THE BLUE HEARTSのボーカルだったことで知られる甲本ヒロト(こうもとひろと)さん。
稀有なカリスマ性の持ち主であることから、日本を代表するロックスターとして名前を挙げられることも多いです。
今回は、甲本ヒロトさんと弟・甲本雅裕さんとの関係性や、兄弟なのに似てないと言われる理由をお伝えします。
甲本ヒロトのプロフィール
本名：甲本浩人
生年月日：1963年(昭和38年)3月17日
身長：174cm
出身地：岡山県岡山市
最終学歴：法政大学経済学部中退
所属事務所：(有)HAPPYSONG
甲本ヒロトの弟・甲本雅裕は俳優として活躍中
THE BLUE HEARTSやTHE HIGH LOWSなどを経て、2023年はザ・クロマニヨンズのボーカリストとして活躍する甲本ヒロトさん。
個性的な歌唱方法と破天荒な立ち振る舞い、力強い歌声で多くの支持を集めています。
そんな甲本ヒロトさんには、甲本雅裕さんという弟がいます。
職業は俳優で、年齢は3つ違いです。
甲本雅裕さんが役者を志したのは社会人として働き始めて間もない頃。
学生時代は剣道に打ち込んでおり、映画は趣味として見ている程度でした。
しかし、大阪の婦人服メーカーで働き始めた頃から考え方が変わり、本格的に役者を目指すようになったそうです。
退職して上京を決意した甲本雅裕さん。
上京して間もない頃は兄の甲本ヒロトさんのもとでしばらく居候していたそうです。
一人暮らしを始めたのは中華料理屋でのバイトが決まった後のこと。
そしてこのバイト先で俳優の梶原善さんと出会います。
ある日東京サンシャインボーイズの稽古場への荷物運びをお願いされた甲本雅裕さん。
この時に、あの三谷幸喜さんと出会います。
自分も役者の道を歩みたいと伝えた甲本雅裕さん。
すると翌月の芝居に出演して欲しいとお願いされたそうです。
この時正式に東京サンシャインボーイズに入団します。
しかし、役者になりたいとずっと思っていたものの、何の経験もない素人がいきなり舞台に立ってよいものかと躊躇したそうです。
戸惑う甲本雅裕さんに対して、三谷幸喜さんは「誰でも最初は素人。やりたい気持ちの方が大切」と伝えました。
この言葉を聞いて舞台に立つことを決意、1989年に上演された「天国から北へ3キロ」にて正式に役者デビューを果たします。
その後1994年に東京サンシャインボーイズが充電期間に入るまで、ほぼすべての作品に出演。
主宰の三谷幸喜さんからも役者としての実力を高く評価されていたそうです。
劇団が充電中の間はテレビドラマへの出演を中心に活躍。
フジテレビの大人気刑事ドラマ「踊る大捜査線」にもレギュラー出演を果たしました。
2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」にも出演、夏目広次役を演じています。
役者になると決めてから行動に移すまでが非常に早かった甲本雅裕さん。
役者になった経緯も運命的なものがありますね。
甲本ヒロトさんが東京いなかったら、上京後に中華料理屋でバイトしていなかったら、役者としての甲本雅裕さんは存在しなかったかもしれませんね。
甲本ヒロトと弟・甲本雅裕の顔は似てない
甲本ヒロトさんと甲本正弘さんは、兄弟ながら顔は似てないと言われています。
2人が兄弟だとは、言われなければ気付かなかったという人がほとんどです。
甲本ヒロトさんは、顔立ちからパンクロッカーならではの破天荒さを感じます。
ヒロトー！！！誕生日おめでとう🎂🎉🎊
これからもずっとかっこいいまま歌い続けて！！体調にも気をつけて！🤥
ヒロトになりたいってゆーおれの夢も全部ヒロトのおかげや笑
とりあえずおめでとぉぅーーー！！🤗🤗
#甲本ヒロト#ブルーハーツ#ハイロウズ#クロマニヨンズ#甲本ヒロト誕生祭 pic.twitter.com/45T4ojOUMt— H€ART (@heart_cobain) March 16, 2017
目つきが特に印象的ですね。
対する甲本雅裕さんは、非常に優しそうな顔立ちをしています。
表情の作り方なども、兄とまったく異なるのが印象的です。
兄弟といえば顔は似ているものと思いがち。
これほど両者の雰囲気が違うと、兄弟と聞いて驚く人が多いのも無理はありませんね。
甲本ヒロトさんはパンクロッカー、対する甲本雅裕さんは役者とまったく違う職業です。
経験や心構えによって顔立ちは変化するもの。
2人の顔があまり似てないのは、就いている職業が違うからという可能性もありますね。
甲本ヒロトと弟・甲本雅裕の兄弟関係は良好
顔立ちも職業もまったく異なる甲本ヒロトさんと甲本雅裕さん。
しかし、兄弟仲は良好のようです。
弟の甲本雅裕さんいわく、甲本ヒロトさんはステージ上の姿からは想像できないほど大人しい子供だったそうです。
本人もラジオなどで、子供の頃は本当に大人しく暗い少年だったと語ることがあります。
ライブで見せるエネルギッシュなパフォーマンスから、少年時代はわんぱくそうに思えますが意外ですよね。
幼い頃は部屋が一緒だったので、顔を見るのも嫌なことがあったと語っています。
家ではずっと部屋が一緒だったので、一緒にいるのがすごく嫌だったときがあるんですけども（笑）
どれだけ仲が良い相手でも、四六時中顔を合わせるのは辛いですよね。
子供とはいえ一人の時間が欲しいものです。
顔を見るのも嫌だったというのは、嫌いというよりは一人になれない苛立ちだったのでしょう。
若干窮屈に感じながらも、裏山で一緒に遊んだりはしていたそうです。
また、毎年正月になると甲本ヒロトさんの家に家族が集まっているとのこと。
毎年正月は父、母ら家族でヒロトの家に集まり、時間をともにするという。
近々大食い企画に出演すると兄に伝えた甲本雅裕さん。
すると甲本ヒロトさんは弟に対して「録画するから頑張れ」と伝えたそうです。
プライベートは大人しく、あまり多くを語らない兄からのこの言葉は甲本雅裕さんにはとても嬉しいものだったことでしょう。
このような会話があるのも、兄弟関係が良好な証だと言えます。
しかし、これらのエピソードはすべて甲本雅裕さんの口から出てきたもの。
甲本ヒロトさんが弟のことについて語ることはあまり多くないようです。
上京してきた際は同居していたというほど弟思いなのは確かですが、それでも多くを語らないのは照れがあるのかもしれませんね。
ミュージシャンと俳優というまったく違う職業で活躍する2人。
いつか甲本ヒロトさんの音楽をバックに演技をする甲本雅裕さんの姿を見てみたいものですね。
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