人気番組の司会者として知られる関口宏さんの妻で、元歌手の西田佐知子(にしださちこ)さん。
一部で韓国人説なども囁かれているようですが、はたしてその理由とは何なのでしょうか。
そこで今回は、佐知子さんの生い立ちや噂の信憑性などについて調査しました。
西田佐知子のプロフィール
愛称:さっちん
本名:関口佐智子(せきぐちさちこ)
生年月日:1939年(昭和14年)1月9日
出身地:大阪府大阪市城東区
最終学歴:帝国女子高等学校(1955年・中途退学)
西田佐知子、生い立ちエピソードは公表せず
西田佐知子さんの生い立ちについてですが、インターネット上には殆ど情報が残されていないようです。
佐知子さんは1939年1月に大阪府大阪市に生まれたということですが、2024年現在、それ以外に彼女のデビュー前や幼少期についてのはっきりとした情報はないのです。
佐知子さんについて調べてみても、出てくるのは大抵「昭和14年に大阪に生まれる。その後上京し、昭和31年に歌手デビュー……」といった具合で、デビュー前の情報は残されていませんでした。
昭和という時代の元スター歌手なのですから伝記やインタビュー記事の一つや二つは公開されていても良さそうなものですが、残念ながら、今となってはそういったものも見当たりません。
そう、佐知子さんは紛れもなく昭和の人なのです。
2024年で85歳になった彼女には、オフィシャルサイトも無ければブログやSNSも存在しません。
彼女自身からファンに共有されている情報はないのです。
7月で81歳を迎える夫の関口宏さんもブログやSNSをやっていないようなので、そこから佐知子さんについてのエピソードを知ることも不可能です。
ましてや、佐知子さんは体調を崩して療養・介護生活を送っているとのことなので、とても昔語りをする気分にはなれないでしょう。
佐知子さんの体調不安説については2017年春ごろから報道されてきましたが、芸能人の生い立ちや苦労話といえば定番のトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日)で、宏さん自身が事実だと認めています。
2021年2月の放送で「女房が体調壊しちゃったんでね」と語り、5億円ともいわれた自宅豪邸から介護サービス完備の高級マンションに移り住んだことを明かしました。
夫婦二人とも、自動車運転免許の返納も済ませたそうですよ。
このように、佐知子さんの生い立ちについての情報は語り継がれていないのが現状のようです。
筆者の調査が甘い可能性もありますので、念のため細かく指示を出した上でAI検索にかけてみました。
返ってきた答えは、AI「申し訳ありません。西田佐知子さんの子供の頃やデビュー前のエピソードについては具体的な情報はありませんが、彼女の音楽活動や人生には多くの興味深いエピソードがあることでしょう。」といった調子です。
太平洋戦争が始まるよりも3年近く前に生まれた佐知子さんは、幼い時期を戦時中に過ごしました。
その後、戦後という混乱の時代のなかで成長していったのです。
こうした衝撃的な体験は、語り継ぐ人とそうでない人のどちらが正解という訳ではありません。
多くを語っていない佐知子さんの意志を尊重するほかにありませんね。
韓国国籍はデマ!本名は日本名
西田佐知子さんについて、一部インターネット上では国籍が韓国だとか在日朝鮮人だとする噂が出回っているようです。
とはいえ、何一つ根拠がないものばかりですので、まったくのデマだといえるでしょう。
そもそも、こうした噂が出回った原因は夫である関口宏さんが「反日」で「韓国寄り」だとされているからのようです。
そう、「されている」という言葉の通り、これについても大した根拠はありませんが、一応、記載します。
関口宏さんといえば、毎週日曜放送の『サンデーモーニング』(TBS)の司会を長年務めてきましたが、そこでの態度が「韓国側に寄り添っている」とされているのです。
東京2020・夏季オリンピックの開催が決まった日である2013年9月8日の放送にて、「(東京五輪よりも)韓国人慰安婦への賠償が先でしょう」と発言したとされています。
また、2014年4月16日には韓国の旅客船セウォル号の沈没事故が起きましたが、その後の27日の放送で「代わりに日本人が死ねばよかったのに」と発言したとされています。
2016年5月27日、当時のアメリカ大統領であるバラク・オバマ氏が原子爆弾による被爆地・広島を訪問しました。
その2日後、29日の放送でもこのニュースがとりあげられましたが、関口さんのコメントは「そうですか」とひと言だけだったとされています。
こうした発言の理由について、妻の佐知子さんが韓国人だからという憶測が一部で流れたのです。
関口さん本人が韓国人だとする憶測まであります。
とはいえ、憶測ですから根拠はありません。
関口さんがサンデーモーニングで度々物議をかもす発言をしてきたのは事実ですが、「代わりに日本人が死ねばよかった」なんて発言はしていないようです。
その部分の映像・音声を切り取ったものが拡散されていそうなものですが、どこにも出回っていません。
そもそも、これが事実ならば史上最大規模の放送事故ですし、その時点で間違いなく降板しています。
他局のニュースでも大きく報じられていてしかるべきですが、そういった事実はありません。
佐知子さんの生まれた時の本名は、漢字が一文字違うだけの「西田佐智子」ということで日本名ですし、こうした韓国人説ではお決まりの「韓国名はコレ!」といった情報もないですね。
韓国人に対する差別的な感情を多分に含んだ一部の人物による、無責任かつ無意味で愚かな憶測が拡散されただけにすぎないと思われます。
なんといっても、証拠がありませんからね。
若い頃は本当に美人だった!
今でこそ年老いて介護が必要な生活を送っていると伝えられている佐知子さんですが、若い頃はとても美人だったといいます。
さすが昭和の人気歌手だっただけあって、ファンによる動画投稿も多いです。
『アカシアの雨がやむとき』や『コーヒー・ルンバ』がヒットした頃は20代前半でしたが、当時の映像や写真と思しき投稿も沢山ありますね。
こうした動画には、当時を懐かしむ多くのファンからのコメントが寄せられています。
髪型や映像の雰囲気のせいもあってか、ボンドガールとして銀幕に映し出されても違和感なさそうな西田さん。
やはりとても美人だったようですね。
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