侍ジャパンにも選出されたことのあるプロ野球選手、柳田悠岐(やなぎたゆうき)さん。
2015年には、球団初となるトリプルスリーの達成とともに首位打者も獲得された強打者です。
柳田さんの魅力はプレーだけにとどまらず、つかみどころがない天然キャラにも注目が集まっています。
しかし、天然キャラは作られたものではないかという噂もあり、本当の性格が気になりますよね。
そこで今回は、関係者が知る柳田さんの隠された性格や、天然キャラによる面白いエピソードや、名言についてお伝えしていきます。
柳田悠岐のプロフィール
愛称:ギータ
本名:柳田悠岐
生年月日:1988年(昭和63年)10月9日
身長:188cm
出身地:広島県広島市安佐南区
最終学歴:広島経済大学卒業
在籍球団:福岡ソフトバンクホークス
柳田悠岐、性格は意外とまじめ
柳田さんというと、野球での豪快なプレーと、トークでのとぼけたつかみどころのない発言が話題になりがちですよね。
元チームメイトの熱男こと松田宣浩さんからは、「こいつアホやで」と言われるほどでした。
松田さんは仲の良い先輩で、オフの柳田さんのことも知っているため、さらにハチャメチャな部分までご存じなのかもしれません。
しかし、柳田さんの天然キャラは計算で作られたもので、本当の性格は違うと発言する関係者もいるようです。
柳田さんのまじめでしっかりとした性格については、ソフトバンクホークスでコーチを務めたこともある斉藤和巳さんが話されていました。
実は繊細な部分を持っているそうで、周りのスタッフにも気をつかえるタイプらしいです。
選手会納会のときに、自分で商品券を準備して、スタッフさんの部屋を1つずつ回って配るそうです。
しっかりと自分の言葉で感謝を伝え、手と足を使って労をねぎらう姿に、斉藤さんも感心したといいます。
また、ソフトバンクで監督を務められた藤本博史さんも柳田さんの意外な姿を語られていました。
弱音はいつも吐いてました。打てない時の柳田の口癖は自分のことを「もうゴミじゃ」って言うことだった。広島弁でね。その時に僕は「とりあえずやろうや」って声をかけるしか言えなかった。野球をするのは柳田本人だからね。「ゴミじゃあ、ゴミじゃあ」言うても、しょんぼりとするんじゃなしに、きちんと練習はしていた。
明るく前向きで、ガンガンフルスイングしていく柳田さんのイメージとはかけ離れたエピソードですよね。
自分を追い込んでも、さらに練習に励むところは柳田さんの強さでしょう。
さらに、小学生のころの柳田さんを指導されていた佐藤賢治さんによると、素直でまじめに練習に取り組むタイプだったということです。
小学5年生の柳田さんに左打者への転向を打診したときの話でした。
わかりました、やってみます。という感じで、特に嫌がる様子もありませんでした。もともと素直な子で練習も人一倍まじめに取り組むタイプでしたし、我々としても難しそうならすぐに右打者に戻せばいいと。
初めて左で打ったとき、いきなりバットでしっかりとボールをとらえたそうです。
指導者からの提案をすんなりと聞き入れる素直さもですが、すぐにできてしまった野球センスや運動神経の良さにもビックリします。
また、当時は頑固でゆずらない性格でもあったと佐藤さんは話されていました。
いまでも、まっすぐで一本気なところは感じますよね。
そして、野球に対する熱さは、熱男である松田さんにも負けてはいません。
他球団に移籍した松田さんの姿から刺激を受けています。
本当にカッコいいです。と同時に、負けてらんないなという気持ち。僕もまだまだ頑張らないといけないと思わせてもらえる存在です
天然な発言が大きく報道されがちな柳田さんですが、野球にまじめに向き合う姿勢を関係者やファンは見逃していませんよね。
ただし、あまり細かいことまでは気にしないようで、こちらのエピソードも忘れられません。
ボールのマークを気にする人としない人。
本日のヒーロー2人の性格の違い!? #sbhawks pic.twitter.com/37jQO8cRkC— 福岡ソフトバンクホークス(公式) (@HAWKS_official) May 29, 2015
右のボールのマーク上にも書かれているサインが、柳田さんのものです。
天然キャラ柳田悠岐の面白いエピソード5選
ファンからは宇宙人とまで言われてしまう柳田さんの天然で面白いエピソードはYouTube動画などでも取り上げられています。
柳田さんの天然エピソードは、挙げればきりのないので、今回は5つに絞って紹介します。
エピソード1 入団会見
入団会見のとき、決まった背番号44に対して印象を聞かれた柳田さんは、「獅子舞ですかね?」とおとぼけ発言。
これで、柳田さんの天然が初めて公になりました。
その後もプロでの意気込みを「3割30本30盗塁」と答えるつもりだった柳田さん。
前の山下選手が「盗塁王になりたいです」と答えたのにつられたのか「僕は30盗塁でいいです」と適当発言をされました。
エピソード2 ヤバいプロテイン
体づくりにも余念のない柳田さんは、プロテインを愛飲されています。
そのプロテインに対し「市販のプロテインですよね?」と聞いてきた記者に対し、「いや、ヤバいやつです」と答えました。
効果抜群という意味で言われたのかもしれませんが、メーカーに怒られますよ。
エピソード3 引退したら免許が取れる発言
高校最後の夏を迎えた高校球児に応援のメッセージを頼まれた柳田さん。
「負けたら引退して免許取れます」と引退後のアドバイスをされました。
柳田さん自身も引退後すぐに免許を取得されたそうです。
エピソード4 日米野球で得たのはソトのバット
日米野球に出場されたときのインタビューで、「得たものは?」と聞かれた柳田さんは「ファン・ソトのバット」と答えられました。
インタビュアーは、精神的な面や技術的な面を聞きたかったのだろうと想像できますが、まさかの物理的な物にビックリでした。
エピソード5 意味が違う
守備練習中、コーチから「腰が高―い」と指摘された柳田さんは「足が長―い」と返事。
そういう意味じゃないとコーチの目が丸くなったのが目に浮かびます。
柳田さんの天然エピソードには、他の人が理解できないマイペースな部分からくるものと、知識不足や勘違い、意味の取り違えからくるものが多いようです。
周りを楽しませたいという想いもあるのかもしれません。
名言「お前は悪くない」の背景
天然発言で有名な柳田さんですが、名言も残されています。
野球に対する熱い情熱を感じる名言から、人生訓のような名言までありますが、一番有名な名言を紹介します。
それが「お前は悪くない。千賀が悪い」です。
2020年8月11日の試合後に行われたヒーローインタビューで公表されました。
その日、柳田さんは5打数3安打、2本塁打5打点と大活躍でした。
しかし、チームは、5回表に一挙6失点して一時はリードされる展開。
その6失点の要因のひとつともいわれるのが、川瀬晃内野手の2失策でした。
川瀬さんに「また明日から気持ちよく野球をやってもらいたい」からと出た言葉だったそうです。
そして、その日登板していた同期の千賀さんに、チームのエースとして頑張ってほしい気持ちを込めた活を入れたかったようです。
チーム全体のことが見えた発言です。
この発言には、言われた川瀬さんだけでなく多くのファンがキュンとさせられました。
名言だけでなく迷言もありますが、柳田さんは、言葉にも力のある選手ですよね。
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