなったことで日本に帰国しました。
PUFFYの大貫亜美って子どものとき韓国に移住したことあったんだ(ﾟﾟ) でも兄が亡くなって日本に帰国したとか。
— ゆー (@o_512_t) February 15, 2011
大貫さんはテレビやステージで非常に明るい笑顔で振る舞い、暗い一面があるとは想像できませんが、過去にはお兄さんの死という悲しい体験を経験されていました。
お兄さんとのことについては、インタビューなどで大貫さんから語られたことはほとんどありません。
父親はホテルオークラのホテルマン
大貫亜美さんの父親は、創業からホテルオークラでホテルマンとして働いておられたそうです。
そのため大貫さんは自身の誕生日の時には、必ずと言っていいほどオークラの誕生日ケーキとスープとパンでお祝いしていたそうです。
もちろん成人式も着物を着て、ホテルオークラで記念の写真を撮ったそうです。
2015年8月31日に、ホテルオークラ東京の本館が老朽化で建て替えのため営業最終日を迎えた際には、母親と一緒にホテルオークラを訪れていました。
父親は職業柄英語が堪能だそうで、幼少期から英語の発音などを父親から学んでいたそうです。
PUFFYは海外でも社会現象になるぐらい人気を博しました。
海外で活動する際に、父親から教えてもらった英語が役に立ったのではないでしょうか。
父親はビートルズなどの洋楽がお好きだったようで、大貫さんもその影響を受けてビートルズを聴いていたそうです。
そんな大ファンのジョン・レノンとオノ・ヨーコさんが日本を訪れた際、ホテルオークラに宿泊し、大貫さんの父親がお2人の接客担当になられたそうです。
その際にジョン・レノンとオノ・ヨーコさんに描いてもらったサインが今でもご自宅にあるそうです。
大貫さんは記者会見でその事を明かし、「すごいでしょ」と自慢しておられました。
実は帰国子女だった
大貫亜美さんは、ホテルマンの父親の仕事の都合で、小学4年生の頃から2年間、韓国のソウルで暮らしておられました。
2023年現在、大貫さんは韓国グルメやK-POPなどが大好きだそうですが、昔住んでいた事も関係しているかもしれませんね。
ソウルに住んでいた頃は、周りに全く日本語が通じないため、日本の漫画などを取り寄せて1人で読みふけっていたそうです。
そんな大貫さんは、2018年4月からNHKの「テレビでハングル講座」に生徒役で出演し、韓国語を学んでいました。
ソウルでの生活がお仕事にも活かされましたね。
大貫さんが小学6年生の時、お兄さんが韓国で流行性感冒で亡くなってしまった事で、日本に帰国することになり、悲しい韓国生活の終わりになりました。
中学からは日本の中学に入学し、横浜の中学に通いました。
実家は町田市
大貫亜美さんの実家は、東京都町田市にありました。
小学校は3年生まで町田市立忠生第七小学校に通っていました。
PUFFYの大貫亜美ちゃんの実家は町田市‼️ 歩いて行ける距離😆
宇宙飛行士の土井さんも町田出身だし有名人、スポーツ選手の多い町ですよ‼️
町田はいい町だ…(汗)— 町田市のたか (@syogunyoshimune) April 29, 2020
父親の仕事の関係で韓国のソウルに引っ越し、中学校で日本に帰国した際には横浜の中学に通っていたため、中学からは横浜に住んでおられたのではないでしょうか。
ですが、町田市でPUFFYのライブが開催された時は、MCなどでは必ず「地元〜！！」と地元アピールをして盛り上がっているそうです。
引っ越して他の場所に移り住みましたが、生まれた場所として町田市には愛着を持っておられるのではないでしょうか。
これからもPUFFYとして、世界中で楽しい音楽を届けてほしいですね。
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