ちあきなおみの学歴は中卒?若い頃から芸能活動&父親に悩まされた生い立ち

ちあきなおみさんは、代表曲「喝采」で一躍有名になった歌手ですが、学歴は中卒だそうです。

一癖も二癖もある父親に悩まされた壮絶な生い立ちをされていたそうです。

そんなちあきなおみさんの学歴や、生い立ちについて、調べてみました。

ちあきなおみのプロフィール

本名:瀬川三恵子

生年月日:1947年(昭和22年)9月17日

出身地:東京都

最終学歴:新宿区立大久保中学校卒業

ちあきなおみの学歴は中卒?

ちあきなおみさんの最終学歴は、中学校卒業と言われています。

公式なプロフィールなどには書かれていませんが、卒業された中学校は新宿区立大久保中学校(現在の新宿区立新宿中学校)だと言われています。

大久保中学校を卒業するまでには、いろいろな中学校を点々とするなど、紆余曲折があったそうです。


まず、小学校は東京都板橋区の小学校に通っていたと言われています。

ちあきさんはその頃から芸能活動をはじめており、学校と芸能活動を両立させていましたが、小学校2年生の時に家庭の事情により神奈川県に引っ越しました。

引越し先では芸能活動からは一旦距離を置き、藤沢市立辻堂小学校に通いました。

小学校卒業後は藤沢市立湘洋中学校へ進学しました。

その後中学2年生で大田区立大森第三中学校へ転校しましたが、両親の離婚が原因で3年生の時に新宿区立大久保中学校へと再転校をしています。

毎年のように転校をしなければいけなかったのは、すべて家庭の事情と言われています。

思春期で友達も作りたかったでしょうが、それは叶わなかったようです。

また、中学の頃からは芸能活動も再開していたそうなので、余計に友達と遊ぶ時間はなかったでしょう。

残念ながら、明るい幼少期だったとは言えなかったようです。

若い頃から芸能活動

ちあきなおみさんは4歳の頃からタップダンスを習っていたそうですが、それは芸事が好きな母親の影響だったそうです。

ちあきさんは三姉妹の末っ子だそうですが、姉2人は芸事をしていたかどうかは明らかになっていません。

芸事に向いていたちあきさんは、4歳のころには米軍キャンプなどを回ってジャズを歌うことをすでに仕事としていました。

5歳の時、当時は芸能人の夢とも言われた日本劇場のステージも踏んでいます。

当時は「五条エミ」「メリー児玉」「南条美恵子」といった芸名をいくつも持っており、一家の大黒柱として家計を支えていました。


他の子供達は高校に行っているような時期を、ずっと家族を養うために仕事をしていました。

歌が大好きだったちあきさんはそんな生活は苦痛ではなかったそうですが、学生生活を謳歌したいという思いもきっとお持ちだったのではないでしょうか。

19歳の時に歌手になるために日本コロムビアのオーディションを受け、「保留」とされました。

その後、1年4ヶ月の間、作曲家の鈴木淳さんについてレッスンを受けました。

また、橋幸夫さんやこまどり姉妹などのコンサートの前座歌手として全国を回ったりしていました。

念願のレコードデビューは21歳で、楽曲は1969年6月10日にリリースされた「雨に濡れた慕情」でした。

21歳にしてはかなり大人っぽい楽曲ですが、堂々と歌い上げておられました。

ちなみに当時のキャッチコピーは「苗字がなくて名前がふたつ」「魅惑のハスキーボイン」という、楽曲のイメージとはあまり合っていないようなものでした。

若い頃にはスタイルの良さを活かし、お色気アイドル的な活動もしており、「コント55号の裏番組をぶっとばせ!」や、当時大人気だった「元祖どっきりカメラ」といったバラエティ番組で体を張った企画などにも挑戦していました。

そして、1972年に代表曲となる「喝采」をリリースし、ちあきなおみさんのイメージは歌手としてのイメージを決定的にしました。

当時ちあきさんは、まだ25歳でした。

父親に悩まされた壮絶な生い立ち

ちあきなおみさんの父親は、ちあきさんが幼い頃から定職につかず、窃盗などを繰り返していたそうです。

中学2年生の時に両親は離婚し、周囲には「父親は13歳の時に死んだ」と話していたそうです。

ですが、父親は前科10犯を超えるような人で、しょっちゅう刑務所に入っていたそうです。

そして、出所するとどうにかちあきさんの居場所を探し当て、金の無心をしていたそうです。

娘が大ヒット曲を飛ばした歌手となり、父親は「しめたもの」と思っていたでしょう。

ですが、そんな父親をちあきさんの目に入る前に追い返していたのが、夫で俳優の郷鍈治さんだったそうです。

そんな夫の郷さんは、1992年9月11日に55際という若さで亡くなってしまいました。

そして郷さんの死が、ちあきさんの歌手活動引退の原因になりました。

父親から守ってくれていた郷さんがいなくなり、父親のスキャンダルが公になってしまうのではないか、周りの迷惑になってしまうのではないか、という思いもあったのではないか、と言われています。

もちろん、郷さんが亡くなってショックだったことも大きいのでしょう。

つまり、ちあきさんの歌手引退の原因は、父親だったともいえるようです。


幼い頃から悩まされていた父親に、歌手活動まで奪われ、ちあきさんの父親への恨みは計り知れないでしょう。

2024年現在ちあきさんがどうされているのかは不明ですが、父親に怯えることのない生活をされていることを祈るばかりです。

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